バルコニーの雪景色：ドイツ再発見：SSブログ

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帰りの風景｜ドイツの根菜などブログトップ

バルコニーの雪景色　[小さな出来事] [編集]

やっぱり冬だったのよね～と思い知らされた土曜日の朝。

先週からかなり寒くなり、金曜日は風もないのに手や耳が悴んで、冷えてきたなあとは思っていたけれど。雪がもくもくと降り続き、ラインタワーは全く見えなかった。

雪は枯れた紫陽花の上にこんもりと。

ちょっと緑になってきていた芽は持ち堪えられるかな。

何年か前、同じように膨らんできていた芽が雪でダメになり、紫陽花が芽吹くのが大幅に遅れた年があったなあ。

水仙の芽の方はたぶん大丈夫だと思うけど。

椿さん、重そう。

ライラックの雪は少しずつ溶けてきているみたい。

こうして撮っているうちに・・・

雪は少し霙状になってきたようだった。

ね、なんとなく溶けてきてる。

場所を変えて、別の窓から。

白黒の世界の中で妙に目立つこの青。

バラさん、頑張ってる！

また元の場所に戻って。

あの黄色が光ってる。

そうこうするうちに雪はどんどんしんなりしてきて・・・

粗目状になり・・・

溶けていった。

それから数時間後。ずいぶん溶けたわねえ。

と言ってもまだこんな状況。

それからさらに数時間後。

うっすら晴れ間が！

しかし、夜になってこのまま凍っちゃうと歩くのが怖そう・・・

次の日が日曜日でよかった。

その日曜日。こんな感じで一日が過ぎた。一日変化無く、冷え冷え・・・

日曜日のドイツの北部の最高気温は5～6℃、デュッセルドルフのある西部やベルリンのある東部は2～3℃で、南部の最高気温は-3～0℃とのこと。そう、ドイツは南部の方が寒いのだ。それは、そこに山があるから。

昨日のコメントのお尋ねの件だが、ドイツの天気の約半分は北西から変わってくる。日本と比べたら大陸のずいぶん内陸のようなイメージかも知れないが、雨や雪を降らせる雲はやはり海からやってくる。規模が非常に大きく、北欧やイギリスから南欧のイタリア、さらにロシアのモスクワまで大きな低気圧にすっぽりと入る。湿った雲は南部の山（アルプスやチロルなど）にぶつかってそこではたくさん雪が降る。それに対しザクセンなどのドイツ東部から東側（つまりかなり内陸部）では、西で降らせたあとなので比較的雨量が少なく、西と比べ乾いている。それでも雪が降るが、何メートルもうずたかく積もる訳ではない。海際の北ドイツも非常に寒く雪が降るが、それほど積もらない。雲は南部の山にぶつかって、そこではどっかりと雪が降る。お尋ねのモスクワのことはよく分からないが、天気図で見ると南部から風が吹き込んでいるので、地中海や黒海からの湿気が雪を降らせるのかも知れない。これはWetteronlineから。