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デュッセルドルフ大学 [仕事風景]

デュッセルドルフ大学は正式名称をハインリヒ・ハイネ大学という。デュッセルドルフ生まれの詩人、ハイネの名を取ったものである。下は大学のロゴ。

大学はデュッセルドルフ市の南に位置し、かなり広い。バス停は敷地内に8つくらいあり、4箇所くらいの路面電車の停留所に囲まれている。下がその地図。

この地図は、大学内のあちこちに立っていて、行きたい建物の番号を探せるようになっている。地図をみれば分かるように、大きく二つのエリアに分かれている。上半分は病院、下半分が大学である。ちなみに左下の青い太いところはライン河。

デュッセルドルフ大学の前身は病院とその付属大学であった。そのため、今での病院の力が強い。病院エリアは公園のように綺麗である。


綺麗な散歩道が、大学エリアへと続いている。

メンザ(食堂)の建物が見えてきた。

この建物を越すと、地図上の下の大学エリアに入る。

日曜日は全く人気が無い。地面がうねっているのがよく見えた。


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この鳥は・・・? [仕事風景]

こちらはデュッセルドルフ大学。

最寄のバス停でバスを待つ学生たち。

そのすぐ近くに、こんな池がある。木の下には学生が座ってなにやら本を読んでいるようだった。

ふと見ると・・・

この鳥は・・・?いつもは見かけない鳥だ。

アップして・・・

と思ったら、さっと飛び立って・・・

行ってしまった。

こちらは夜8時半の夕焼け。

日が沈むのもとてもゆっくり。こちらは9時ごろのうちの近くの夕焼け。


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日本語作文 [仕事風景]

今日はあるドイツ人の学生の書いた日本語の作文をご紹介。

これは2学期目、つまり日本語を習い始めて1年に満たないクラスの学生の作文。デュッセルドルフ大学では、1学期目から週に5コマ10時間の日本語の必修授業があり、そのうち1コマ2時間はドイツ人講師による文法解説の授業、1コマ2時間は日本人講師による漢字と読解、残りの3コマ6時間は日本人講師による会話の授業。それを、去年の10月から2月まで、そしてこの4月から今までこなしてきた学生の書いたもの、というわけである。現在、だいたい初級の半分くらいまでが終わったレベル。課題は、大学から自宅までの道案内を書くというものだった。

(学生より掲載許可取得済み)

アップで見てみよう。


結構赤が入っている上に、「は」と「が」の使い間違いや「こうり」など添削しなかった部分も多少残っているが(別の先生が添削したものを私も目を通したのにこれらのミスを素通りしてしまった・・・反省。あまりにも内容が面白くてすっかり気をとられてしまったのであった・・・)、そこそこの作文だと感心する。自分がドイツ語を習って一年経ったとき、これほどの独作文ができただろうか?この程度の日本語作文を、彼らは毎週やっているのである。しかも、それ以外に文法のチェックの宿題もあるし、漢字も週に10~15個ずつ覚えていっているし、読解テキストも読まなきゃならないし、日々の予習もあるのだ。教えていながらこんな風に言うのはなんだけれど、よく頑張っているよなあ、と学生たちを尊敬する。それほどまでに日本語をやりたいというモチベーションはどこからくるのだろう?

この学生はいつも面白い作文を書く。今日の課題も、途中まで書いてきてつまらなくなったので、その後は創作したのだという。読みながら、私はどこまで連れて行かれるのだろう?とわくわく。毎週120人分くらいの作文や宿題を添削しているが、こういう面白い作文に出会って、学生の個性に触れることができる瞬間が、何よりも楽しい。

♪ ところで ♪
昨日(5月9日)niceが3000を超えました。いつもたくさんの方がお読みくださり、こんなにniceをいただき、ありがとうございます。お一人お一人にniceを押してくださったことに対する感謝の言葉を書くことができなくなってしまっていますが、その分できるだけ皆様のブログを訪問してコメントするように努力しております。ドイツにいながら日本の、また最近は別の大陸の方の様子を拝見し、非常に楽しく、また勉強になっております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


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