豪華な昼食と蒸気機関車

現在、5月末のリューゲン島旅行記を連載中。

宿泊したゼリンという町から10㎞ほどのハイキングコースを歩いて辿り着いたビンツという町。そこはゼリンよりいっぱいホテルやレストランが並んでいるのだが、めぎたちは友人夫婦のお薦めで海沿いのこのレストランへ。



Strandhalle（海辺のホール）というこのレストランは、100年以上からある建物だとか。レストランのリンクはこちら。



鏡がどうしてああいう風になっているのか、ちょっと気になるが。



たしかに歴史ある建物という感じ。




まずはお昼だけどアペリティフを。めぎは、スパークリングワインをリューゲン島の茱萸の実のリキュールで割ったという飲み物を。その他の人たちはビールだったと思う。



お昼なので軽く食べるつもりだったが、このスープを試してみたくて、うちのドイツ人と二人で一つ頼んでみた。これ、梨とセロリのクリームスープ。美味しかった♡



めぎが食べたメインはバルト海の鱈の下にWirsing（サボイキャベツ）のクリーム煮が敷かれてて、上にジャガイモの細切りをローズマリー風味でカリカリに揚げた物がのっているもの。



友人夫婦はここでメダイヨンステーキを。



最後にデザート。生チーズをニワトコの花で風味づけたムースにラズベリーのピューレがのったもの。



いやあ、カメラ2台担いで10㎞歩いた分の運動量を遙かに超えるカロリーを摂取しましたわ。

帰りはもう10㎞歩きたくなくて、駅まで20分くらい歩き、切符を買った。



リューゲン島の小型蒸気機関車♪　残念ながら後ろ向きだけど。



中で検札。



デッキに立って撮影。




Rasender Rolandという名前らしい。ビデオにはデジイチ持ったカップルが前に写っている。



ゼリン駅に到着。



しばらく停まっていたので、機関車をゆっくり撮影した。




鉄子さんじゃないけど、楽しいわねえ♪





そして、発車の時刻になり・・・



行っちゃった。



撮影：　D600 + 24-70mm(F2.8)


♪　しつこく再びドイツ・サッカーのこと　♪

ドイツ代表たちが帰ってきた。

今回ドイツは6大会ぶり、つまり24年ぶりの4回目の優勝であったが、歴史を調べてみたら、戦後初めての1950年のW杯には出場しておらず、戦後2回目の54年に西ドイツとして初出場で優勝、その後8強に入らなかったことは一度もない。8強止まりだったのは62年と78年と94年と98年の4回のみで、あとの12回のうち1回は4位、3回は3位、4回は2位、そして残りの4回は優勝ということになる。それを考えると、優勝することがどれほど難しいかが分かる。今回いいところまで行って負けたブラジルとオランダとアルゼンチンは本当に悔しいだろうけど、ドイツもなんて長いこと何度もそういう悔しい思いをしてきたことだろう。3位決定戦の異議についての議論もあったけど、ドイツは何度も3位になって、それをバネにしたからこそ常に強いのだし、何度も決勝戦で負けてその辛酸をなめたからこそ今回の勝利がある。

強いというのは一般に嫌われがちだ。それは、負けた事実から目を背けず立ち向かう強さというのを普通は持ち合わせていないから、それができる人間に脅威を感じるからかも知れない。ドイツという国は負けた事実・・・それは第二次大戦の結果も然りなのだが・・・そこから目を背けない。その強さというのは、形と質は全く違うが、南米の食べる苦労をして必死に這い上がった選手たちの強さに匹敵するのだろうと思う。だからこそ、南米で初めて優勝できたヨーロッパの国という快挙を成し遂げられたのだろう。そして、それを率いた監督が、選手としては全く成功しなかった人間だったというのが非常に興味深い。そこに強さの秘密があったのかも知れない。

コメント 10

車内で検札、ドイツ旅行を思い出しました＾＾
by Baldhead1010 (2014-07-16 04:28) 

何とも言えない小さな電車ですね。
沖縄にも電車(汽車かな)が復活したらいいのになあ。

by ちばおハム (2014-07-16 07:42) 

緑の中を走る、気持ち良さそう
いいですね、たのしいよね
by engrid (2014-07-16 07:49) 

魚も肉もおいしそう。
昼間の光の中で料理を見ると、それもまた映えますね。

ドイツのサッカーって、そんなに安定しているんですね。
一次リーグ敗退がないなんて、驚きました。
レベルの高い欧州の国は、強豪国であっても毎回何カ国かは予選で敗退していたり、一次リーグで敗退したりしているというのに。
by YAP (2014-07-16 08:20) 

今回のドイツチームは結構、様々な人種の混血チームだったですね。
ヒトラーが目指した純血と正反対の思想。
本当の強さが証明されて良かった。子供の頃ドイツ人とサッカーしたことあったけど、コテンパンにやられたもんな（笑）
by シルフ (2014-07-16 09:07) 

ドイツにしたら小振りな機関車ですね。
現役で走っている姿に感動します。
良いなあ．．．実際見てみたいです。
黒に赤は、DBのSL標準カラーですね。
by ナツパパ (2014-07-16 09:36) 

絵画が沢山ならんだ重厚なレストランですよね。
サッカーは、いかに歴史（経験）が必要かを良く分かりました。
by たいちさん (2014-07-16 14:47) 

ステキなレストランで美味しそうなお食事良いですね～
蒸気機関車、乗りたいな～
by miffy (2014-07-16 21:40) 

蒸気機関車、小型でも、迫力ありますね。テッちゃんでなくても、こういう撮影は、テンションがあがりますね。
by テリー (2014-07-16 23:52) 

梨とセロリのクリームスープって、あの果物の梨でしょ？
どういうお味になるのかしら。セロリは日本のセロリと同じでしょうから・・・
秋に梨が出回り始めたら作ってみようかしらね～
蒸気機関車が走っているところを写してみたいと以前から思っていますが
なかなかチャンスがないです。
by mimimomo (2014-07-17 08:35)