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菊 [文化の違い]

先日、相方にこれをプレゼントされた。


菊である。
新宿御苑の菊花壇展を思い出すような、丸くて大きい菊の鉢植えだ。

菊の花と言えば、普通何が思い浮かぶだろうか。
仏壇?お彼岸?皇室?
日本人同士で菊をプレゼントすることって、ほとんど無いと思うがどうだろう?

この菊はマルクト(広場で週一回くらい開かれている近郊農家の市場)で、なんと5ユーロで売られていた。700円もしないのである。
ちょっとしたお墓参り用の花束でも500円位してしまうことを考えると、ずいぶんお買い得だ。

この菊を据えると、秋が近づいて淋しくなってきたベランダが華やかに、でも一層秋らしくなった。


デュッセルドルフは少しずつ秋めいてきている。


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コメント 8

みほ

異国との文化の対比とキク、楽しく読ませていただきました。
我が家では、菊は庭と馬場の畑に植えて楽しんでおります。
ありがとうございました。
by みほ (2006-09-26 08:55) 

めぎ

コメントありがとうございました。
馬場ってどこ?といろいろ探してしまいました。
(最初、高田馬場かなと思った私・・・)
素敵なところですね。いつか行ってみたいです。
by めぎ (2006-09-27 00:56) 

みほ

>めぎ様へ
私の馬場です。
生まれたところも馬場(ばんばといいます)という小字名でした。
ですから、私の名乗りは、馬場の子太郎藤原の某です。
高田馬場は、流鏑馬で行きます。
更級日記の子忍びの森のところといわれております。
いつの日か、更級日記を読まれるときがございましたら、脚注をお当りください。
by みほ (2006-10-06 10:07) 

めぎ

更級日記は残念ながら手元に無いんですよね・・・
古典物は結構持っているんですが、残念。
今度帰国したら見てみます。
by めぎ (2006-10-07 04:18) 

みほ

東(あづま)より人来たり。「神拝(しんぱい)といふわざして国の内ありきしに、水をかしく流れたる野の、はるばるとあるに、木(こ)むらのある、をかしき所かな、見せでと、まづ思ひいでて、ここはいづことかいふと問へば、子忍びの森となむ申すと答へたりしが、身によそへられて、いみじく悲しかりしかば、馬より降りて、そこに二時(ふたとき)なむながめられし。
 
  とどめおきてわがごと物や思ひけむ見るに悲しき子忍びの森
 
となむおぼえし」とあるを見る心地、いへばさらなり。返りごとに、
 
  子忍びを聞くにつけてもとどめおきしちちぶの山のつらき東路(あづまぢ)
*この子忍びの森の脚注に:茨城県西茨城郡南川根村押辺と注をうってあります。
by みほ (2006-10-07 21:34) 

めぎ

ここにも書いてくださっていたんですね!
ありがとうございます。
by めぎ (2006-10-10 03:42) 

たろちぅ

見事なまん丸。かわいいですね^ー^
by たろちぅ (2007-04-05 07:06) 

めぎ

>たろちぅさま
菊の写真を見てくださってありがとうございます。今年も咲くかなあ、と楽しみにしているところです。
by めぎ (2007-04-05 16:56) 

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