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2020年春~シュペー家の庭園 ブログトップ
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3回目のここ [2020年春~シュペー家の庭園]

今日から3回目の貴族の私有地の庭園の散策のお話を。すっかりシリーズ化しそうなので、カテゴリーも作成。
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広大なこの公園に通い出したのはこの日の2週間前のこと。1回目は地図の右下の小さな池の周りを一周しただけ、2回目はその小さな池のところから川に沿ってちょっと北上し、細長い池のような運河のようなところまで。つまり、まだこの広大な庭園の10分の1も見ていない。この地図はこの公園のHPから。
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3回目の今回は、地図の左にある赤い字のところにある入口から入った。この公園の正式な入口は実はそこで、今まで2回使った入口はコロナ危機の期間限定でぜひどうぞと特別に開けていたところ…「いた」と過去形で書いたのは、5月中旬からその特別な入口が封鎖されてしまったから。予想を超えてたくさんの人が押し寄せて、近くの住宅街に車を止めて付近の住民に迷惑が掛かっているので、やむなく閉鎖したとのこと。正規の駐車場は赤い字のところにあるのだ。

この日は5月初めでまだ閉鎖される前の訪問なのだが、めぎたちはたまたま正規の駐車場のところの門から入ったのだった。すでに2回も特別な門から入ったので、こっち側から入ってみようと。そこは鬱蒼とした森が広がっていた。
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毎回のことだが、朝8時の開門とともに一番乗りで誰もいない庭園に入場(仕事でもないのに朝6時半には起きて7時半に家を出て車で20分ほど走ってここへ。駐車場も誰もいなくて門に一番近いところにほぼ横付け。でも何よりも素晴らしいのは、この54ヘクタールの庭園に誰もいなくて、めぎたちの二人占めになること♪)。差し込む光が眩しい。
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木材があちこちに積まれていた。
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掲示には、生死にかかわるからこの上によじ登るな、親は子供を捕まえているように、と書かれている。木材に直接書かれた蛍光ピンクの文字、なんだろう。シュッツさん予約の木材なのかなあ。しかしAutoって、この場合どういう意味なのかなあ。BRもなんだかわからないなあ。
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ここはParkという名がついているので公園とか庭園とか訳しているが、ここの持ち主はこのParkで林業を営んでいるので、この庭園の木々も木材として出荷されるのだろう。

木々の影も素敵だった。
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そしてそこに、例のRhododendren(シャクナゲとツツジとアザレアの総称)が。
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わ~綺麗~~~!ここは、上の地図でZum Paradies(パラダイスへ)という表示がなされている辺り…まさにパラダイスのような美しさだったのだが、この写真ではその綺麗さも驚きも伝わらない…がっくり…
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この日は5月の初め頃。ちょうど見頃だった。
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向こうに魅惑的な世界が開けていそう…行ってみましょ。
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この日の話、かなり長くつづく。
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楽園みたいなところ [2020年春~シュペー家の庭園]

現在、貴族の私有地の庭園を散策中。
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わ~
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わ~わ~
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わ~わ~わ~
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ここは地図の左の赤い文字の入り口のところからまっすぐ進んで2つ目の角まで来たところ。この地図はこの公園のHPから。
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まさにパラダイスのようなところだった。そのパラダイス加減がめぎの写真では伝わらなくて残念なのだが。花の美しさも素晴らしいのだが、この株が山のように大きいのだ。大きいと聞いて想像する次元を超えた大きさに圧倒された。ここに写っている白いのは、この100倍ぐらいかなあ…300倍ぐらいかなあ…そのぐらいの大きさ。
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Rhododendren(シャクナゲとツツジとアザレアの総称)ばかりではなく、緑も美しい。
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父なる国を神が守ってくれますように…(ドイツ語で母国は「父なる国」という。日本語とまるっきり違うイメージね。)1990年ドイツ統一の日のモニュメント。
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めぎたちはここで右に曲がったように記憶している。しばらく歩くとこんなのもあった。
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いろんな種類のRhododendrenが植えられているので、もう終わり近そうなのも。
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なんて素敵な散歩道…
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美しさに酔い痴れる [2020年春~シュペー家の庭園]

昨日の父なる国の話に反応がいっぱいあったので、ちょっとご紹介。ちなみにVaterland(父なる国、祖国)はラテン語のPatriaを訳したもので、11世紀からある言葉。英語にもfatherlandがあり、そちらはもともとの祖先の国という意味で使うようだ。

その他ドイツ語で「父」(Vater, ファーターと読む)を使う言葉
Vaterhaus 生家、生まれ育った家
Vaterlandsliebe 祖国愛、愛国心
Vaterstadt 生まれ故郷の町

ドイツ語で「母」(Mutter, ムッターと読む)を使う言葉
Mutterhaus 親会社、本社、本店(ちなみに子会社はTochterfirmaで「娘」という言葉を使う)
Mutterland 原産地、(植民地に対する)本国
Muttersprache 母語
Muttersprachler ネイティブスピーカー

日本語とマッチするのは「母語」だけだわね~

それから「海」には3つ単語があって…
・Seeは女性名詞(陸に対しての海という意味、男性名詞のSeeは湖という意味)
・Meerは中性名詞(大陸を分け隔てている海洋という意味、普通は地中海とか黒海みたいな南方の海をMeerと呼び、北海とかバルト海のような北方の海はSeeという)
・Ozeanは男性名詞(大西洋のような世界規模の大洋のことを指す)

最後に「大地」はErdeで、女性名詞。しかもErdeには地球という意味もある。


さて、現在、貴族の私有地の庭園を散策中。
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花というより、光の美しさに酔い痴れる。
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きっとレフ板とか使えばもっとよかったのだろうと思う…キットレンズではなくF値のいい単焦点を使ったらもっとよかったかもしれない。でも、この安いキットレンズでここまで撮れるということにもめぎはすごく感動した。
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ここはこの地図の真ん中左のぐるぐる道が曲がっているところのどこか。この地図はこの公園のHPから。
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花以外にも心奪われるものがたくさん。
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可愛いわね~
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広くて、どこを見ても素敵で、どこまで進んでも素敵で、撮るもの多くて足が進まない。
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シャクナゲの山は日陰だったが、その中でほんの少し日が当たっている部分が素敵だった。
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Parkという名だけど公園と呼ぶのをちょっとためらうのは、ベンチがほとんどないことかな…市民の憩いの場として存在するわけではないのだ。ひたすら小道が続くだけ。
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ふと振り返ると、それもまた撮りたくなり、ホント足が進まない。
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↑上の写真はAPS-Cセンサーの一眼レフD5600にキットレンズの広角ズームで、下の写真はAPS-CセンサーのミラーレスZ50にキットレンズの望遠ズームで。
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この2台セットで出かけるのがベストかな、と思う今日この頃。もう1台、単焦点専用のが欲しいかなと思ったりもするが、そこまでやると重いし、めぎレベルではやりすぎかなとも思う…外でレンズを付け替えないで歩くとなると、何か妥協しなきゃねえ。
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