成相寺

成相寺の中に入ると、中はぎっしり。



土間の部分は写真写してもいいですよ～と言ってくださったので、雰囲気を。



特に、この竜を写してってくださーい、と勧められたのでパチリ。



この竜は、どこにいても見られている気がする不思議な竜。




日本へ来る直前、伯母の一人が亡くなったという知らせを受けたのだが、もちろんお葬式にも出られなかったし、日本でもその家へ寄る時間はなく、ここで代わりに蝋燭とお線香をお供えしてお祈り。



もう何十年も会っていなかった伯母だけど、亡くなったと聞くと子どもの頃の思い出が蘇ってくる。外国に住むめぎはこのように慶弔共に不義理を繰り返しており、この先もそれがずっと続いていくんだよな・・そんなことを思いつつ、靴を脱いで中も見学。そこは撮影禁止区域。

中に入って涅槃図やらお釈迦様の話やら寺の歴史やらを湯水が如くお話下さったのがこのお方。



観光客も少なく、思いがけず密教的雰囲気を味わうことができた。みなさまももし天橋立にいらしたら是非。



こういう雰囲気も日本ならでは。




お寺をあとにして・・・



その横からちょっとのぼると・・・



素晴らしい景色だった。



これはちょうど紅葉が始まった頃。今頃は真っ赤に染まっていることだろう。

コメント 27

すごい、左甚五郎のだ！
そうなんですよねぇ・・・。
たとえ飛行機に乗ってる時間が１２時間だとしても、
すぐにはチケット取れないかもしれないし、
便もないかもしれないし、空港からも移動があるしで、
ドラえもんの「どこでもドア」が欲しいところ。
by Inatimy (2009-11-11 03:27) 

どの写真もとてもきれいに撮れていますね。私も、日本へ旅行に行きたくなってきました（＾＾）。
by Krause (2009-11-11 05:38) 

実は・・・天橋立に行ったことがないんですよ＾＾；
by Baldhead1010 (2009-11-11 05:55) 

真向の龍、迫力がありますね～。
いろんなこと、見抜かれちゃいそうだわぁ。
両親や親戚が近くにいることに感謝して、
もっと会いにいきたいなー。
めぎさんのお話を聞いて思いました。
ありがとうございます＾＾
by hatsu (2009-11-11 06:02) 

ショウガは寒さに弱いので、葉が黄色くなったら引き上げて、新聞紙に厚くくるんで貯蔵したらいいと思いますよ。
by Baldhead1010 (2009-11-11 06:07) 

懐かしさを感じるような、立派な日本のお寺という雰囲気が漂っていますね。
特にこの龍は、写真を撮ってと言われるだけあって、見事な彫刻ですね。
by YAP (2009-11-11 07:52) 

左甚五郎調べてみました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%A6%E7%94%9A%E4%BA%94%E9%83%8E
勧められた理由が分かりました。
by とよっち (2009-11-11 07:56) 

写真の撮り方が素敵ですね！
日本人の視点とちょっと違うのかも^^;

by piano (2009-11-11 08:00) 

そんな時期に帰国されただけでもご縁があったのでしょうね。

龍の写真３枚、すごく説得力があります。
めぎさんみたいな写真が撮れるようになりたいですな。
by くっさん。 (2009-11-11 08:49) 

素晴らしいお寺に出会えて　心が落ち着きますね。
きっと伯母様にも気持ちが伝わったと思います。
by やよい (2009-11-11 09:03) 

不思議な滝(^人^)逆に？御利益ありそうかも。
プププ
by 甘党大王 (2009-11-11 09:12) 

niceとコメントをありがとうございました。
昨日も書きましたが、めぎ様の撮影に対するご意欲と着眼点の良に本当に感心させられています。何気ないお坊さんの写真も良いですね。

by 塩 (2009-11-11 09:36) 

しっとりという言葉が似合う、
いいところですね。

by manamana (2009-11-11 09:38) 

