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もうすぐアドヴェント [小さな出来事]

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今年の第1アドヴェント(クリスマス4週間前の日曜日)は11月29日。それに先立ち、デュッセルドルフではなんと19日にもうクリスマス市が始まり、それ以外の町もだいたい今週から。いつも行くマルクト市場でも、先週既にアドヴェントの飾りがいっぱいだった。
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アドヴェント=クリスマスまでの4週間の準備期間には、日曜日ごとに一つずつ蝋燭を灯していく。だから、リースには4本の蝋燭。色とりどりですね~♪
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オレンジも青も紫もワインレッドも綺麗だけど、うちのドイツ人はクリスマスには絶対に赤のを買う。クリスマスは家族の温かい団欒のお祭りなので、シックな演出はいらない、と頑として譲らない。伝統は白か赤。白も素敵だなあとめぎは思うのだけど、白はキリスト教的すぎるので異教徒のめぎと一緒だから赤がいい、とも。ふーん・・・

まあ、赤は確かにあったかくて可愛らしくてクリスマスらしいわね。
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リースは自分で作ることもできる。
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それから、クリスマスっぽいアレンジも。
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ドイツでクリスマスに飾られる花の一つがなんとアマリリス。こんな長い切り花や・・・
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鉢植えも。
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そう、めぎ家の食卓にあったのはこの鉢植え。アマリリス、いつ頃咲くかしら。

アドヴェントに玄関に飾るのがこの宿り木。
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早く部屋の改装を終わらせてアドヴェント気分を満喫したいな・・・

♪ おまけ ♪

これはパン屋さんの中にある喫茶コーナーの飾り。ね、白い蝋燭も素敵でしょ・・・
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コメント 27

Krause

だんだんクリスマスらしい雰囲気になってきていますね。
by Krause (2009-11-28 05:22) 

tanpopo

今年ももうすぐアドヴェントなんですね!早いなあ。昨年のアドヴェントの記事を拝見しながら、ドイツのクリスマス前の様子を楽しませていただいたのを思い出します。素敵な季節ですね。
by tanpopo (2009-11-28 05:44) 

manamana

異教徒という言葉が、重いと思いました。
でも、クリスマスは楽しみですね。
by manamana (2009-11-28 06:24) 

Baldhead1010

日本でも宿り木は華道に使うのか、一枝が数千円もするんですよ。
by Baldhead1010 (2009-11-28 07:48) 

Inatimy

早いですね~クリスマスのグッズがいろいろ。
色とりどりのマルクトの写真がキレイ。
でもクランツは私もやっぱり、赤か白がいいな。
こちらは来月6日にシンタクラースがスペインに帰らないと、
クリスマスの雰囲気にならなくって。
by Inatimy (2009-11-28 07:50) 

とよっち

ドイツ人さんのこだわり、分かるような気がします。
by とよっち (2009-11-28 08:06) 

ナツパパ

もう12月になるんですものね。
クリスマスが近い、今年も暮れていくのか...と、ちょっとしんみり。
でも、その前にクリスマス、愉しんじゃって下さいね。
by ナツパパ (2009-11-28 08:07) 

hatsu

もう、そういう季節なんですね^^
去年めぎさんの記事で見た、
『ハーブティーのアドヴェントカレンダー』、素敵でしたょね~♪
by hatsu (2009-11-28 08:54) 

もんとれ

あの砂糖漬けの壷の中身もお目見えのころかな・・。アマリリスが立派だな。
by もんとれ (2009-11-28 10:48) 

kakasisannpo

ドイツのクリスマス飾り市も結構楽しそうですね

by kakasisannpo (2009-11-28 11:08) 

ぽりぽり

いよいよ、スペシャルな月になりますねぇ。アドヴェントカレンダーは、今年も手に入れられるのでしょうか?!  ロウソクに火をともして、のんびるする時間が欲しいなぁ。。
by ぽりぽり (2009-11-28 11:11) 

やよい

明日 29日が第一アドヴェントですか、
リースの材料が揃ったので リース作りを頑張らないと・・・・
私も異教徒ですが クリスマスは楽しみです。
by やよい (2009-11-28 12:27) 

母ちゃん

市場がクリスマスカラーで美しいですね~。私も赤派ですが、信念はないので、きれいならOKです(^^)
by 母ちゃん (2009-11-28 13:43) 

Bonheur

クリスマスの雰囲気になってきましたね。
アドベントというと、毎年めぎさんが紹介されている、アドベントカレンダーを思い出します。今年も入手済みでしょうか?
年末、はやくゆっくりしたいですね~
by Bonheur (2009-11-28 14:03) 

マリエ

アドベントカレンダー、忘れずに出しました、クリスマスって何か楽しいです。宗教的な事も街の賑わいも、プレゼントも今年の締めくくりですね。クリスマスリース私も作ろうかな、写真見て思いました~(*^-^)
by マリエ (2009-11-28 14:34) 

YAP

今年もクリスマスマーケットの時期がやってきましたね。
どの街でも、ドイツの伝統的な冬の風物詩で盛り上がっているのでしょう。
グリューワインとソーセージで雰囲気を楽しみたいです。
by YAP (2009-11-28 18:00) 

miffy

もうそんな季節なんですね~
赤もいいけどワインカラーも素敵ですね~
by miffy (2009-11-28 19:09) 

淳司

ドイツのクリスマス・・・
きっと素敵なんだろうなぁ(><)b
by 淳司 (2009-11-28 22:37) 

