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2020年春~シュペー家の庭園 ブログトップ
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後ろ髪を引かれる [2020年春~シュペー家の庭園]

現在、デュッセルドルフ郊外の貴族の庭園を散策中。

今日も最初は1インチのV3での写真から。昨日までお話していた池の向こうには魅力的な森が広がっていた。
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ここからはAPS-CのZ50で望遠ズーム。
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花もいっぱい咲いているみたいだな~ここ、シャクナゲで有名なところ。ドイツで2番目に古いのだとか。
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しかし!うちのドイツ人がそろそろ帰る時間になったと言う…彼はこの日、10時にオンラインミーティングがあって、それまでには帰らなきゃ、と。前日にここに連れてきてくれる話になったときに、朝7時半にうちを出て8時にそこに着くが、オンラインミーティングを11時に延期しておいた方がいいか?と聞かれ、めぎはどんなところか全く知らなかったので、見るのにどのぐらい時間のかかるところ?と尋ねると、30分ぐらい、と言うので、それなら写真を撮る時間を入れても9時半までゆっくり堪能して10時に間に合うだろう、と踏んだのだが…いえいえ、全然時間足りなかったわ!!!
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だって、先日お見せしたこの地図の、右下の小さな池のところの周りしか見てないのよ…うちのドイツ人はもとからこの池の周りぐらいしか見るつもりはなかったらしいのだが、それにしたって…この地図はこの公園のHPから。
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ああん…さようなら…
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ええん…
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おんおんおん…
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で、また電車の見えるところに戻り…
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ノスリさんに見送られ…
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急ぎつつも…
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白い菜の花を見つけては撮り…
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電車が通れば撮った。
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というわけで、以上でこの日の全2時間半の小旅行は終了、帰宅。日を改めて再び庭園へ繰り出したのだが、その話はまたそのうちに。
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再び貴族の庭園へ [2020年春~シュペー家の庭園]

今日からまた、あの貴族の私有地である庭園のお話を。コロナ危機ということで何もかもが閉まる中、反対に市民の散歩に使ってちょうだいと無料で開放してくれた庭園である。最初に訪ねたときのお話はこちらから。

とても気に入ったのだがあまりにも大きくて、一回目には全く見切れなかった庭園。せっかく開いているので、一週間後再び訪ねてみることにした。しかし行こうと思った日は雨。どうする?でもザーザーぶりではないし、頑張っていってみようか…ということでやってきたら、一週間で池はすっかり様変わりしていた。
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藻ですっかり覆われてしまったのだ。
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鴨さんたちにはご馳走のよう。
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島の上にはあのエジプトガンがまだいた。
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ちょうど雨がやんでくれて、しっとりとしたたたずまいを堪能。
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あちらが図書館(左)と住居(右奥)。
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あ、知らない鳥さん…鴨かな、雁かな。それとも置物かな…
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いや、本物の鳥さんだった。
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先日のコメントで、こんな広大な敷地を7か所も継いでいられるドイツの相続税について多く質問があったが、めぎはまだドイツで相続したことが無いのでハッキリ言えばよくわからない。だからネットで調べた限り&うちのドイツ人に聞いた限りで言えば、まず、ドイツは相続税のある国である。スイスやオーストリアには無いのだが、ドイツには7%~30%の相続税がある。基礎控除額は41000ユーロで、4700万円ぐらい。しかしこの貴族の相続はそんな基礎控除額とは桁違いで、参考にはならない。
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日本がどうなのかはよくわからないが、その相続する不動産が歴史的文化的価値を持っていたりすると、それも控除されるようだ。宗教施設や慈善団体系のものも控除。そして、工場とか会社とかの事業の場合、5年だったか10年だったか継続して操業して従業員の雇用をし続けることを条件に控除。ここが最も大きいかも。ここの家の場合、そんな大きな事業をやっているわけではないが、例えばこの庭園の場合は林業を営んでいて、材木を売ったりクリスマスツリーの生木を売ったりする。敷地内にカトリックの礼拝堂もある。図書館もネオゴシック式の建物だ。そんなわけで、相続税を払わずに済んでいるのではないかと推測する。それに、ひょっとしたらスイスやオーストリアに口座を持ってるとか、この家がどうなのかは全く分からないが、お金持ちはいくらでもいろいろな手立てがありそうな気がする…
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これはトリミング。
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さて、雨が上がっているうちに少し歩きましょ…今日は映り込みは全く無理ね…それにしても一週間で池が藻で埋め尽くされるなんてね。
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鍵の向こうとこちら [2020年春~シュペー家の庭園]

2020年5月13日、2021年8月にウィーンで開かれる予定だったある国際学会が2022年8月に延期されたという連絡が来た…今年の夏の学会ではなく、来年夏の学会が早くも再来年へ。それも、ちょうど今、オーストリアとドイツの国境をこの6月に開けるとかいう話があるのにだ。この秋のミュンヘンのオクトーバーフェストが4月早々に中止を決定したのもそうだけど、このコロナ、秋どころか来年夏にも収まっているという見通しではないってことよね…

現在、貴族の私有地の庭園を散策中。
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素敵な橋…
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そこから図書館と母屋の渡り廊下(?つなぎ?)が見えた。
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ズームアップ。
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トリミング。中の電気スイッチとコンセントが写っていた。
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しっとりした感じ、いいわねえ。
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鍵がつけたまま、扉が開いたまま。
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誰か忘れて行っちゃったのかな。近くには人は見当たらず、音も声も聞こえなかったけど。

貴族の本丸(とでも言うのかな)とめぎたちがいる庭園を隔てる小川。
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もうすぐ咲きそうな花や…
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道端にいっぱい生える花。
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撮るものいっぱいで足がなかなか進まないわ…
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