今にも動き出しそうな、躍動感と風格がさすがですね、左甚五郎、お坊さんも明るくてあたっかそうな感じが(*^-^) 御親戚の方の最後に行かれないってやっぱりせつないですよね、いろいろ思い出もあるでしょうし、ここでお参りされて伯母様にも気持ちが届きましたよ。
by マリエ (2009-11-11 10:29) 

素晴らしい景色が広がっているところですねぇ
紅葉も素敵(^^)
by いとお (2009-11-11 11:28) 

こんにちは＾＾
立派なお寺なんですね～
左甚五郎作の竜があると聞いただけで、これは大変と思ってしまいます＾＾
火事なんか絶対出せませんね～
調べてみたら西国２８番札所と書かれていましたが、何宗のお寺というのはないのでしょうか・・・？
石楠花でも有名らしいですね。
by mimimomo (2009-11-11 11:45) 

この竜は、素晴らしいですね☆
天井に描かれた睨み竜はよく見かけますが、
彫り物で見たのは初めてです。
勧めて下さった住職様に感謝ですねぇ♪
by ひろころ (2009-11-11 13:11) 

素晴らしいところですね。
このお寺といい、西日本に疎いことを実感しています。
いつか行ってみたいなあ。
by ナツパパ (2009-11-11 14:46) 

よく撮れていますねぇ～。望遠レンズの性能が高いですね。ニコンレンズでしょうか？　住職の表情がいいですね。光の感じが暖かみがあって好きです。。
by ぽりぽり (2009-11-11 19:50) 

お坊さんの笑顔が素敵ですね～
左甚五郎の竜、生きてるみたいですね。
by miffy (2009-11-11 21:33) 

良い雰囲気のお寺ですね。
いつでも、どこからでも、その人を思う気持ちが大事ですよね。
伯母さまも、めぎさんのことを見守ってくださっていると思います。
by Bonheur (2009-11-11 23:05) 

成相寺は、西国札所ですので、私も行って朱印をもらいました。空いている時に行って、僧に歴史等の話を聞くと、得をした気分になりますね。
by たいちさん (2009-11-11 23:55) 

＞みなさま
成相寺の話にコメントとniceをありがとうございました。
ここは関東以北の人にはほとんど知られていないお寺だと思います。下にあった神社は観光客がいっぱいでにぎやかで、正直なところあまりにもざわざわしていてちょっと趣に欠けますが、この山の上のお寺は非常に静かで宗教的でした。
この竜の彫り物は作家の名前を見なくともすごい印象でしたが、左甚五郎と言われると、ほぉ～～！！と思っちゃいますよね～一見の価値ありです。
レンズはニコンの18-200です。このレンズは旅行では大活躍しますね。カメラをきちんと掃除していなかったので汚れが時々目立つのが残念です。
写真には写す人の人生が映し出されますよね。外国暮らしが長くなると、また、外国人と日々暮らしていると、日本に住んでいた頃には目に入らなかった物が見えてきます。また、めぎは有名な場所の有名な物を写すことに興味があるのではなく、そのときめぎの心を揺さぶった光や瞬間的表情を写したくて写真を撮っています。だから、普通の旅行記で「こちらが～寺です」と紹介するのとは違った写真になっているのでしょう。
by めぎ (2009-11-12 06:46) 

伯母さまのお宅へ行けなくとも、静かに手を合わせる
めぎさんの気持ちはきっと伯母さまへ届いているでしょうね。

ニコンの１８－２００をお持ちなんですねーいいなぁ♪
１本で済むって、便利でしょうね～。レンズの付け替えってドキドキするから･･･(^-^;
by nao (2009-11-12 09:03) 

＞nao様
優しい言葉をありがとうございます。
Nikonの18-200は本当に便利です。出先でレンズの付け替えすると、ホコリが入りやすくて嫌ですよね。

by めぎ (2009-11-13 04:15) 

日本で生活していても通夜だけ参列して葬儀は参列できないことが多いです。仕事を言い訳に逃げているのかも。(-_-;)
by あかえび (2009-11-13 09:50) 

＞あかえびさま
日本ってお通夜とお葬式と両方あるんですよね～こちらはそういう式は埋葬式だけですよ。
by めぎ (2009-11-14 05:12)