ドイツ式クリスマス・イヴの過ごし方 [文化の違い]
いよいよ12月24日。この日、ブログ一年目は日本、二年目はサンフランシスコで、ドイツのクリスマスの様子をみなさまにお伝えできなかったのが残念だった。ブログ三年目にしてようやくドイツでクリスマス。本場ドイツでクリスマスイヴに何をするか・・・家庭によって多少の差はあるものの、小さい子どもがいる場合はだいたいこんな感じ。
24日、居間が子ども立ち入り禁止となる。ドアを閉め切り、ドアがガラスの場合はカーテンなどつり下げ、絶対に中が見えないようにする。そして、親だけでクリスマスツリーの飾り付けをする。ツリーだけでなく、部屋全体をクリスマスの飾りでいっぱいにする。飾り終わったら、子どもが小さい場合は、サンタクロースが来るから、と言ってみんなで散歩に出かける。この時間には既にお店も閉まっているから、買い物などに行くことはできない。どこもかしこも閉まっていてただ散歩するしかないのだが、人がうちにいたらサンタクロースが来ない、というわけで、寒いけど外に出ざるを得ない。期待で胸が張り裂けそうな子どもたちには、こうして歩いて身体を動かすのも意外にいいようだ。
↑今日の写真は、今までの数年間のストックから。これは、めぎが今までで一番気に入ったツリー。シンプルで素敵ですよね。
ドイツのサンタはだいたい24日の夕方4時から6時頃に来て、木の下にプレゼントを並べていってくれる。子どもたちが親や兄弟にプレゼントを用意した場合は、親に頼んで事前に木の下に並べておいてもらう。6時頃、みんなお風呂に入ってお洒落して集まる。遠くに住んでいる大学生などの子どもたちも揃ったところで、うやうやしく居間のドアが開かれる。6時にはもう真っ暗だから、キラキラしたクリスマスツリーの美しいことと言ったら!そして、子どもたちにとってはもちろん、プレゼントの山が!!やっぱりどこの子どももクリスマスといえばプレゼント♪
そんなわけで、子どもたちは6時頃からプレゼントを開けてそれで遊び始めたりして、24日はマトモにご馳走など食べられる雰囲気ではない。大人も、24日は一日中クリスマスの飾り付けや期待でいっぱいいっぱいにはじけそうになっている子どものお守りで大変で、プレゼント開封後は子どもの遊び相手で大忙しになるので、ご馳走を作るゆとりはない。したがって、24日は非常に簡単な食事、自分でテーブルの上で作るサンドイッチとか、あたためるだけのスープとか、そんな程度のものが多い。サーモンのソテーをいただいたこともあるけれど、それはただ焼くだけで簡単だから、という理由だった。
とは言え、ご馳走がシンプルなのは、元はといえばこの時期は既に断食の期間に入っていたことの名残であるとも。また、サーモンや鯉など魚を食べるのは、川魚が捕れた頃はこれが冬の普通の食事だったからとか。1904年には、ハンブルクで、使用人たちが「サーモンばっかり食わせるな!」とストライキをしたそう。
本物の蝋燭がツリーにつけられていること、おわかりになります?
