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秋休み中の食事から [食べ物・飲み物]

冬時間になって一日経ったが、ほんの1時間でもかなり時差を感じる。冬時間と言うのは、昨日まで夜中の3時だったのを2時に切り替えるということで(アナログ時計は自分で針を戻さなければならないが、PCやスマホや今時の時計は自動的に切り替わるので何もしなくてもいい。カメラはめぎのカメラの場合自分で変える必要がある)、つまりこの日曜日は一日25時間で(その代わり3月の最終日曜日は一日23時間でつじつまが合うようになっている)、朝7時に起きたときは前の日まで8時だった時間だから十分寝たという気がしたし、今これを書いているのは16時過ぎなのだけど、そろそろ暗くなってきててもう17時過ぎのような気がして(実際昨日はこの時間は17時過ぎだったわけだからその感覚は正しい)、ええまだ16時なの~もう眠くなってきたんだけど、晩御飯までまだまだだな…とちょっと疲れを感じる。まあそのうちには慣れるのだが、切り替えから数日はそんな時差を感じるということである。

さて、この2週間秋休みだっためぎは、何度か夕食の支度をした。その中でも最も気合を入れてちゃんと「料理」した日がこの日。
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メインは茶わん蒸し。お出汁はチェコ人の友人からお土産にもらったSteinpilz(ヤマドリタケ)を干したので、チェコの自宅近くの森で自分で摘んだというもの。松茸に似ていていい食感でいい香り。また、アジアンショップに行ってちょっと大きめの、日本でおなじみだがドイツでは数少ない魚屋さんでもなかなか見かけないエビを調達して、一人3尾ずつ。そして、北海道風に銀杏の代わりに栗の甘露煮を入れてある。その国の甘露煮はいったいいつ日本から送ってもらった分からない古い物なのだけど、真空パックで美味しく保存されていた。三つ葉は買ってないので(アジアンショップにあったかもしれないが、確認していない)、緑色はネギで。久々の茶わん蒸しの優しい味、自分で言うのもなんだけど美味しかった。
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そして、そのアジアンショップで買った韓国産の梨(日本の梨に似ている)をデザートに。こちらの梨と全く違うシャリシャリ感がめぎは懐かしかったが、うちのドイツ人は「ダイコンみたい」と一つだけ。ま、おかげでめぎはあとの残りを全部食べられたけど。カキはドイツでもスーパーでメジャーに売っている。
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休みなんだからめぎ的には毎日夕食の支度をしてもいいのだけど、結局は2週間のうち4回ぐらいしかしなかった。と言うのはうちのドイツ人が、仕事の帰りが18時ごろになる日はめぎに作ってとお願いしてきたのだが、それより早いと自分で作りたいらしいのだ(彼は自営業なので時間に融通が利き、基本的に自宅で仕事してるし、外に出ても帰りが早い)。それに、ドイツ料理のみならずイタリア風やギリシャ風などの洋風も和食以外のアジアンもうちのドイツ人のレパートリーで、めぎ担当は和風だけなので、作れるものが本当に限られる。さらに、和食もドイツでは材料が限られ、めぎに作れるものも限られる。なにしろこちらでは魚を買うことがほぼできないので(めぎの徒歩圏内に魚屋さんはないし、スーパーにはスモークサーモンの他はフライ状にもう揚げるだけになったタラの冷凍食品ぐらいしか魚はない)、日本風と言うと肉を醤油味にするぐらいしか術が無いのだ。

で、結局は再び麻婆豆腐。
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あとの2回は、日本食材店で冷凍で売られていたウナギの蒲焼と、豚肉の生姜焼き。でもどちらも撮り忘れ。本当はこちらに紹介されているベトナムの揚げ春巻きを作ってみようと思って、レシピを購入までしていたのだが、ナンプラー買わなきゃ、きくらげをどうしようかな、代わりになるものはあるかな、などと考えているうちに秋休みが終わってしまった。まあまた時間のできたときに。

うちにいると昼もうちで食べることとなるわけだが、たいていは残り物をつまむかパンとチーズと言った感じ。これはマルクト市場で売っていたギャートルズ風骨付き肉を買った日。
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ものすごく大きいので、もちろん食べるときはこんな風に。豚の皮がカリカリと美味しい。
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また、新鮮な牛のタルタルを食べた日も。これは牛肉にしろ卵にしろ生で食べるので、信頼できる肉屋さんで買ったものをその日のうちに。一人150gの肉をオトナ食い。
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最後に、うちのドイツ人が作ってくれた夕食の中で、この2週間の最高ヒット作をご紹介。いつも買い物する金曜日のマルクト市場の肉屋スタンドで一か月に一度の仔牛を売る日に合わせて心臓を予約していたのだが…
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それをイチジクと一緒に煮込みにしてくれた。煮込みって結局こんな色になっちゃって美味しそうに見えないし、これじゃどれが一時くかもわからないが、手前と左の大きく丸いのが一軸で、カクカクしている小さめの切り身が心臓。マッシュポテトと一緒にいただいた。美味しかったわ~
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Baldhead1010

先週の日曜日に焼酎で晒した渋柿が甘くなりましたよ^^
by Baldhead1010 (2020-10-26 04:34) 

stellaria

茶碗蒸し、美味しそうです〜。北海道では栗の甘露煮を入れるんですね!
和風の梨は大根みたいと感じるドイツ人さんの感覚、面白いです。そう言われれば食感が似てますね。食べ慣れていないものって、違和感を感じますよね。
by stellaria (2020-10-26 06:20) 

mm

オー茶わん蒸しの大きいこと 食べでがあったでしょ?!^^
卵はどこででも手に入るから、お出汁さえあれば、卵豆腐みたいなものでも作れますね。
梨が大根(@@ 生まれながら食べつけたものとやはり全然印象が違ってくるのですね。わたくしはイギリスで洋ナシ(日本風に言えばね)をいただいたときは「これは不味い」と思いましたものね^^
全然水分がなくってなんだかパサパサした感じだったわ。日本人の友人も同じことを言っていました。
by mm (2020-10-26 06:22) 

YAP

梨は日本のものとヨーロッパのものでずいぶん違いますよね。
日本でも洋梨が簡単に手に入るようになりましたが、食感は梨というより、リンゴに近いように感じます。
by YAP (2020-10-26 07:11) 

Inatimy

たっぷりな茶碗蒸し、なんて美味しそうな。 土鍋があるのもいいなぁ♪
でも、蒸すのが大変だったのでは?
冬時間になったことも忘れてたほど、私は何の違和感もなく過ごしてました^^;。
by Inatimy (2020-10-26 07:20) 

テリー

茶碗蒸し、美味しそうですね。
私も、大好きです。
by テリー (2020-10-26 20:20) 

miffy

茶碗蒸しって時々無性に食べたくなります。
具は何でもあるものを入れてます。
チーズ入りの洋風茶碗蒸しも美味しいですよ~
ギャートルズ風骨付き肉食べ応えありそうですね。
by miffy (2020-10-26 21:12) 

engrid

大きめの茶碗蒸し、、柔らかでつるりと、
銀杏の代わりに、栗の甘露煮
海老の赤に緑と、熱々 美味しそうです

by engrid (2020-10-31 00:03)