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オリンピア遺跡を上から見る [ギリシャ]

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現在、3月末~4月初めのギリシャ・ペロポネソス旅行記を連載中。

オリンピア遺跡の博物館を見終わったのは4時過ぎ。もう特にすることもないので、3時に閉まったオリンピア遺跡のまわりをぐるっと散歩。というのも、ちょっと高台へ道が延びていたので、もしかしたら上から見られるポイントがないかな・・・と。あったあった!
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望遠でも撮影♪
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ちょっと日が翳っちゃったけど。
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そしてこちらが古のオリンピック競技場。
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望遠でも撮影・・・いやあ、感動♪
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ここで紀元前に競技してたのね~
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VIP席とかだったのかな~それとも表彰の場所かしら~などと想像が膨らむ♪
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競技場に入る入り口付近。ちょっと見えにくいけど、手前の橋みたいなのがアーチで、それをくぐって左へ行くと競技場に出る。
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あのアーチをくぐって細い通路から広い競技場に出て行くときの気分、どうだったのかな。
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その辺りの石に聞いてみたくなるわね。ねえ、どうだったの?と。
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閉館して誰もいない遺跡。いいなあ、こういう誰もいないときに歩けたらいいのになあ・・・
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ということで、めぎたちは次の日早起きして開館と同時にこの遺跡を見学することにした。開館は朝8時だって・・・そんな早くから遺跡を見学するには、オリンピアに泊まるか、アテネを朝6時頃には出発してこなくちゃいけないから、たぶん人が少ないんじゃないかと想像したのだ。少なくとも、9時や10時に来るよりはマシだろう。

そうそう、この右手前の煉瓦だったかどうかもはや分からないのだが、ちょっと他の遺跡の石と雰囲気の異なる部分があった。あのちょっと新しそうなのはなんだろうね~と言っていたのだが、あとで調べたら、なんと古代ローマ時代の浴場跡。ほぉ~古代ローマ人はこんなところにも浴場を作ったのね。そして、古代ローマの遺跡って、古代ギリシャの遺跡と並んであると、ずいぶん新しく見えるものなのね~とびっくり。時代のスケールが違うわねえ。
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明日を楽しみにいたしましょ、とめぎたちはホテルに向かうこととした。
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通り沿いにはまた礼拝堂のミニチュアみたいなのがあった。
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こんな花が咲いていたり・・・
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ローズマリーの群生があったり。
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ローズマリーの花、いい香りだった。
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撮影: D600 + 24-70mm(F2.8)、Nikon 1 V3 + 30-110mm(F3.8-5.6)
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オリンピアの宿 [ギリシャ]

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現在、3月末~4月初めのギリシャ・ペロポネソス旅行記を連載中。

ここはめぎたちがオリンピアで泊まった宿。写真としては全然よくないけど、まあ雰囲気は分かるかな。
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階段を昇って廊下にはこんな空間が。
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一泊二人で38ユーロ(約5千円、一人当たり2500円)と破格のペンション。めぎ家の部屋はダブルベッド一つだったのだけど、部屋を写すのを忘れちゃったので、隣のトリプルルームを。極めてシンプル。
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バルコニーつき。隣との境はこの壊れた物干し♪ まあ、この日隣はいなかったけどね。
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バルコニーからの眺め。夕方になって、曇ってきた・・・明日晴れるといいなあ。
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バスルームも極めてシンプル。お湯の出は意外によかった。
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さて、このペンションは一階にタベルナ(大衆食堂)がある。
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ちょっと近所を歩いてレストランを物色してみたけど、オリンピア遺跡の近くは観光客向けのニオイがぷんぷんしてめぎ家的にはイマイチ。結局宿のタベルナで夕食をいただくことに。
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簡単な食堂だけどこんなインテリアも。
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さて、ワイン♪ この土地の適当なハウスワインがものすごく美味しい。
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適当な地元の料理をお願いした。定番ギリシャのサラダ(上に乗っている白いのは山羊のチーズ)と、パンにつけて食べるナスを潰したようなものと・・・
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ラザニアみたいなのと・・・
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グリル盛り合わせ。
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この焼き鳥みたいなのとピタというパンが美味しかった。手前の肉はラム。
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食べているうちにお客も増え、また、おかずやパンなどをここで買って持ち帰る人もたくさんいた。隣のテーブルにはフランス人のカップルが座り、めぎたちが食べていたものを見て、あれと同じのを、などと注文していた。
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食後はギリシャ・コーヒーと、メタクサというギリシャのブランデー。飲み慣れるとこのギリシャ・コーヒーがとても美味しい。粉と一緒のどろっとしたコーヒーで、その粉が下に沈んでから飲む。メタクサもギリシャ料理を味わったあとに飲むとスッキリする。飲み物って、その土地の食べ物にちゃんと合っているのよね。
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さて、食後めぎたちは次の日の早起きに備えて10時に就寝。次の日は6時半起き。7時頃綺麗な朝日が見えて、ああよかった。
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シャワーを浴びて7時半前に部屋を出たけど、この宿の朝食は8時から。だから遺跡に行く途中のカフェでコーヒーを飲み、遺跡を見学してから戻ってきてゆっくりと朝食をいただいた。前の日のうちにホテルの人に聞いてみたが、8時前には対応できないけど、そのあとだったらいつでも好きな時間に食べに来てチェックアウトもそのあとでいいと言うので。遺跡見学の話はまた明日。

