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アルズーマーベルクという山 [NRW州の風景]

今日は、しばらく前に連載していたルール工業地帯の朝の風景の続きのお話を。前回の話はこちら

こんな景色を写し…
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空に広がる水蒸気を写したところは…
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小高い山というか丘の上。
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Alsumer Berg(アルズーマーベルク)という名のここは、もともとはAlsum(アルズム)という漁村があったところが19世紀終わりごろに石炭積出港となり、地盤沈下が進んで1925~26年の冬にライン川の洪水で破壊され、その後表土となっていたところに第2次大戦後爆撃で破壊された瓦礫を積み上げてできた山なのだそう。

こんな植物がみられた。
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降りてきたら、こんな工場が見えたので、そっちの方に行ってみることにした。
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河畔まで降りてきた。そこは、デュースブルクという街の中心まで11kmのサイクリングロード。デュースブルクはデュッセルドルフの北にある人口50万人弱の街。
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ライン河を行き交う船。かなり大きな船が通ることがお分かりいただけるかしら。
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続きはまた数日後。
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工場地帯のライン河畔の風景 [NRW州の風景]

数回に分けてお伝えしてきたルール工業地帯の景色の話は本日最終回。

この工場の方へ歩いて行ったのだが…
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そっちよりも周りの景色の方が面白くてあれこれと。鳥がいっぱい飛んでいた。
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ライン河と反対側には蒸気・煙がいっぱい。
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鳥たちはジャグジーがお嫌いのよう。
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振り返ると、この日登ったアルズーマーベルクが見えた。あ、またコークス炉から蒸気が上がり始めたわ。
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で、こんなのを写し、そろそろ戻ることとする。
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途中で、雲や水蒸気でできた影や光の筋が綺麗だった。
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山の登り口のところまで戻ってきた。
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そこからもうしばらく河畔を歩いて駐車場まで戻る。このとき朝の7時50分頃。そろそろ犬の散歩の時間のよう。
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たくさんの犬を連れた人たち。この中の大きな白い犬があそこからめぎたちのところまで駆け上ってきて、わんわんわんわん吠えまくり、かなり気分が悪かった。
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まあ嚙みついたりはしないだろうと思ったけど、何しろこんなに大きいんだもの。飼い主のところから離れてこんなに遠くまで駆けさせるなんて、ドイツ的には躾が行き届いていない犬ということでかなりNG。と言っても、この辺りに住んでいる人は外国人労働者が多いわけで、なかなか昔のようには行かないのかも。でも、うちのドイツ人は、コントロールが利かないなら繋いでおくべきだ、とかなり怒っていた。
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さて、工場のすぐ近くまで戻ってくると、火がついていた。コークスを作る際に出るガスをこうして外に出すらしい。
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ガスが勿体ない気がするわねえ。
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そして最後の蒸気。いっぱいコークス作ってるわねえ…そのコークスで鉄鋼を一日に6万トンを生産しているのだとか。
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以上で工場の写真シリーズは終了。
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