これは、小さめの鉢植えツリーを買ってうちで過ごしたときのもの。うちは残念ながら蝋燭ではない。蝋燭の光が一番素敵だけど、メンテナンスが大変でおちおち放って別の部屋にいったりできないもので・・・こうして見ると、ごてごてしてますねえ。ちょっと反省。
鉢植えツリーはバルコニーで生きながらえて、冬の間時々こういう素敵な風情を楽しませてくれた。
今年のツリーの飾り付けはこれから。24日は午後からツリーの飾り付けをし、近所に住む友人を招いてゆっくり過ごす予定。今年のツリーの様子は明日にはアップできるかな。
ところで、あれ?教会には行かないの?と思った方、いませんか?ドイツでは、日曜日ごとに教会に行く人は非常に少なくなったとは言え、クリスマスだけは教会に行くという人は今でも多い。でも、クリスマス直前に全部で200人の学生・生徒に、クリスマスに何をするか、または去年のクリスマスに何をしたか、という作文を書かせたけれど、教会に行く、という話を書いたのは全体の5%程度だった。まあ、日本語を学ぶ人たちは、ハッキリ言えばこてこてのドイツ人じゃないから少ないのかも知れないが。めぎのドイツ人の友人たちも、教会に行く人はいない。うちも行かない。
ただ、うちで、非常に宗教的な音楽を聴く。クリスマスソングといえば、バッハのクリスマス・オラトリオ。
バッハのクリスマス・オラトリオは全6曲。12月25日、26日、27日、元旦、新年最初の日曜日、1月6日に演奏されるために作られたもの。今は、だいたい12月6日の聖ニコラウスの日のあたりから1月6日の三賢者の日までの間に随時、1~3曲目までと4~6曲目までをセットにして教会でコンサートが開かれることが多い。ソプラノ・アルト・テノール・バスの4人のソロにコーラスが加わり、小編成の、時にはバッハの時代の古楽器のオーケストラの伴奏がつく。下は、その一曲目の冒頭の教会コンサートの様子。
歌詞は非常に宗教的。聖書からの引用が主となっている。キリストが生まれたよ、救世主が来たよ、という感じ。
これは、めぎが大好きな、4曲目中のアリア。
同じ曲をボーイソプラノが歌ったバージョン。エコーの部分がとっても可愛い。
ちなみに字幕はドイツ語ではない。歌の原語がドイツ語なので、放送された国で字幕をつけたのだろう。
うちのドイツ人が好きな2曲目中のアリア。アルトを少年が歌っているバージョンをどうぞ。
バッハが作曲した頃は、教会のコーラスは男性のみで歌うのが慣習だった。つまり、ソプラノやアルトは少年が歌ったらしい。少年の儚くも美しいソプラノの声を聞くと、女性のソプラノの歌声ではこのオラトリオを聞けなくなる。
12月にめぎは何度この曲を繰り返し聞いたことだろう。うちのドイツ人は、歌詞を暗記している。子どもの頃に少年合唱団に属していた彼にとって、これは心を揺さぶる思い出の曲なのだろう。
♪ 12月23日のアドヴェンツカレンダー ♪
今日のお茶は、ペパーミントティー。
本の方は、最後のクリスマス市に行こう、心静かにその雰囲気を味わっておこう、と。
そう、クリスマス市は23日でお仕舞い。24日からはどこもかしこも閉まって、誰もが家で居心地よくクリスマスを迎える。クリスマス市、来年までさようなら。
24日、居間が子ども立ち入り禁止となる。ドアを閉め切り、ドアがガラスの場合はカーテンなどつり下げ、絶対に中が見えないようにする。そして、親だけでクリスマスツリーの飾り付けをする。ツリーだけでなく、部屋全体をクリスマスの飾りでいっぱいにする。飾り終わったら、子どもが小さい場合は、サンタクロースが来るから、と言ってみんなで散歩に出かける。この時間には既にお店も閉まっているから、買い物などに行くことはできない。どこもかしこも閉まっていてただ散歩するしかないのだが、人がうちにいたらサンタクロースが来ない、というわけで、寒いけど外に出ざるを得ない。期待で胸が張り裂けそうな子どもたちには、こうして歩いて身体を動かすのも意外にいいようだ。
↑今日の写真は、今までの数年間のストックから。これは、めぎが今までで一番気に入ったツリー。シンプルで素敵ですよね。
ドイツのサンタはだいたい24日の夕方4時から6時頃に来て、木の下にプレゼントを並べていってくれる。子どもたちが親や兄弟にプレゼントを用意した場合は、親に頼んで事前に木の下に並べておいてもらう。6時頃、みんなお風呂に入ってお洒落して集まる。遠くに住んでいる大学生などの子どもたちも揃ったところで、うやうやしく居間のドアが開かれる。6時にはもう真っ暗だから、キラキラしたクリスマスツリーの美しいことと言ったら!そして、子どもたちにとってはもちろん、プレゼントの山が!!やっぱりどこの子どももクリスマスといえばプレゼント♪