そんなわけで、朝食をいただいたのは9時半過ぎ。シンプルな朝食だが、ゆで卵と絞りたてのフレッシュオレンジジュースがあった。
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そして10時頃チェックアウト。
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いい天気♪
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撮影: D600 + 24-70mm(F2.8)
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早朝のオリンピア [ギリシャ]

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現在、3月末~4月初めのギリシャ・ペロポネソス旅行記を連載中。

朝7時半頃のオリンピア。夜に雨が降ったようだが・・・
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今は真っ青な空。
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朝日が綺麗な時間。
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オリンピア遺跡の朝8時の開門に合わせて来たのだが、なんと!もうバスが到着してる!!
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観光バスがアテネからここまで到着するには朝6時には出てこないと着けないと思うんだけど・・・この辺りに泊まっているツアーのバスかしら。

混む前に遺跡を見たい・・・と早足で向かう。でも、すっごく綺麗な朝の雰囲気を撮りたくて、でもでもゆっくりフレーミングとか露出とか考えている時間もなく。ああ。
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遺跡のある辺りに靄がかかってる・・・(トリミング)
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8時5分前くらいに到着!入り口は既に開いていたが、係の人にまだダメと言われ、手前で待つ。
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他にはまだ誰もいなかった。あそこに見える小屋は入場券売り場だけど、あそこもまだ開いていない。たぶんバスで着いた人たちはあの小屋の向こうへ5分くらい歩いたところにある博物館で券を購入しているのだろう。そこだって8時にならないとドアが開かず、売ってくれないのかも知れない。前日のうちにセット券を用意しておいて良かった。
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待っていると、どうぞ、もういいですよ~と言われた!
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一番乗り~~~!

入ると、既に発掘の人たちが仕事開始していた。これ、8時1分の撮影。
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V3&望遠レンズでも撮影。
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さて、中に進んでいくと、靄がとっても幻想的に消えていくところだった。
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だ~れもいないオリンピア遺跡。広々としたこの遺跡をめぎ家二人占め。この小石の道をめぎたちが歩くざくっざくっという音と鳥の鳴き声しか聞こえてこない。うちのドイツ人の嬉しそうな顔をお見せしたいくらい。
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そして、光がなんと美しかったことかしら。
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朝の清々しさと、光の神々しさと、遺跡のロマンとで、気分はもうもうハイテンション。
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もっともっと時間をかけて構図をきちんと考えたりしたかったけど、緯度の低いギリシャでは朝の光もあっという間に変わっていくし、なんと言っても最も見たいものが一番奥にあるのでそこまで急がなくちゃいけないしで、かなりさくさくパシャパシャと撮影。でもそういうときにこのD600と24-70mmレンズは素晴らしい威力を発揮してくれて、いい色合いに写し残すことができた。ここ2年間いつもこのセットばかり使ってきたから露出合わせやピント合わせなどが瞬時にできるというのもよかったと思う。
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あ、あそこに人が!もう追いついてきた人がいるのね。
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というわけで、めぎたちは最も見たかったところへ急ぎ足。
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つづく

撮影: D600 + 24-70mm(F2.8)、Nikon 1 V3 + 30-110mm(F3.8-5.6)
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