ぎんのとり

はじめまして。
クリスマスの様子が伝わってきて素敵ですね。

下の子がクリスマスの時期にドイツに旅行に行って
かわいいオーナメントを買ってきました。
銅貨豚も家族の人数分買ってきましたよ。

これからもよろしくお願いたします。
by ぎんのとり (2009-11-28 22:38) 

luces

一気にクリスマスムードですね。
赤いロウソクが一番落ち着いた雰囲気で伝統的なクリスマスによく合いそうです。

by luces (2009-11-29 00:26) 

rino

お部屋の改装がクリスマスまでに間に合って、早くソファーを置いて、クリスマスの飾りしたいですよね(^^)いいなぁ~ドイツのクリスマス♪
by rino (2009-11-29 00:38) 

おじゃまま

アマリリス?それはドイツ全域ですか?
私は全くそれを見た記憶がありません。
二十年ほど前のミュンヘン滞在者ですが。
藁人形、藁細工、プラムの人形はよく見ました。
アマリリスは、無かった、少なくとも当時のミュンヘンでは…。
by おじゃまま (2009-11-29 01:00) 

めぎ

>みなさま
アドヴェント直前の話にコメントとniceをありがとうございました。
ドイツのクリスマスの飾りは毎年お伝えしてて、同じことの繰り返しですね。でも、日本で毎年イルミネーションを点灯したりするのと同様、ドイツのクリスマスの準備はやっぱりワクワクします。
めぎは取り立てて何かを信仰しているわけではない典型的な日本人なんですが、ドイツにいると完璧にめぎは「異教徒」扱いです。そして、クリスマスとそれに先立つアドヴェントは、自分がキリスト教徒ではないことを骨の髄まで感じる期間でもあります。
先日、日本でのクリスマスの様子を授業で扱いましたが、神聖なるクリスマスを穢された気分になった学生がいたほどです。クリスマスが祝日じゃなく、誰も教会に行かず、誰も本物のモミの木を飾らず、田舎へ帰って家族一緒にお祝いしないなんて・・・と。日本のキリスト教徒が全体の1%に満たないということも相当なショックのようでした。
これからクリスマスに向け、アドヴェント期間に入ります。ドイツには12月6日に聖ニコラウスの日があるし、これから一ヶ月はクリスマスのことを毎日考え、世の中にはキリストが生まれる馬小屋を再現した飾りが置かれ、町に置かれているツリーも本物の木で素朴で、心からイエス・キリストの誕生を待ちわびているような空気が流れます。
そういうことは、ドイツに来た当初はまだ感じませんでした。最初の年はクリスマスマーケットの決して派手ではない素朴なあたたかい美しさに目を奪われ、異文化体験に夢中になっていただけでした。その後うちのドイツ人と知り合い、彼の家族と一緒にクリスマスを祝うようになって、いろんなことを感じました。それはとてもブログに簡単に書ききれるものではないですが、一言で要約するとしたら、毎年毎年自分が如何にクリスマスに馴染まない人間かを思い知る感じです。
学校でも幼稚園でもそしてうちでも子ども達が聖書の物語に触れたりするこの時期、めぎはめぎで、クリスマスを自分にとってのお正月だと考えて、新たな一年を迎える気持ちに重ねています。クリスマスは冬至の直後、つまり真っ暗な時期にようやく光が復活する日ですから、それを喜ぶ気持ちはドイツ人がキリストの誕生を祝う気持ちと似ていると感じています。
アマリリスを飾るのは、比較的新しい習慣だと思います。だって、アマリリスは外では冬に咲きませんもの。わざわざクリスマスに咲くように育てられるのです。ドイツの花束の宅配サービスのサイトには、クリスマス用にアマリリスのアレンジがたくさん出ていますから、少なくとも今は恐らくドイツ全体の習慣ではないかと思います。うちのドイツ人が初めて一人暮らしした頃、つまり今から35年ほど前には、既にアマリリスを飾る習慣があったと言っています。でも、それはハンブルクのことですから、ミュンヘンがその頃どうだったのか、全く分かりません。スウェーデンでもアドヴェント期にはアマリリスやヒヤシンスをポインセチアやクリスマスローズなどと並んで部屋に飾るそうですから、これは北欧の伝統なのかも知れませんね。
世の中はクリスマスマーケットが始まっているのに、未だ部屋の改装と格闘しているめぎ家です・・・この埃っぽい毎日と早くおさらばしたいわ~それに、11月と12月はめぎは仕事が非常に忙しく、なかなかクリスマス市に行けません。いつになったらその写真を撮りに行けるかナゾです。
by めぎ (2009-11-29 03:15) 

おじゃまま

めぎさん、詳しく教えてくださってありがとうございました!
ご主人にまで聞いてくださったみたいで、感謝、感謝です。
クリスマスの「定番」も変化しつつあるのですね!
花の宅配サービスのサイト、覗いてみますね。

ほんの三ヶ月ほどの滞在でしたが、
クリスマスシーズン、とても印象に残っています。
もう行くこともかなわない、時々思い出すドイツの、
とれたてほやほやの風景や風習、いつも楽しませてもらっています。
またいろいろと教えてくださいネ。
by おじゃまま (2009-11-29 11:29) 

めぎ

>おじゃままさま
クリスマスシーズンにドイツに滞在なさったのですね。それは素敵な体験だったでしょうね。またいつの日か、ドイツやヨーロッパにいらっしゃることができますように。ドイツは夏も素敵ですよ。
by めぎ (2009-11-30 05:29) 

たいちさん

カウントダウンのように蝋燭を点してクリスマスを盛り上げるのですね。
by たいちさん (2009-11-30 13:10) 

めぎ

>たいちさま
盛り上げるというよりは、クリスマスという最高地点へ自分たちを持ち上げていく、という感じに見えます。
by めぎ (2009-12-03 07:17)