黒海沿岸の潟 [ルーマニア・ドブロジャ地方・観光編]
昨日ご紹介した人たちがやってきた方へ行ってみると・・・
水辺の植物がいっぱいあって・・・
そして、海が!
あの人達は、海から何かとってきたのかしら。でも、船はないし、いったい何を??それはナゾのまま。
わーい、黒海だ~♪
と言っても、正確にはここは黒海ではなく沿岸の潟。北海道のサロマ湖みたいな湖で、海とつながっている塩湖。名前はLacul Sinoie(シノワエ湖と読むのかしら?)というらしい。
ところで潟はドイツ語でHaff(ハフ)というのだとか。めぎはドイツ語を習い始めて今年で14年目、ドイツ語を専門としてから13年目、24時間ドイツ語の生活になってからまもなく8年目に入るのだが、未だ知らない単語がたくさんあって、毎日なにかしら新しい単語を聞く。こうして休暇中も常にお勉強。きっと一生ドイツ語の修行が続くんだろうな。
それはさておき、潟と言えどもほとんど黒海のようなものよね~と手を触れて喜んだめぎ。ずっとずっと昔、黒海という言葉を初めて聞いた頃、まさか自分がいつか黒海へ来るとは想像だにできなかった。人生とは全く分からない。
黒海の水中の赤い石は、古代ローマの遺跡に使われた煉瓦の破片だろう。きゃあ♡ロマンだわ~とお土産にいくつか拾ったのだが、残念ながらレンタカーの床に置いたまま忘れてきてしまった・・・あああああ。
またいつか、ここへ来たいなあ、と思いつつ・・・
こんな道をコウノトリさんの方へ戻ると・・・
こんなお方もおられました♪
遺跡の入り口近くには、白い藤のような花が。
これから遺跡見学に行こうとしていたこのグループは、彼らの話していたドイツ語方言から、スイス人御一行様と判明。いってらっしゃいませ~
駐車場には小さなカフェがあって、見学旅行中らしい子ども達も。
入り口は暑いので開け放たれ、蚊よけのすだれが。
中から見るとなかなか風流。
アジア的な雰囲気ですねえ。
ここで、コーヒーの他にコーラ、ポテトチップス、ひまわりの種などをお昼代わりに。
そして、めぎたちは二日目の宿を探してさらに南下、黒海沿岸へ向かった。
宿探し [ルーマニア・ドブロジャ地方・観光編]
現在、ドナウ・デルタ地帯から南下して、宿探し中。まずはママイアというリゾート地を通過。
↑この地図を見ると、ママイアというリゾートビーチが潟湖と外海とを隔てる砂州であることが分かる。砂州はドイツ語でNehrung(ネールンク)というのだとか。
砂州をまっすぐ突っ切るこの大きな幹線道路に沿って大型ホテルが建ち並び、その向こうにビーチがあるはず。
こんなゴンドラが町の南から町の中心部へ。
そしてこんな人たちが歩いていた。
さっきまでの貧しい村の風景とのなんという違いかしら。
そこからほんの5キロ南下すると、ドブロジャ地方最大の町、コンスタンツァ。
↑前の車はダチア。こんな新しいのもあるのね。ルーマニア車、ダチアについてはこちらをどうぞ。
コンスタンツァは以前にご紹介したので、詳しくはこちらをどうぞ。港町として今もバリバリに現役機能しているが、非常に寂れた印象だった。
ここからはもう、イスタンブールが近いのですねえ。
さて、めぎたちは居心地の良い小さなホテルを探してさらに南下。エフォリエ・スードというところで探したのだが・・・
たいていのホテルが6月中旬のオープンだとか。5月はまだシーズン・オフでお休み中または改装中だった。
こぢんまりとした雰囲気が気に入ったのに、がっかり~
で、これ以上南下すると次の日のブカレスト発の飛行機の時間が気になるめぎたちは南下を断念、ちょっと北へ戻って、エフォリエ・ノルドというリゾートへ。そこは上記のママイアに次ぐ大きなリゾートということであまり気乗りがしなかったのだけど、ドライブも疲れたし、おなかすいたし・・・
ということで、エフォリエ・ノルドに入って最初に見つけたこのホテルへ直行。運良く英語が話せる人が一人だけいた。やった~ようやく話が通じるわ。
一泊一室45ユーロ。
バスタブ付き♪
窓からはビーチが見えるし、さくっと決定。
いよいよ念願の黒海へ♪
黒海のリゾート [ルーマニア・ドブロジャ地方・観光編]
ここは、黒海のリゾート、エフォリエ・ノルドの海岸。
あかちゃんのむちむちしたおしりはホントに可愛い♪
海水浴を楽しんでいた姉妹。
こういうところで休暇を過ごしているのは、ブカレスト市民が多いのだとか。ルーマニアの人々の暮らしには相当な格差がありそう。
おなかの空いていためぎたちは、ちょっとだけ海で遊んで、すぐに夕飯へ。なにしろお昼はコーラとポテトチップスとひまわりの種だけだったから。ホテル前の簡単なセルフサービスの店で、まずは乾杯♪
揚げたてで美味しい♪
これは二人分。
ルーマニアの食事の味付けはなかなかに優しく、美味しかった。
食べたのはここの一階。
さて、夕暮れの海を見に行きましょ。
ずっと向こうに見えるのはコンスタンツァの港。
暗くなったら野良さんがやってきた。
一日曇り空だったが、ここで綺麗な夕焼けを見ることができて満足。
そろそろ明日に備えて休みましょ。
♪ おまけ ♪
これはルーマニアの通貨、レイ。
50レイは12ユーロくらい。日本円では1600円くらい。これがいつかはユーロに統一されるのだろう。