そんなわけで、子どもたちは6時頃からプレゼントを開けてそれで遊び始めたりして、24日はマトモにご馳走など食べられる雰囲気ではない。大人も、24日は一日中クリスマスの飾り付けや期待でいっぱいいっぱいにはじけそうになっている子どものお守りで大変で、プレゼント開封後は子どもの遊び相手で大忙しになるので、ご馳走を作るゆとりはない。したがって、24日は非常に簡単な食事、自分でテーブルの上で作るサンドイッチとか、あたためるだけのスープとか、そんな程度のものが多い。サーモンのソテーをいただいたこともあるけれど、それはただ焼くだけで簡単だから、という理由だった。
とは言え、ご馳走がシンプルなのは、元はといえばこの時期は既に断食の期間に入っていたことの名残であるとも。また、サーモンや鯉など魚を食べるのは、川魚が捕れた頃はこれが冬の普通の食事だったからとか。1904年には、ハンブルクで、使用人たちが「サーモンばっかり食わせるな!」とストライキをしたそう。
本物の蝋燭がツリーにつけられていること、おわかりになります?
これは、小さめの鉢植えツリーを買ってうちで過ごしたときのもの。うちは残念ながら蝋燭ではない。蝋燭の光が一番素敵だけど、メンテナンスが大変でおちおち放って別の部屋にいったりできないもので・・・こうして見ると、ごてごてしてますねえ。ちょっと反省。
鉢植えツリーはバルコニーで生きながらえて、冬の間時々こういう素敵な風情を楽しませてくれた。
今年のツリーの飾り付けはこれから。24日は午後からツリーの飾り付けをし、近所に住む友人を招いてゆっくり過ごす予定。今年のツリーの様子は明日にはアップできるかな。
ところで、あれ?教会には行かないの?と思った方、いませんか?ドイツでは、日曜日ごとに教会に行く人は非常に少なくなったとは言え、クリスマスだけは教会に行くという人は今でも多い。でも、クリスマス直前に全部で200人の学生・生徒に、クリスマスに何をするか、または去年のクリスマスに何をしたか、という作文を書かせたけれど、教会に行く、という話を書いたのは全体の5%程度だった。まあ、日本語を学ぶ人たちは、ハッキリ言えばこてこてのドイツ人じゃないから少ないのかも知れないが。めぎのドイツ人の友人たちも、教会に行く人はいない。うちも行かない。
ただ、うちで、非常に宗教的な音楽を聴く。クリスマスソングといえば、バッハのクリスマス・オラトリオ。
バッハのクリスマス・オラトリオは全6曲。12月25日、26日、27日、元旦、新年最初の日曜日、1月6日に演奏されるために作られたもの。今は、だいたい12月6日の聖ニコラウスの日のあたりから1月6日の三賢者の日までの間に随時、1~3曲目までと4~6曲目までをセットにして教会でコンサートが開かれることが多い。ソプラノ・アルト・テノール・バスの4人のソロにコーラスが加わり、小編成の、時にはバッハの時代の古楽器のオーケストラの伴奏がつく。下は、その一曲目の冒頭の教会コンサートの様子。
歌詞は非常に宗教的。聖書からの引用が主となっている。キリストが生まれたよ、救世主が来たよ、という感じ。
これは、めぎが大好きな、4曲目中のアリア。
同じ曲をボーイソプラノが歌ったバージョン。エコーの部分がとっても可愛い。
ちなみに字幕はドイツ語ではない。歌の原語がドイツ語なので、放送された国で字幕をつけたのだろう。
うちのドイツ人が好きな2曲目中のアリア。アルトを少年が歌っているバージョンをどうぞ。
バッハが作曲した頃は、教会のコーラスは男性のみで歌うのが慣習だった。つまり、ソプラノやアルトは少年が歌ったらしい。少年の儚くも美しいソプラノの声を聞くと、女性のソプラノの歌声ではこのオラトリオを聞けなくなる。
12月にめぎは何度この曲を繰り返し聞いたことだろう。うちのドイツ人は、歌詞を暗記している。子どもの頃に少年合唱団に属していた彼にとって、これは心を揺さぶる思い出の曲なのだろう。
♪ 12月23日のアドヴェンツカレンダー ♪
今日のお茶は、ペパーミントティー。
本の方は、最後のクリスマス市に行こう、心静かにその雰囲気を味わっておこう、と。
そう、クリスマス市は23日でお仕舞い。24日からはどこもかしこも閉まって、誰もが家で居心地よくクリスマスを迎える。クリスマス市、来年までさようなら。
2008-12-24 02:00
nice!(62)
コメント(37)
興味深いです!
