3日目の目的地到着 [2019-20年末年始 イタリア・プーリア州]
現在、年末年始の南イタリアの旅の話を連載中。
日が沈んだころ、遠くに山のようなものがポコポコっと見えてきた。
もう少し近づくと、そのうちの一つが街として見えてきた。
中に入るとどの街も似たようなもの。でも、ここに来たかったのだ。まずはホテル近くの駐車場を探す。と言っても駐車場という場所はなく、車を止めておける(道路の片側ないし両側が合法の駐車スペースとなっている)道路を探すという感じ。そればっかりはGoogle Mapには載っていないので、自分でぐるぐるして探すしかない。
ホテルがこの道路の下にあるはずという場所になんとか車を止めて、荷物をもって、ホテルのある方向へ降りて行こうとすると、目の前に、おおおお!
電線のないところまで下りて、もう一度。
この景色を見てみたかったのだ。そしてブルーアワーに写してみたかったのだ。間に合って良かった~
街の名前はマテーラ。2019年の欧州文化首都の一つで、2019年に入った時からぜひそこに行こうと話していたのだった。と言っても南イタリアの夏の暑さと混み具合は尋常じゃないので避け、秋に行くことも検討したけどフランス北東部に行くこととなってやめ、それで年末年始にずれ込み、2020年元旦になってからやってきたというわけである。ちなみにマテーラは正確に言うとプーリア州ではなくお隣のバジリカータ州に位置する。街に着く直前に州の境があった。昨日の記事の下から2つ目がその州の境沿いに走る道路。
泊まったホテルはこちら。このホテル、見つけるの大変だった…車を止めた道路から階段を降りたらあるはずだったのだが、その階段が入り組んでいて、降りるとすぐに分岐があるし、どちらへ出てもホテルらしきものに出会わず、最後にはめぎが荷物番をしてうちのドイツ人が入り口を探してきた。いったんずっと下まで降りて、新たにこの階段を上ると入り口(左上のリースのかかっているところ)。階段の入り口の扉も施錠されていて、ブザーを鳴らして開けてもらう仕組み。チェックインするとそのカギももらえるけれどね。
マテーラは洞窟住居で有名な世界遺産都市。町全体が大きな岩山で、8世紀ごろから岩のあちこちに穴を掘って住まいとしたのが最初。その洞窟住居は1950年代まで実際に使われ続けていたのだが、衛生状態などの悪化からまず住民を郊外に作ったアパートへ強制的に移し、その後再開発して有名になり、1993年に世界遺産に登録されたのだとか。詳しい説明はこちらをどうぞ。
このホテルも元は洞窟住居だったというところ。その名残が部屋の天井。綺麗に改装されて洞窟の石壁がむき出しではなかったのが残念。
部屋は広々としていて綺麗だった。
こんな素晴らしい景色が目の前に見られる部屋に泊まれたという意味で、このホテルは大満足。泊まってみたら、日本人の家族一組と一人旅の男性も宿泊していた。日本人に人気のホテルだったのね。HPはこちら。
場所はこちら。今思えば、このあたりのB&Bに泊まってみればもっと面白かったかもしれない。元旦だからホテルにしておこうって思ってしまったのだ。同じく大晦日だからホテルにしておこうと思って泊まったブリンディジよりずっとアットホームでよかったけれど。
日が沈んだころ、遠くに山のようなものがポコポコっと見えてきた。
もう少し近づくと、そのうちの一つが街として見えてきた。
中に入るとどの街も似たようなもの。でも、ここに来たかったのだ。まずはホテル近くの駐車場を探す。と言っても駐車場という場所はなく、車を止めておける(道路の片側ないし両側が合法の駐車スペースとなっている)道路を探すという感じ。そればっかりはGoogle Mapには載っていないので、自分でぐるぐるして探すしかない。
ホテルがこの道路の下にあるはずという場所になんとか車を止めて、荷物をもって、ホテルのある方向へ降りて行こうとすると、目の前に、おおおお!
