ドイツの英語教育 [文化の違い]
先日子供が英語の宿題をやっていた。ちなみに英語の教科書も学校からの借り物である。
教科書の内容は、ほとんど会話の練習である。話せるようになることがなによりも重視されているのだ。
ドイツの学校では、鉛筆を使わない。ペンを使うのである。間違ったものを消さずに直す、という教育をしているからである。
教科書とワークブックを見せてもらっていたら・・・
これは買い物で値段を尋ねるというシチュエーション。このような場合、日本だったらドルが書かれているのが一般的ではないだろうか。
さらにページをめくっていくと・・・
ここでは、イギリスのお金を紙幣からコインまで全て紹介しているのである。
さらに、教科書の扉を開くと・・・
イギリスの地図だ。
このように、ドイツでは英語と言えばイギリス語というイメージが強い。発音もイギリス英語の発音で教えられる。わあドルじゃないんだね、と思わず口にした私にドイツ人は、英語は「英」語であってアメリカ語じゃない、との一言。ここら辺に、ヨーロッパ人のアメリカに対する優越感とコンプレックスが感じられる。
これいいですね。this is a pen.では使えませんね。
りんごを指差して、What is this?とはこれ如何に。
です。
How much is this skirt?
これでなくてはね!!
「ドイツの学校では、鉛筆を使わない。ペンを使うのである。間違ったものを消さずに直す、という教育をしているからである。」
私の教育と同じです。
消しゴムは使わせません。
正解。
by みほ (2006-10-28 05:54)
>みほさま
Wie viel kostet der Rock?
Könnten Sie selber nicht sehen?
とドイツなら言われそうです。店員は非常につっけんどん。
by めぎ (2006-10-28 07:00)
なるほど・・・歴史が違います。。。ね!!
by y-y-ventuers2 (2006-10-28 11:44)
>夏のひまわり様
ヨーロッパにとってはアメリカは「兄弟だけど曾孫のような歴史の浅い国」といったところでしょうか。日本などと比べるとずっと身近だけど、歴史と経験のある自分たちとは別の世代、とみなしているようです。
by めぎ (2006-10-28 15:44)
それでいいのです。
目と手があるのですから。
そのために値札が付いているのですから。
値引きの交渉のときには、聞かなければならないでしょう。
こちら(買い手)が勝手に決めるわけにもいかないでしょうから。
Wie viel ist die Uhr?と同じ聞き方でいいのですね。
by みほ (2006-11-01 03:17)
>みほさま
何時ですか?でしたら、Wie viel Uhr ist es?でございます。
時計のお値段を聞くときは、それでよろしいですよ。
by めぎ (2006-11-01 06:29)