by Nicoli♪ (2008-12-24 05:23)
24日、ランチに鯉を食べに行ってきます♪
あと、ポテトサラダがこちらのクリスマスの食事のよう・・・。
めぎさんも楽しいクリスマスをお迎え下さい♪
by Inatimy (2008-12-24 05:35)
アメリカ(フロリダ)では家族総出でツリーの飾り付けを楽しんでいました^^
by Baldhead1010 (2008-12-24 06:00)
子ども立ち入り禁止なんですかぁ!
日本ではプレゼントって枕元が一般的ですもんね~。
あ、まだ買ってない!!
by ふくちょ〜 (2008-12-24 07:25)
今ドイツに来ています。やっぱりドイツで過ごすクリスマスは心が家に帰るという感じです。昨日、今日とクリスマスマーケットに行ってきました。ただ今年は家族が病気なので、今回の滞在はずっと家で過ごしそうです。早く元気になってもらいたいと11月からずっと祈っている毎日です。。。
by newyork (2008-12-24 08:04)
メリークリスマス!
日本でいえば、やはりお正月みたいな感じですね。
欧米人がクリスマスを大切にしているのも理解できます。
by YAP (2008-12-24 08:22)
サンタクロースのために家をあけてみんなで散歩するって、面白いですね♪
あと、飾りつけは大人だけがするんですね~。居間に入れない子供たちの期待度は相当高まるでしょうね!
とても興味深いお話、ありがとうございました^^
めぎさんも素敵なクリスマスをお過ごしください~♪
by MOCOMOCO (2008-12-24 08:39)
長年かかって出来上がった仕来り、という感じを受けました。
それだけ人々が大切に思ってきたからなんでしょう。
日本のお正月もそうですけれど、そうやって出来上がった仕来りは、
やはり守り続けていくことに意味があると思います。
この時期ドイツに旅行に来た人は寂しいですねえ。
by ナツパパ (2008-12-24 09:03)
クリスマスツリー、ステキですねー♪
by hatsu (2008-12-24 09:17)
めぎ様の素晴らしいご企画で、バッハのクリスマスオラトリオの演奏を聴かせていただいてありがとうございました。またとないタイミングでもあり、良い画面と演奏に感謝するばかりです。
by 塩 (2008-12-24 09:21)
クリスマスツリーのアーカイブが残してあるのは
素晴らしいことですね。
by MANICAT (2008-12-24 10:06)
24日の夕方にはサンタクロース くるんですね~
みんな夜中だったらサンタさんも大変だ。
うちは今年23日の夜中(24日の明け方)にきました
教会に行っても行かなくても クリスマスってヨーロッパ文化には欠かせない
イラクの人にクリスマスの説明するのは大変でしたわ 汗
ではでは暖かいクリスマスをおすごし下さい
そしてよいお年を!!
by mompeli (2008-12-24 10:17)
クリスマスの過ごし方をうかがって、何だか日本のお正月を大事にしようと思ってます。華やかで楽しいクリスマスもいいですが、気分をリセットして、新年に備えないと! めぎさんも楽しい新年をお迎えください。
by 母ちゃん (2008-12-24 10:22)
素敵なクリスマスのお話 ありがとうございました、
モミの木に 本当の蝋燭を灯したら 荘厳な感じでしょうね。
ツリーの飾り付けを24日にするのも
やはり生のモミの木を使うからなんでしょうね。
では 楽しいクリスマスをお過ごしください。
by やよい (2008-12-24 11:20)
ドイツの子供たちは、いつまでサンタさんを信じているのかな?