電線のないところまで下りて、もう一度。
この景色を見てみたかったのだ。そしてブルーアワーに写してみたかったのだ。間に合って良かった~
街の名前はマテーラ。2019年の欧州文化首都の一つで、2019年に入った時からぜひそこに行こうと話していたのだった。と言っても南イタリアの夏の暑さと混み具合は尋常じゃないので避け、秋に行くことも検討したけどフランス北東部に行くこととなってやめ、それで年末年始にずれ込み、2020年元旦になってからやってきたというわけである。ちなみにマテーラは正確に言うとプーリア州ではなくお隣のバジリカータ州に位置する。街に着く直前に州の境があった。昨日の記事の下から2つ目がその州の境沿いに走る道路。
泊まったホテルはこちら。このホテル、見つけるの大変だった…車を止めた道路から階段を降りたらあるはずだったのだが、その階段が入り組んでいて、降りるとすぐに分岐があるし、どちらへ出てもホテルらしきものに出会わず、最後にはめぎが荷物番をしてうちのドイツ人が入り口を探してきた。いったんずっと下まで降りて、新たにこの階段を上ると入り口(左上のリースのかかっているところ)。階段の入り口の扉も施錠されていて、ブザーを鳴らして開けてもらう仕組み。チェックインするとそのカギももらえるけれどね。
マテーラは洞窟住居で有名な世界遺産都市。町全体が大きな岩山で、8世紀ごろから岩のあちこちに穴を掘って住まいとしたのが最初。その洞窟住居は1950年代まで実際に使われ続けていたのだが、衛生状態などの悪化からまず住民を郊外に作ったアパートへ強制的に移し、その後再開発して有名になり、1993年に世界遺産に登録されたのだとか。詳しい説明はこちらをどうぞ。
このホテルも元は洞窟住居だったというところ。その名残が部屋の天井。綺麗に改装されて洞窟の石壁がむき出しではなかったのが残念。
部屋は広々としていて綺麗だった。
こんな素晴らしい景色が目の前に見られる部屋に泊まれたという意味で、このホテルは大満足。泊まってみたら、日本人の家族一組と一人旅の男性も宿泊していた。日本人に人気のホテルだったのね。HPはこちら。
場所はこちら。今思えば、このあたりのB&Bに泊まってみればもっと面白かったかもしれない。元旦だからホテルにしておこうって思ってしまったのだ。同じく大晦日だからホテルにしておこうと思って泊まったブリンディジよりずっとアットホームでよかったけれど。
レストランの予約へ行く [2019-20年末年始 イタリア・プーリア州]
現在、年末年始の南イタリアの旅の話を連載中。
3日目、マテーラの宿にチェックインしたのは17時半ごろ。18時ごろから、レストランを探しに行くことにした。これはめぎたちの部屋の前から写したもの。この宿は一つ一つの部屋が独立していて外から入るようになっている。
自分たちで探しに行く前にレセプションに寄り、うちのドイツ人がレセプションのお兄さんにお勧めを聞いてみた。ちょっとゲイっぽいお兄さんはとっても親切に3か所ほど詳しく教えてくれて、元旦だから予約した方がいいと言われ、その場所に行ってみることにした。まずは一番近いところへ。写真の左側の入り口のところ。
中はまだ準備中。でもドアが開いていて、入って聞いてみたら、予約を受け付けてくれるという。おお~今日はまともな食事ができそうだわ~
あとの2か所は見ていないけど、もうここに決定。よさそうな雰囲気だったし、話した人もいい感じだったし、食べ終わってからそんなに歩きたくないしね。
そこから宿の方を振り返って写してみた…しかし今見てもどれが宿だか…みんな同じような感じでよくわかんないわ~
小さな教会があった。日中中を公開しているかどうかは不明だが、ゆっくり滞在してこういうのを一つ一つ見るのも楽しいかもしれないな。
ここがこの街のメインストリート。街の真ん中にある谷の一番下と言う感じ。と言ってもその周りと比べると高い場所にあるのだが、この谷底を境に両側に岩山があって、その岩山をくりぬく形で洞窟住居が作られ、それを綺麗に石で化粧した形で今があるという感じ。
レストランのあるところはメインストリートの反対側で、これはまた宿のある側に戻ってきて登り始めたところ。
アップダウンの激しい街。もう使われていない建物も多そうだったけど。
それにしても高感度と手振れ補正、よくなったわねえ…ここなど、見た目は真っ暗だったのだけど、ここまで撮れちゃうんだもの。それにオートの色合いも悪くない。ホント、このZ50、すごい。
3日目、マテーラの宿にチェックインしたのは17時半ごろ。18時ごろから、レストランを探しに行くことにした。これはめぎたちの部屋の前から写したもの。この宿は一つ一つの部屋が独立していて外から入るようになっている。
自分たちで探しに行く前にレセプションに寄り、うちのドイツ人がレセプションのお兄さんにお勧めを聞いてみた。ちょっとゲイっぽいお兄さんはとっても親切に3か所ほど詳しく教えてくれて、元旦だから予約した方がいいと言われ、その場所に行ってみることにした。まずは一番近いところへ。写真の左側の入り口のところ。
