オーバーバウム橋とイーストサイドギャラリー [ベルリン]
現在、7月初めのベルリン旅行記を連載中。
友人夫婦の娘さんとカレシさんと待ち合わせしたのは、ベルリンの旧東側、ワルシャワ駅の近く。昨日の記事の場所からまっすぐ北へ車で10分ほど。
この辺りは倉庫街。先日世界遺産に登録されたハンブルクの倉庫街と似ている。
建物の内側。格好いいなあ。
左がフルサイズD600と20mm単焦点で。右側は1インチのV3と18.5mm(換算50mm)で。
今回の旅のあと、うちのドイツ人に「D600で写したのよりV3の方がずっとよかった」と言われちゃって・・・まだ買って間もない20mm広角に慣れていない所為かも知れないけど、50mm単焦点は半年間毎日通勤に持ち歩いて画角に慣れたからかも知れないけど、V3の写りは確かに悪くないのだ。
ここからは全てV3での撮影。
娘さんとカレシさんが連れて行ってくれたのは、このオーバーバウム橋が見えるレストラン。
シュプレー川の向こうは旧西側だったとか。
その昔は東側の人はこの川に近づくこともできなかっただろうに、今はこんなことが東側からできちゃうのだから、いい時代になったものだ。
このレストランはセルフサービスなのだが、なかなか美味しい。めぎは好きなのを好きな量入れて量り売りするサラダバーだけでおなかいっぱい。
ワンちゃん、暑いだろうなあ・・・
食事を終えて、カレシさんは慌ただしく仕事へ戻っていった。娘さんも午後から出勤とのことで移動していった。
こんなオブジェのあるここに集合したのは・・・
カレシさんのオフィスがこの辺りにあるから。
娘さんの方はここから南東のアートラースホーフという地域へ。その辺りは今ちょうど研究都市が建設されているところ・・・ちなみに娘さんは物理学の博士様。なんの研究をしているのか聞いたけど、いやぁ、難しいわぁ・・・
さて、めぎたちはこのオーバーバウム橋を横切って・・・
すぐそばのイーストサイドギャラリーへ。そう、ベルリンの壁が残してあるところ。
すっかり観光地化してるけど。
こんな分厚い壁だったのねえ・・・
ここからまたD600で。
暑いのでこれ以上見るのは断念し、また車に乗って、次のポイントへ。ここはイーストサイドギャラリーからちょっと南下したところにあるテンペルホーフ空港跡。
ナチスの空港だったここは、戦後は西ドイツから西ベルリンへの食糧・物資供給のための空港として復活し、その後国際空港としても使われたが、次第に大きなテーゲル国際空港に取って代わられ、2008年に閉鎖され、2010年からこうして市民に解放されているそうだ。
この後めぎたちは一旦シャーロッテンブルクのホテルに戻ってシエスタならぬお昼寝休憩をし、夕方以降の予定に備えた。
つづく
撮影: D600 + 20mm(F1.8)、Nikon 1 V3 + 18.5mm(F1.8)
2015-07-15 02:00
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コメント(8)
ベルリンの旅を楽しく読んでいます。
当時訪れた東ベルリンをふと思い出しました。
by のび太 (2015-07-15 06:41)
壁が崩壊した時のニュース、日本にいながらも驚きとともに見入ったのを思い出します。
by ちばおハム (2015-07-15 07:49)
横浜にTUVのオフィスがあり、そこにベルリンの壁の一部が展示されています。
この壁がなくなった日というか壊された日?大勢の市民が壁の上で喜んでいた光景は、今もおぼえています。
by YAP (2015-07-15 08:30)
空港の跡地が再開発じゃなくてそのまま、と言うのが良いなあ。
自転車走り放題、人も動物も駆け回り放題...なのでしょうか。
by ナツパパ (2015-07-15 10:12)
むかし、横浜にある某デパート(今はもう撤退してしまいましたが)の前にベルリンの壁がありました。
見に行ったときにめぎさんと同じく、分厚いなぁと感じました。
by sheri (2015-07-15 14:33)
重厚な作りの建物に、ジャングルジム?のようなオブジェが、
現代かな、、空港の広々をそのままって、素晴らしい
by engrid (2015-07-15 18:03)
ベルリンの壁が壊された時のことは忘れられません。
当時は高校生で、1年前に社会科の先生がとても熱心にこの壁の話をされたので「あの壁が!」と鳥肌がたちました。
by ネム (2015-07-15 19:33)
レンガの倉庫、美しいですね〜♪ 微妙にずらしてレンガを積んで外壁に模様を作るの、いいなぁ。
オーバーバウム橋のアーチの上に列車、いい写真^^。
船も通って、絶妙なタイミングですね〜。
by Inatimy (2015-07-16 06:17)