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2022年夏 ガルミッシュ ブログトップ
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登山電車~その2~ [2022年夏 ガルミッシュ]

今日は2022年夏のガルミッシュのお話を。

ツークシュピッツェ山に登る登山電車は、Eibsee(アイプゼー)というところまでやってきた。
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斜めからの撮影だが、路線図。一番左の始発駅ガルミッシュ=パルテンキルヘンから30分ぐらいかかったかな。ここまでは車でも来れて、ここから登山電車に乗る人もいる。
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そこから急にかなりの登りになる。景色も木々ばかりになるし、音が凄くて、あまり乗り心地がいいとは言えない。子どももゴキゲン斜めに。寝てる人もいるし。
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20分ほど経って…
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Riffelriß(リッフェルリス)というところに到着。1850m地点。
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ここからトンネルに入る。こんな山にこんなトンネル?とびっくりする。行ってみれば、富士山の五合目から八合目までトンネルがあって登山電車で登るようなイメージなのだ。凄い。チケット高いだけある。また、急に冬のような寒さとなり、みんなリュックなどから上着を出した。めぎたちもカーディガンにフリースを用意してきてたので、その両方を着こんだ。カーディガン一枚だけでは寒く感じるほどだったから。さらに最後にはストールも首にぐるぐる巻きにした。持ってきてよかった~それにしてもかなりの急こう配でホント音が凄まじくて、あまり楽しいものでもない。
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25分ほどそれに耐え、ようやく到着。ひんやり…
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でも、ここはまだ頂上ではなく2560m地点で…
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ここから乗り換えて頂上に向かう。
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余談だが、↑頂上(英語のサミット)ってドイツ語でGipfel(ギプフェル)というのだが、だからあの先進国首脳会談のサミットもドイツ語ではGipfelという。というか実は、ドイツ語を習い始めた頃先進国首脳会議をGipfelというのだということを知って、サミットって頂上のことだったんだ、先進国首脳会議って英語やドイツ語では「頂上」って言うんだ、とやっと合点がいったおバカなめぎ。先進国という言い方もある意味凄いけど、自分たちの集まりを頂上と言ってしまうのも凄いよな…といつもサミットが開かれるたびに思う。

次はロープウェイに乗って、いよいよ頂上(2962m)へ。
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↑さらに余談だけど、ロープウェイはドイツ語でSeilbahnというのだが、英語ではケーブルカーと出ている。ケーブルカーと言えば日本では登山電車のようなものを指すと思うのだが、これから乗るのはSeilbahn(Seilはロープ、Bahnは鉄道という意味もあるが、この場合は道とか行路、つまりウェイ)である。
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ツークシュピッツェ山の頂上へ [2022年夏 ガルミッシュ]

今日は2022年夏のドイツの最高峰ツークシュピッツェ山のお話を。

登山電車で登ってきためぎたちは、ロープウェイに乗り継いだ。
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硝子越しだが、写さずにはいられない…
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登っている人たちが見えた…トリミング。
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この写真から…
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トリミングでここまで見えるのですごく満足。
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ロープウェイって凄く速い。
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あ~っという間に…
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頂上へ。
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本当の頂上はあそこなのだが…
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そこまでは自力で結構な岩場をよじ登るようだったので、軟弱なめぎたちはあっさり諦めた。
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ツークシュピッツェ山頂の国境 [2022年夏 ガルミッシュ]

今日は2022年夏のツークシュピッツェ山のお話を。

ここがツークシュピッツェ山の頂上。
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素晴らしい眺めだが、夏で雪がなく、灰色の世界。青空だから素晴らしいけど、曇りだったら死の世界にも見えるかも…
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下を見ると、短めのロープウェイ。
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これはめぎたちが今登ってきたところ、つまり登山電車の駅と最後のロープウェイの駅だったと思う。
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その横へもロープは見えないがなんらかの移動か通信用の手段と思われるものが。ゴンドラ用なのかリフト用なのか…?スキー用なのかな…影が面白いなあと思ってクローズアップしたが、よく分からないわね。
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地面、滑りそう…怖そう…
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さて、今立っているところの真下には、麓からまっすぐ頂上まで登れるロープウェイや、めぎたちが乗ってきた登山電車の麓の駅が見える。左に見えている湖がEibsee(アイプゼー)で、見えてないが右にずっと行ったところにガルミッシュの街がある。
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右側にはそのロープウェイの終着駅があり…
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左側にはオーストリア側のロープウェイの駅と展望台。
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山頂はドイツとオーストリアの国境。下の地図で言えば、めぎは上のEibseeのところ(ドイツ)から下へ伸びている線を上ってきたのだが、左横のObermoosというところ(オーストリア)から登ってくることも可能なのだ。



頂上の位置関係は、こんな感じ。これはこちらからスクリーンショット。右がドイツで左がオーストリア。めぎはちょうどその間ぐらいにいるのだ。
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先日のコメントで、頂上をドイツ側がオーストリアから購入したというお話があったが、めぎはその辺については全く分からない。もともとこの場所は500年前からバイエルン領だったようだし、1844年にバイエルンとチロルとの間で条約を結んで国境を決めたようだが、オーストリアのフランツ・ヨーゼフ1世が1854年エリザベートと結婚する際にバイエルンのルートヴィヒ王(当時は子供でまだ王ではなかったが)に譲ったという伝説もあるようだ。頂上の十字架も歴史の中でいろんな事情で移動し、つい最近まで何度も建て替えられている(司祭が建てたり天候で傷んだり終戦時にアメリカ兵によって壊されたりロープウェイ建設時に損傷したりイスラム教の礼拝堂が立ったりなど、色々あったようだ)。


これはオーストリア側から見たツークシュピッツェ山。上の地図とは向きが違い、左端にEibseeがあり、その左にガルミッシュがある。
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いつかザルツブルクから一日遠出をして行ってみようかなと思ってGoogle Mapで行き方を調べてみたが、公共交通機関を使った場合、一度ミュンヘンに出てガルミッシュを通って再びオーストリア入りをするのが最も早いようだ…しかし麓近くのEhrwaldという街の駅まで4時間近くかかる…なんだかそれはちょっとなぁ…インスブルックまわりでも、そこからガルミッシュまわりを勧められる…4時間半かかる…むむむ。
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