古代ローマ時代の円形闘技場 [シチリア]
現在、クリスマス前のカターニアの話を連載中。
ここはカターニア観光の目玉のあるところ。
地面の下に、古代ローマ時代の円形闘技場。
ぐるっと鉄の垣根で囲われている。その所々にこんな銅像が。
夜は入場できないようになっていて、既に入り口は閉まっていた。
管理事務所のような建物の屋根の上に猫がいた。
仲良しで舐めあっていた。
上をぐるりと回ってみる。
2世紀頃に作られたそうだが、今の地面の高さと・・・
当時の地面とではずいぶん違うのね。
溶岩で作られているとのこと。その後地震や火山の噴火で埋まってしまったのだろう。今の地面の高さは当時積み上げて作ったはずの観客席の一番上の部分と同じである。
観光SLが通り過ぎていった。
それからめぎたちは南東の方へ向かい、こんな通りへ出た。
ここはベッリーニ劇場。「海賊」や「ノルマ」などのオペラを書いたベッリーニはカターニアの生まれなのだ。この日も演目があるようで、人々が並んでいた。
めぎたちはそのすぐそばにあるこのカフェで・・・
カウンターで一杯いただくことにした♪
お酒を頼むとこうしてつまみも出される。地元のワインと地元のつまみ。旅で最も楽しい瞬間である。
このあと一旦ホテルへ戻り、ちょっと一休みしてから夕飯へ出かけることにした。
つづく。
撮影: D600 + 24-70mm(F2.8)
2015-02-09 02:00
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コメント(11)
火山の国、まだまだ埋設文化財が出てくるかもしれませんね。
by Baldhead1010 (2015-02-09 04:40)
ねこちゃんの背景に映り込んだ煉瓦積みはかなり歴史がありそうですね。
イギリス、あるいはオランダ積み(両者の違いは、端の積み方を観ないと区別がつきません)のようですが、もっと見てみたいなぁ(^^)
by 駅員3 (2015-02-09 07:17)
歴史ある街、という感じですね。
何千年もまえの建物が残っているというのが素晴らしいです。
by ちばおハム (2015-02-09 07:55)
昔の闘技場の上に、現代の普通の町があるというのがおもしろいです。
独特の対比が生まれていますね。
by YAP (2015-02-09 08:12)
自然の偉大さですね。イタリアの南部、古い時代に火山の爆発があったのね~ポンペイもそうだし、地下に埋まった昔の町。
ロマンだわ^^
by mimimomo (2015-02-09 09:04)
ここにも、ローマ時代の延期闘技場があるのですね。
こんな形で、放置しておくのは、もったいない感じですね。日本なら、もう少し手入れをして、観光の目玉にしたいところです。
by テリー (2015-02-09 15:21)
こういう街歩き、大好きです!
ゆっくりと暮れていく街の雰囲気も良いですね。
めぎさんご夫妻と一緒に、街を歩いた気持ちになりました。
by ナツパパ (2015-02-09 17:33)
カターニアはエトナ山に一番近い街ですものね。
by miffy (2015-02-09 23:24)
スゴい、面白いところ♪
今は半円しか見えないけど、昔は円形だったんですねぇ・・・ということは、
その上に建物が建ってしまってる^^;。
工事の途中でストップがかかったりしなかったのかしら。
どんな剣闘士がいたんだろうな〜。
by Inatimy (2015-02-10 00:04)
流石にフルサイズに大三元レンズ。重厚な写りで、歴史ある街並が印象的ですね。白黒の猫達は親子でしょうか。
by ぽりぽり (2015-02-10 03:19)
街歩き、いいですね
楽しいです、お散歩にご一緒させていただいたきもちです
by engrid (2015-02-11 18:08)