中はまだ準備中。でもドアが開いていて、入って聞いてみたら、予約を受け付けてくれるという。おお~今日はまともな食事ができそうだわ~
あとの2か所は見ていないけど、もうここに決定。よさそうな雰囲気だったし、話した人もいい感じだったし、食べ終わってからそんなに歩きたくないしね。
そこから宿の方を振り返って写してみた…しかし今見てもどれが宿だか…みんな同じような感じでよくわかんないわ~
小さな教会があった。日中中を公開しているかどうかは不明だが、ゆっくり滞在してこういうのを一つ一つ見るのも楽しいかもしれないな。
ここがこの街のメインストリート。街の真ん中にある谷の一番下と言う感じ。と言ってもその周りと比べると高い場所にあるのだが、この谷底を境に両側に岩山があって、その岩山をくりぬく形で洞窟住居が作られ、それを綺麗に石で化粧した形で今があるという感じ。
レストランのあるところはメインストリートの反対側で、これはまた宿のある側に戻ってきて登り始めたところ。
アップダウンの激しい街。もう使われていない建物も多そうだったけど。
それにしても高感度と手振れ補正、よくなったわねえ…ここなど、見た目は真っ暗だったのだけど、ここまで撮れちゃうんだもの。それにオートの色合いも悪くない。ホント、このZ50、すごい。
部屋でワイン [2019-20年末年始 イタリア・プーリア州]
現在、年末年始の南イタリアの旅の話を連載中。
レストランの予約をしためぎたちは、再び宿に戻ってきた。
この日は一日走り回ってあちこち見てきてちょっと疲れてしまったので、さらにあちこち見たりせず宿でのんびりアペリティフを楽しもうということにしたのだ。最初はレセプションのスペースにあるバールのようなところで飲もうと思っていたが、そこでワインを買って部屋で飲んでもいいということで、買ってグラスも借りてきた。そうよ、ホテルなんだからこうじゃなきゃねえ...と、前日のブリンディジのホテルで使い捨てプラスチックコップを渡された衝撃をふと思い出す。
このグレコというワインはもとは古代ギリシャからここに渡ってきたらしい由緒あるブドウのワイン。
絵が素敵。
うちのドイツ人はホテルでもらったマテーラの地図をじっくりと見ながら次の日にどこに行こうか考え中。
めぎは行きたいところがもう決まっているのでそれをうちのドイツ人に伝え、その後部屋の外に撮影へ。今回は小さな三脚を持って来たので、まずはF9&ISO100&8秒で。
Z50という軽いカメラなので、三脚も小さくてOKだし、ホント旅行に最適。これはF13&ISO100&30秒で。2日前の記事で最後にお見せした手持ちでISO6400で撮ったのも悪くなかったけど、やっぱりディテールはこちらの方が素晴らしい。ライトアップされている塔が明るすぎたので…
上の撮って出しのRAWデータをうちであれこれレタッチしてみた。例えばこんな感じ。
ちょっとお遊びも。こうしてみると面白いし、星が見えるようになった。
これも悪くないなあ。写真ではなくイメージアートっていう感じ。
そんなレタッチに意味があるかどうかはさておき、印象が変わって面白いわねえ。
レストランの予約をしためぎたちは、再び宿に戻ってきた。
この日は一日走り回ってあちこち見てきてちょっと疲れてしまったので、さらにあちこち見たりせず宿でのんびりアペリティフを楽しもうということにしたのだ。最初はレセプションのスペースにあるバールのようなところで飲もうと思っていたが、そこでワインを買って部屋で飲んでもいいということで、買ってグラスも借りてきた。そうよ、ホテルなんだからこうじゃなきゃねえ...と、前日のブリンディジのホテルで使い捨てプラスチックコップを渡された衝撃をふと思い出す。
このグレコというワインはもとは古代ギリシャからここに渡ってきたらしい由緒あるブドウのワイン。
絵が素敵。
うちのドイツ人はホテルでもらったマテーラの地図をじっくりと見ながら次の日にどこに行こうか考え中。
めぎは行きたいところがもう決まっているのでそれをうちのドイツ人に伝え、その後部屋の外に撮影へ。今回は小さな三脚を持って来たので、まずはF9&ISO100&8秒で。
Z50という軽いカメラなので、三脚も小さくてOKだし、ホント旅行に最適。これはF13&ISO100&30秒で。2日前の記事で最後にお見せした手持ちでISO6400で撮ったのも悪くなかったけど、やっぱりディテールはこちらの方が素晴らしい。ライトアップされている塔が明るすぎたので…
上の撮って出しのRAWデータをうちであれこれレタッチしてみた。例えばこんな感じ。
ちょっとお遊びも。こうしてみると面白いし、星が見えるようになった。
これも悪くないなあ。写真ではなくイメージアートっていう感じ。
そんなレタッチに意味があるかどうかはさておき、印象が変わって面白いわねえ。