蝋燭点火 [文化の違い]
お生まれになりました…
24日の夕方、ツリーの準備をしたところでうちのドイツ人は食事の支度にとりかかり、めぎは一人レンズをとっかえひっかえあれこれと撮影。
明るいレンズを使っているので、暗くても明かり無しでここまで写る。凄いな。本当は室内撮影用の明かりも知り合いにいただいたのがあるのだが、それを使わないまま。冬休み中には使ってみようと思っている。
さて、夕食のお時間に。ドイツでは普通イブに豪華なディナーは用意しない。まだ生まれてないからだ。多くの家庭ではソーセージにポテトサラダとか、ポテトスープとか、サーモンのソテーとかを食べるという。どれも支度に手間のかからないものである。めぎ家ではイブにはエビのガーリック焼きと決めている。ソーセージなどと比べてかなりリッチなのだが、料理に手間がかからないという点で一致している。いつもはリゾットを作るのだが、今回はトルコピラフ。クリスマスにトルコ料理って全然合わないけど、でもそれはうちのドイツ人の決めたことだから。レーズンと松の実の入ったピラフ、とても美味しかった。
そして、自宅だけどちょっと改まってきちんと着替えてリビングへ。本当は食事のときから着替えるべきなのだろうが、エビを焼くのに油が跳ねるし出来立ての熱々をすぐに食べたいので食事は普段着で。でも、プレゼント開封はドイツ語でBescherung(ベシェールンク)という特別の単語があって儀式のようなものなので、きちんとした格好で。そして、やっとツリー点火。
素敵なので、ぼかして撮ってみた。
めぎたちが飾りの玉に写っている。
壁の釘とかが写るし(ちゃんとレタッチで消せばいいのだろうが)、世の中の広告写真のようにはいかないけど、このツリーに蝋燭を灯した瞬間というのはとても厳かな雰囲気になる。そんな雰囲気を撮りたいが、それはイブには無理。プレゼント開封を待っている人がいるし、バッハを聞いたりツリーの飾りつけやら何やらを褒めたり忙しいのだ。でもまあこれから1月6日まで、何度もチャンスはあるだろう…
だからこのときはZ6のキットレンズF4通しの24-70mmでチャチャッと撮った。
でも、プレゼントの包みと一緒に撮れるのはこのときしかない。今回の写真の中でめぎが一番気に入ったのはこれ。
プレゼント開封の時間は写真撮影はしなかった。もらって喜んでくれる相手の、そしてくれる相手の気持ちに寄り添って。
本物のモミの木のにおいと、蝋燭の火のにおい。それは、幸せなにおい。一人だったら絶対にしないから。
24日の夕方、ツリーの準備をしたところでうちのドイツ人は食事の支度にとりかかり、めぎは一人レンズをとっかえひっかえあれこれと撮影。
明るいレンズを使っているので、暗くても明かり無しでここまで写る。凄いな。本当は室内撮影用の明かりも知り合いにいただいたのがあるのだが、それを使わないまま。冬休み中には使ってみようと思っている。
さて、夕食のお時間に。ドイツでは普通イブに豪華なディナーは用意しない。まだ生まれてないからだ。多くの家庭ではソーセージにポテトサラダとか、ポテトスープとか、サーモンのソテーとかを食べるという。どれも支度に手間のかからないものである。めぎ家ではイブにはエビのガーリック焼きと決めている。ソーセージなどと比べてかなりリッチなのだが、料理に手間がかからないという点で一致している。いつもはリゾットを作るのだが、今回はトルコピラフ。クリスマスにトルコ料理って全然合わないけど、でもそれはうちのドイツ人の決めたことだから。レーズンと松の実の入ったピラフ、とても美味しかった。
そして、自宅だけどちょっと改まってきちんと着替えてリビングへ。本当は食事のときから着替えるべきなのだろうが、エビを焼くのに油が跳ねるし出来立ての熱々をすぐに食べたいので食事は普段着で。でも、プレゼント開封はドイツ語でBescherung(ベシェールンク)という特別の単語があって儀式のようなものなので、きちんとした格好で。そして、やっとツリー点火。
素敵なので、ぼかして撮ってみた。
めぎたちが飾りの玉に写っている。
壁の釘とかが写るし(ちゃんとレタッチで消せばいいのだろうが)、世の中の広告写真のようにはいかないけど、このツリーに蝋燭を灯した瞬間というのはとても厳かな雰囲気になる。そんな雰囲気を撮りたいが、それはイブには無理。プレゼント開封を待っている人がいるし、バッハを聞いたりツリーの飾りつけやら何やらを褒めたり忙しいのだ。でもまあこれから1月6日まで、何度もチャンスはあるだろう…
だからこのときはZ6のキットレンズF4通しの24-70mmでチャチャッと撮った。
でも、プレゼントの包みと一緒に撮れるのはこのときしかない。今回の写真の中でめぎが一番気に入ったのはこれ。
プレゼント開封の時間は写真撮影はしなかった。もらって喜んでくれる相手の、そしてくれる相手の気持ちに寄り添って。
本物のモミの木のにおいと、蝋燭の火のにおい。それは、幸せなにおい。一人だったら絶対にしないから。
2020-12-26 02:00
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コメント(9)
プレゼントは幾つになってもうれしいものです^^
変異コロナ、猛威を振るいそうです(◞‸◟)
by Baldhead1010 (2020-12-26 04:11)
正装というほどかはわかりませんが、ちゃんと着替えるというのが、クリスマスをいかに大切にしているかということがわかります。
それだけのイベントなので、メルケルさんもあんなに必死にクリスマスのためになんとかしようと訴えていたんですね。
by YAP (2020-12-26 06:46)
クリスマスって感じですねぇ
どうも 縁がないのか
やっぱり今年もシングルベルでした
by (。・_・。)2k (2020-12-26 09:32)
カミさんのピアノ教室で、例年行ってきたクリスマス会が今年は中止で、
結局居間のツリーも今年は出しませんでした。
なんとなく過ぎてしまった日が残念...もちろんプレゼントも無し。
仕方ないので、自分用にプレゼント選んで買いましたです。
by ナツパパ (2020-12-26 09:49)
クリスマスツリーにロウソクをつけて、火をつけるというのは、日本では,見たことがないです。
ドイツならではのクリスマスツリーですね。
by テリー (2020-12-26 12:16)
ろうそくの灯ったクリスマスツリーはやはり雰囲気があって素敵ですね。
食事も美味しそう。こう言う所はまさに文化の違いですね。
日本のクリスマスと大違い。と言っても本当の(敬虔な)クリスチャンの方はきっと違ったクリスマスを日本でも迎えていらっしゃるのでしょうけれどね。
by mm (2020-12-26 12:21)
最後の1行、ぐっと来ました!
幸せの匂いを感じられるのも、
イベントや相手を大切にする気持ちが有るから・・ですよね。
by angie17 (2020-12-26 13:08)
相手がいるからこその幸せ。素敵ですね。プレゼント開封が改まった気持ちで行われる儀式のようなものだとは初めて知りました。
めぎさんが気に入っていると書いていらっしゃる写真、いいですね。見ていると、蝋燭が乗っている枝先にぎゅーっと気持ちが集中していきます。自分がその場で見ているような臨場感で。
by stellaria (2020-12-26 14:34)
エビが香ばしく焼けてて美味しそう♪
クリスマスツリー、キャンドルが灯ると、ますます雰囲気よく。
穏やかな気持ちで過ごす夜ですね^^。
by Inatimy (2020-12-27 05:05)