僕は、小1の日記に「パパだと思うけどな」と書いていました(^^;
素敵なクリスマスをお過ごしください。
by くっさん。 (2008-12-24 11:54)
なるほど。
興味深く拝見しました。
ありがとうございます。
では、良いクリスマスになりますように。
by きこじじ (2008-12-24 14:05)
勝手にイメージしていたクリスマスの光景とは、
全く異なりますね。
寝ているときに靴下にプレゼントを入れるというのは、
どこの国の習慣なのでしょうか。
とにかく、子供を盛り上げるパパママの努力が微笑ましいです。
by manamana (2008-12-24 14:26)
素敵!!サンタは夕方にやってくるのですね♪♪
こういうクリスマスの過ごし方、してみたいです☆
by ゆっきぃ (2008-12-24 14:39)
興味深いドイツのクリスマス、バイエルンの出稼ぎ仲間たちもそのように過ごしているのかな、と想像しながら読ませていただきました。
by Krause (2008-12-24 14:43)
教会には行かないのですね!驚きです。
クリスマス礼拝は学校でありましたよ!
by フェイリン (2008-12-24 15:17)
ドイツでは、みんな協力して、素敵な演出をするのですね。子供達の喜ぶ顔が見えるようです。やっぱり文化の違い・深さを感じますね。
by たいちさん (2008-12-24 15:42)
素敵なツリーがたくさん。
今頃飾り付けしてるのかしら。
Wishing You A Wonderful Christmas.
by misaboo (2008-12-24 15:52)
メリークリスマス。。飾りつけ大変だけど楽しそうです。。日本は省エネのLEDランプが流行りですが、ドイツ人にも受けそうな感じです。。
プレゼントはツリーの下に置くのでしたっけ?! 日本は何で枕元なのでしょうか?子供達はこういった楽しい思い出を一生持ち続けるのでしょうね。
by ぽりぽり (2008-12-24 16:35)
めぎさん、ドイツ人さんへ
Fröhliehe Weihnachten und Glückliches Neues Jahr!
by rino (2008-12-24 17:35)
クリスマスツリー素敵ですね。
ドイツ人さんのお好きなボーイソプラノのアリア素晴らしかったです。
素敵なクリスマスをお過ごしください。
by miffy (2008-12-24 19:21)
素敵なツリーですねぇ♡
ドイツでのクリスマスの過ごし方、興味深く拝読しました♪
アドヴェンツカレンダーのこともめぎさんのブログで初めて知りましたし
憧れが益々強くなりました♪ 有難うございます!
素敵なクリスマスをお過ごしください♡
by chercher (2008-12-24 19:58)
バッハのオラトリオ、素晴らしいですね。聴いていると厳粛な気持ちになります。ドイツの人の魂に触れた思いです。こういう音楽を繰り返し聴きながら、クリスマスへ気持ちが盛り上がっていくのですね。素敵なカードのサプライズも嬉しかったです!20年ほど使っていなかった独和辞典を取り出して解読しました。Fröhliehe Weihnachten!
by tanpopo (2008-12-24 20:25)
いいですねぇ(´ー`*)ちょびっとドイツちっくなイヴに浸れました♪
私はやはりボーイソプラノのアリアがいいですねぇ。
24日の過ごし方がとても興味深かったです!
夜中にこっそりプレゼントを置いていくサンタさんは
アメリカ式なのでしょうか?
小2のボクちゃんがついに今年「サンタさんてホントにいるの?」と
聞いてきたので、「いると思えばいる。いないと思えばもうプレゼントは
もらえないね」というと
黙りました(笑)
by のの (2008-12-24 20:49)
めぎさんのもうひとこと、粋ですね~、クリスマスカードステキ!
