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再びフラウエンキルヒェンで [ウィーンとブルゲンラント 2017年秋]

現在、2017年秋のオーストリア・ブルゲンラント州の話を連載中。

去年この旅行記を描いていたとき、ウィーンからアイゼンシュタットまでの道のりの中でフラウエンキルヒェンという小さな町のバジリカの話を書いた。その話はこちらから。今日の記事のこの日、ハンガリーとの国境地域からウィーンの方へ戻るところで、その際再びそのフラウエンキルヒェンを通ったのだが・・・あれれ?この人達は何?
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そんなわけで車を止めてもらって撮影。
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きっと諸聖人の日に合わせて戦没者の追悼をしているのね。
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2日前の誰もいない雰囲気とガラリと変わって、音楽も奏でられて賑やかだった。
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式典自体はちょうど終わったところのようで・・・
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何人かの重要人物たちが声を掛け合って集まって・・・
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写真撮影!
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厳しい格好だけど、あ、俺のスマホでも撮って~みたいな感じで楽しそう。
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見るからに外国人のめぎがパシャパシャ撮ってても誰もまるで気にしてなかたのだけど、でもめぎの方はなんとなく撮りたいけど撮っていいのかとへっぴり腰で、イマイチな写真ばかりになっちゃった。こういうときに話しかけて正々堂々と撮ればいいのだけど、何しろ相手はオーストリアの将校たちで、こちらは宿敵ドイツ人をつれたドイツナンバーの車で乗り付けていて、めぎはかつてのドイツの同盟国の日本人だし、それなりに気を使う。オーストリアは今や右翼の国でもあるしね・・・まあ考えすぎだったのだけど。

それから間もなくアウトバーンに乗り、ウィーンをかすめさり、メルク修道院の横をこうして通って、この旅の最後の目的地というか帰りがけのストップオーバー地であるリンツに向かった。
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撮影: D600 + 58mm(F1.4), Nikon1 V3 + 30-110mm(F3.8-5.6)
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コメント 6

(。・_・。)2k

国によっていろんな催し物があるんですね
日本では軍服は見れないですからねぇ
良い悪いは別として

by (。・_・。)2k (2018-12-08 02:46) 

Baldhead1010

世界中ナショナリズムの渦ですね。
by Baldhead1010 (2018-12-08 04:25) 

mimimomo

そうそ、こういう人たちを写すのって、ちょっと気が引けます。
なかなか許可を得るのも難しい気がして・・・以前はフランスの駅でぴしゃりと断られたときは、何だかその先気分が沈む。
by mimimomo (2018-12-08 07:44) 

YAP

歴史的な背景にまで気が回るって、めぎさんはもう完全にドイツの文化や歴史に馴染んでますね。
ただ、保守勢力が強くなっている隣国の人がこんな服装でいたら、たしかに気後れしてしまうかも。
by YAP (2018-12-08 17:44) 

engrid

国際感覚
日本は、やはり島国で大まかに言えば単一民族
でも、Megiさんの気持ちわかります、
腰引けますよね、、
by engrid (2018-12-08 17:56) 

Inatimy

玉ねぎのような先の塔、美しい形。
軍服や制服の式典や行進って、撮るの、ためらいますよね。
特に銃の装備をしてる人がいると、妙に心配になったり^^;。
最後の写真の修道院、巨大そう。
by Inatimy (2018-12-08 19:15)