ドイツ・ブリュールの春 [小旅行]
今日はブリュールの町をちょっとだけ散策。
世界遺産のアウグストゥスブルク城を出ると、可愛らしいおうちが並んでいる。
この辺りは緑がいっぱい。
ちょうどこの時期の緑は、うっすらと緑のベールをかぶったよう。若い芽の緑は新鮮そのもの。
桜も可愛らしく咲いていた。
桜の花びらに映る我々の影。
こちらにはモクレンが。
教会もお花に囲まれて幸せ・・・かな?
町の方へつながる小道の向こうには、3つの塔が少しずつ見える。手前右の白い建物の窓枠にはカラスの置物が。
小道を抜けるとショッピング通り。そこでは、カフェのテラス席にもうたくさんの人が座ってブランチをしていた。
ふと見ると、タンポポも逞しく咲いていた。
下の写真はドイツ人の撮影。
ディーク城 Schloss Dyck [小旅行]
お城は堀の向こう。
素敵な橋・・・
橋を渡ってもまだまだお城へはたどり着かない。地図によると11番から7番までぐるりと回っていくようだ。
つまり、あの橋を渡らないといけないらしい。
綺麗な芝生や池のような堀があって美しく見えるけれど・・・
実は結構古い。
橋もいい感じに古いでしょ。
さて、ぐるっとまわるとこんな付け足しに付け足しを重ねたような館の横を通り・・・
いくつもアーチをくぐり・・・
ようやく最後の橋に辿り着くのであった。
やっぱりお城って、簡単に攻められないようにできているのね。
ディーク城の内部 [小旅行]
いよいよディーク城の目の前に来た。
ボケボケだが、壁に埋め込まれた紋章。
くっきりしていて全く別物みたいだけど、細かいところまで全く同じ!(紋章だから当然だけど・・・)
なかなか味のある古さだ。
中はヴェルサイユなどのような豪華さはもちろん全くないが、なかなかに美しい印象。
ボケボケだが、これが家系図。
一番下の方は重いでしょうねえ・・・
これもボケボケで残念だが、18世紀後半にウィーンのハプスブルク家の皇帝カール六世が中国に製作注文して取り寄せたという絹織物の壁布。カール六世はこれを娘マリア・テレジアに贈り、それが長年の時を経て所縁のこのディーク家の女侯爵ツェツィーリエに相続され、1960年に彼女がここディーク城へ運ばせたのだとか。
中国特産品として、お茶、米、陶器、絹織物の生産の様子が描かれている。下のは陶器を作っている絵の一部。
その頃日本は鎖国中。だから注文してもらえるはずもなかったのだけど、もし取引があったらこんなところでひょっこり巡り会えたかも知れないのになあ・・・
なかなかに味のあるこのお城、改めて外から見ると継ぎ接ぎって感じ。
窓一つ潰してる・・・
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