ドイツの今の人々のクリスマスがよく分かりました。じっくり記事読ませていただきました、本物のツリーのなんてステキな事、うっとりです。
日本はやはり、アメリカの影響が大きいですね。ちがいが面白い。どちらも好きですけど。(^^♪
by チバップリン&マリエ (2008-12-24 22:05)
心穏やかなクリスマスでありますように♪
by 香草 (2008-12-24 22:32)
こんばんは。
穏やかなクリスマスを楽しんでください(●^o^●)
by あかえび (2008-12-24 22:52)
再訪します。
by ララアント (2008-12-25 01:11)
大きなクリスマスツリーですね。飾りがシンプルで素敵です。
でも、本物のろうそくが飾ってあるのは、落ち着かない気が・・・(^-^;
『慣れ』でしょうか?笑
by nao (2008-12-25 17:13)
ドイツのクリスマス、演出が楽しいですね。
子供達のわくわく感が伝わってきます。
バッハのクリスマスオラトリオ、楽しませていただきました。
エコーのところが、ホント可愛い、オーボエ(クラリネット?)との
掛け合いもなかなかです。
私は、ヘンデルのメサイヤを聴きました。こちらは、英語なので
親近感があります。(*^^*)
そうですか~ドイツ人さんも少年合唱団にいらしたのですね。
混成合唱もいいですが、やっぱりボーイソプラノは、天に届く声
のように感じます。
by noie (2008-12-25 17:16)
>みなさま
イヴの過ごし方の話にコメントとniceをありがとうございました。
クリスマスツリー、大きいでしょう。これが入ってもゆとりがある部屋があるのって、いいですよね。
言うまでもないことですけど、ヨーロパはクリスマスを祝うことにかけてはアメリカよりずっとずっと長い歴史を持ってます。キリスト教がドイツに普及してからを考えても千年以上ですからね。だから、昔からの風習がたくさん残っています。アメリカから逆輸入したサンタクロースは、結構苦労して取り込まれてますね。商業主義の産物のサンタを排除しよう、もともとドイツにいた聖ニコラウスの精神に戻ろう、という運動もあるそうです。とは言え、ドイツでも24日にプレゼントを贈り合うのはもう廃れないでしょうね。
寝ているときに靴下にプレゼントを入れるという風習は、ドイツの聖ニコラウスの日の習慣からできたものです。12月6日に、ブーツの中に聖ニコラウスはお菓子を入れていってくれるのです。そのブーツが靴下になったのでしょう。
ドイツ国内にはクリスマスを祝わない人たちもたくさんいます。イスラム教徒の人たちや、ユダヤ人です。ドイツ国内の中国人も、クリスマス期間中休まずにレストランをやっています。学校などがお休みで、国としても祝日になるのに、宗教が違うと全く祝わないのです。そのあたり、日本にいた頃には知識として知ってはいても本当には想像しきれなかったことです。ドイツにいると、クリスマスは宗教儀式なんだと実感します。
それは、クリスマスの音楽にも現れてますね。アメリカ系のクリスマスソングももちろんラジオから流れていますが、基本的に宗教音楽が流れます。バチカンの法王のメッセージも、ライブ放送されます。それは、前法王の時からずっと同じです。
そんな宗教的な雰囲気を少しご紹介したくて、バッハのクリスマス・オラトリオのリンクを載せました。バッハの曲はいろんなのが日本でも有名でCDもたくさん出てますけど、クリスマス・オラトリオだけはほとんど知られていませんね。でも、よく聞くと、音楽的にもバッハの最高傑作に位置すると思います。宗教的であるということで日本であまり紹介されていないのが非常に残念です。
by めぎ (2008-12-26 07:05)
4曲目中のアリア、"エコー"が特徴的な曲ですね。
by さとふみ (2008-12-26 13:49)
>さとふみさま
このエコーはなかなか可愛くて素敵ですよね。バッハの遊び心が興味深いですね。
by めぎ (2008-12-29 06:09)