佳境に入ったブンデスリーガ：ドイツ再発見：SSブログ

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雁の雛たち｜コリントスからオリンピアへ出発ブログトップ

佳境に入ったブンデスリーガ　[小さな出来事] [編集]

ブンデスリーガの今季は来週の土曜日の試合を残すのみ。

土曜日はいつもサッカーニュースを見ながら夕食。

食べやすいものを用意。これはうちのドイツ人が用意した鶏レバーのパイ包み。

これはめぎが用意した茹で鶏。

しかし、おいしそうな料理を味わうゆとりがないほど暗雲が立ちこめる・・・

気温も急降下、冷たい雨が降る・・・

というのは、うちのドイツ人の応援するハンブルクのチームが降格圏で残留かけて争っているし、めぎの応援するシャルケとドルトムントはチャンピオンズリーグに出る権利はもう不可能、ヨーロッパリーグの出場権も危ういところで争っているのだ。

サッカーのことに詳しくない方はなんのことか分からないと思うが、日本のJリーグに当たるのがブンデスリーガで、18チームのうち最下位2チームが2部に落ち、最下位から3番目のチームが2部チームの3位と入れ替え決定戦をする。ハンブルクはその降格枠の中にいるのだ・・・と言っても下の6チームに関しては最終日までどこが落ちるか分からないところ。それからブンデスリーガの上位4チームはチャンピオンズリーグに出場でき（と言っても4位はプレイオフから）、5位と6位とプレイオフで負けた4位はヨーロッパリーグに出場できる。チャンピオンズリーグというのはバルセロナとかレアルとかが出場してくるヨーロッパの最高の国際試合で、ヨーロッパリーグもそれに準じる国際試合。そこに出られるか否かは、そのチームの格、収入、選手の移籍等々に多大な影響を持ち、そこに所属する選手にとっても、W杯以外の場で外国の強豪と真剣勝負できるという貴重な意味を持つ。

そんなわけで、土曜日の午後、つまりこの記事を書いている今、うちのドイツ人がすこぶる機嫌が悪い。つまり、全く彼の望むようには物事が進んでいないから・・・ハンブルクは負けてるし、彼らと残留を争っているチームがゴールしたりしてるのだ。試合終了後、あと一試合を残してハンブルクは17位。最後の試合の相手はシャルケである。むむむむ。

ドルトムントもシャルケもパッとしなくて、めぎの気分もなんだかパッとしない。ただ、これだけは言える・・・ドイツのサッカーって、優勝争いより残留争いの方がずっとスリリングでずっと面白い。うちのドイツ人には悪いが、これより面白いスポーツって無いと思うほどスリリング。一喜一憂、野球の逆転サヨナラ勝ちのようなのが90分続くのだ。

試合はあと一回。最後に笑うのは誰かしら。

撮影：　D600 + 24-70mm(F2.8)

♪　おまけ　♪

最近サッカーニュースのCMで爆笑したもの。前半のみ（約13秒までを）是非ご覧あれ。

Hermesってドイツの宅配便屋なのだが、ユニホームを着ているのがHelmesという名の選手で、さらにアジア人（もしかして日本人という設定？）に「ヘルメス」と発音をさせるという、なんとも絶妙なアイディア。これ、めぎ、爆笑しつつちょっと哀しい・・・身につまされる。

（解説：次の日のブログ冒頭と同じ話）
これは、悔しいけど、日本人がRとLの発音の区別ができないことを使われたCMである。しかも、このCMのアジア人、どうもイマイチ日本語らしくない発音で、これで日本人の発音を茶化されているかと思うとますます悔しい（だから、日本人という設定なのかどうかナゾなのだが）。お聞きになった方、あのアジア人がRの発音をしているのかLの発音をしているのか、分かりました？HermesとHelmesを区別して発音し、かつ聞き取れるって、なかなかできないことよね。めぎも未だ苦手。

2015-05-17 02:00 nice!(36) コメント(8)

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この時期、こちらの食卓に毎晩上がるのは・・・カツオのたたきか刺身です＾＾
by Baldhead1010 (2015-05-17 05:12)

昨年後半の出張時、毎週日曜の夜はホテル向かいのスポーツバーでブンデスリーガの試合を見ながら食事するのが習慣になっていました。
そのシーズンもいよいよ佳境ですね。
私自身、実はサッカーってほとんど興味ないのですが、お店で選手のプレーに一喜一憂するお客さんたちの様子を見るのがおもしろかったです。
一度シュトゥットガルトの試合だったときがあって、その日はすごい熱気でした。
by YAP (2015-05-17 06:31)