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ドイツのキーボード [文化の違い]

ドイツのコンピューターは、当然ドイツ版で、どこぞの窓ソフトのおかげでほぼ問題なく使えるものの、慣れないとちょっと戸惑うのがキーボード配列である。


見えるだろうか。拡大すると・・・



見慣れない文字があるのにお気付きだろうか。Ä,Ö,Ü,ßは、ドイツ語特有のアルファベットである。ドイツ人の小学生は、英語のアルファベットに加えてこの文字を習うのである。

こういう独自の文字がある所為で、日本のキーボード配列とは少々異なっている。?や=、+、&、@などの場所が異なるのだ。そしてZとYの位置も反対である。

ドイツ語版でドイツ語を書くことに慣れると、日本語を書くため日本語配列にしたときに、どこに何があるのか表面上見えないのでかなり困る。+や=や@をいつも「どこだっけ・・・?」と探してしまう。宮崎、という言葉を打とうとして、「みざやき→実座焼き」になってしまったりもする。

反対に、ドイツ人が日本旅行をしてインターネットカフェなどに行くと、非常に使いにくいそうだ。ÄやÜを探してもないし、Äはae、Üはueと代用書きできるとは言え、それは書きにくいのである。


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コメント 8

みほ

書いてあげたら。
それが異文化ですから。
あぶら味噌ひとつとっても、
宍戸の庄と、
多摩地方でも違っているようですし、
ましてや、琉球では驚くほどです。
稲を干す、”おだがけ”にしても、北陸地方では、
はさがけ、四国では、イナギだそうです。
その干し方も違っております。
今、ブログで、調べているところです。
by みほ (2006-10-19 05:13) 

ada

なるほどね。ちゃんとウムラウトを処理できるんですね。どうするんだろうと思っておりました。ZとYのさかさまは困りますね。みざやきの気持ち、よくわかります。理由があってそうなっているのでしょうけど。%のような特殊キーはあまり使いませんからいいですけど。
by ada (2006-10-20 00:48) 

めぎ

>みほさま
稲を干すものの名前、私は「ハセ」ということしか知りません。
色々な言い方と干し方があるなんて、さすが、稲ですね。
弥生時代からの伝統ですから、それぞれの土地に根付いたやり方があるのだろうと思います。

>adaさま
ウムラウト付きの文字は、ひらがなやカタカナののように「文字」ですから、日本人から見るとAの上に点々が付いているだけに見えますが、ドイツ人にとってはÄはAではないんですよね。これをaeと置き換えて書くのは、日本語をローマ字で書かされるような違和感が付きまとうようです。
by めぎ (2006-10-20 06:43) 

koukun

ハセとは、どこの地方ですか?
これも、能登の方から問われております。
よろしくお願いいたします。
by koukun (2006-10-20 09:56) 

ゆゆ

めぎさん、もう一つ素人質問です。(^_^;)
ドイツのキーボードでも、窓ソフトがあればローマ字打ちで
日本語変換ができるのですか?(←ほんと無知で無恥で困ります(>_<))
by ゆゆ (2006-12-10 11:48) 

めぎ

>ゆゆちゃん
そのとおりですよ~窓ソフトはたぶんゆゆちゃんお持ちのコンピューターを動かしているXPとかのことで、日本のコンピューターで日本のキーボードでも、ちょっと設定を変えればドイツ語配列になって、表面上キーボードに書いてないけど、Pの右隣のキーがÜになるなど、ドイツ語打ちできるようになります。
by めぎ (2006-12-10 21:10) 

りゅら

こんにちは。時々ドイツ語仕様のXPで日本語を打つときに、括弧の場所がひとつずつずれているのをつい忘れて、画面を見たらへんなことになっていたりするのですけど、かぎ括弧(「 と 」)は、ドイツ語キーボード、ドイツ語仕様XPで日本語書く場合、どこでしたっけ? ゆうべ、友人に聞かれたのだけど、我が家のドイツ語XPは今旅行中で試すことができなかったのです。
by りゅら (2007-01-09 07:01) 

めぎ

>りゅらさま
かぎカッコはドイツ語仕様キーボードでは、üと*+のところですよ。
by めぎ (2007-01-09 17:19) 

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