メッスで泊まった宿 [南西ドイツと北東フランス 2019年秋]
現在、10月中旬の秋の旅の話を連載中。
これは大聖堂の裏から下を見下ろして撮ったもの。めぎたちが泊まった宿が写っている。傘の開いたカフェの左隣、入り口に緑の屋根の付いたところ。と言ってもそこはめぎたちはフロントしか利用してなくて、泊まった部屋はそこから3~4軒右隣の別館だけど。宿のホームページはこちら。
実は大聖堂の裏にこんな駐車スペースがある。上の写真はこの駐車スペースから下を見下ろして撮影。ここ、普段はパーキング料金がかかるのだが、日曜日は無料!混んでいたが出入りも多く、運よくちょうど出ていく車があってすぐ駐車できてラッキー。
で、荷物を持って降りてきた。チェックインは14時半からだったと思う。
しかしまだ部屋の用意ができていないとのことで、ビールを飲みながら待つことに。
部屋はこちら。別館と言われたときに、せっかくこの古い雰囲気がよくて予約したのに新しい建物だったらいやだなと思ったのだけど、別館も本館に負けず劣らず古い建物で、予約した通り大聖堂が見えるし、趣ある部屋でよかった。一泊二人で100ユーロ。
暖炉があったがもう使っていないみたいで、荷物置き場になっていた。素敵なアンティークの家具だが、タンスは歪んでいて戸がちゃんと閉まらない。
ドアの向こうはバスルーム。バスタブがついているタイプだが、シャワーカーテンがない。
ついでに言うと、水の出はいいが流れが悪い。そういう点も含め、失礼ながらいかにもおフランスと言うか(こういう点はかつて泊まったパリの老舗ホテルのル・グランも同様だった)、古き良きヨーロッパという感じの宿だった。めぎたちはそういう不便さが面白くて好んで泊まっているのだ。
眺めが楽しい。大聖堂ももちろん撮ったが、それはまたそのうちに。
この宿、場所が抜群にいいしめぎ的にはお勧めなんだけど、4階まで階段しかないので、日本から大きなスーツケースを持ってきた場合は無理かもね。
昔ながらの建物で、こういうのを見だけでも泊まる価値のある所なんだけど。
建物の入り口から階段までの廊下も素敵だった。
それにしても暖かかったのねえ。10月中旬とは思えないこの格好。この2日後には、ダウンジャケット羽織ったんだけど。
これは大聖堂の裏から下を見下ろして撮ったもの。めぎたちが泊まった宿が写っている。傘の開いたカフェの左隣、入り口に緑の屋根の付いたところ。と言ってもそこはめぎたちはフロントしか利用してなくて、泊まった部屋はそこから3~4軒右隣の別館だけど。宿のホームページはこちら。
実は大聖堂の裏にこんな駐車スペースがある。上の写真はこの駐車スペースから下を見下ろして撮影。ここ、普段はパーキング料金がかかるのだが、日曜日は無料!混んでいたが出入りも多く、運よくちょうど出ていく車があってすぐ駐車できてラッキー。
で、荷物を持って降りてきた。チェックインは14時半からだったと思う。
しかしまだ部屋の用意ができていないとのことで、ビールを飲みながら待つことに。
部屋はこちら。別館と言われたときに、せっかくこの古い雰囲気がよくて予約したのに新しい建物だったらいやだなと思ったのだけど、別館も本館に負けず劣らず古い建物で、予約した通り大聖堂が見えるし、趣ある部屋でよかった。一泊二人で100ユーロ。
暖炉があったがもう使っていないみたいで、荷物置き場になっていた。素敵なアンティークの家具だが、タンスは歪んでいて戸がちゃんと閉まらない。
ドアの向こうはバスルーム。バスタブがついているタイプだが、シャワーカーテンがない。
ついでに言うと、水の出はいいが流れが悪い。そういう点も含め、失礼ながらいかにもおフランスと言うか(こういう点はかつて泊まったパリの老舗ホテルのル・グランも同様だった)、古き良きヨーロッパという感じの宿だった。めぎたちはそういう不便さが面白くて好んで泊まっているのだ。
眺めが楽しい。大聖堂ももちろん撮ったが、それはまたそのうちに。
この宿、場所が抜群にいいしめぎ的にはお勧めなんだけど、4階まで階段しかないので、日本から大きなスーツケースを持ってきた場合は無理かもね。
昔ながらの建物で、こういうのを見だけでも泊まる価値のある所なんだけど。
建物の入り口から階段までの廊下も素敵だった。
それにしても暖かかったのねえ。10月中旬とは思えないこの格好。この2日後には、ダウンジャケット羽織ったんだけど。
メッスのサンテティエンヌ大聖堂 [南西ドイツと北東フランス 2019年秋]
現在、10月中旬の秋の旅の話を連載中。
宿にチェックインしてちょっと一休みし、そろそろ大聖堂に行きましょ。
メッスに来たのは大聖堂を見たかったから。でも大聖堂を見るには結構体力がいるので(いろんな意味で圧倒的な建物なので)、まずは街をちょっと歩いて街の雰囲気になじみ、次にチェックインして一休みしたというわけだ。
外もゴージャスなのだが…
中が素晴らしい。
この大聖堂はサンテティエンヌ大聖堂と言って、13世紀から16世紀にかけて建てられたというもの。ネオゴシックとかじゃなくて、本物のゴシック建築。まずはその大きさに圧倒される。だって、ここも全体のほんの一部。
大きな大聖堂と言えばドイツなら例えばケルン大聖堂だが、建設されたのはほとんど19世紀のことで、メッスの大聖堂よりずっと新しい。16世紀までにここまで大きく建てられる技術があったとは、本当に凄いな。ところでサンテティエンヌ大聖堂を訳すと、というか言い換えると聖シュテファン大聖堂で、つまりウィーンの聖シュテファン大聖堂と同じ名前ってことだわね。それにしてもサンテティエンヌって言われるとなんだか女の人のような気がするけど男の名前で、スペインだとエステバンで、英語だとスティーブンで、いやはや。
ここはシャガールのステンドグラスのあるところ。
なんかもっと大きく写したいなあと思って…
めぎ一人一度宿に戻って、望遠ズームを取ってきた。
APS-CセンサーのD5600にフルサイズ用の70-200mmF4をつけて、35㎜換算300㎜までの望遠になる。色々ハッキリ見えてうれしい。
シャガールも素晴らしいが…
古いステンドグラスも一枚一枚素晴らしくて、どれを撮ったらいいかわからないほど。
天気がいいので窓から光も入り、目に入るものがすべて美しくて、一歩進むとまた写真を撮り、上を見たり振り返ったりしてはまた写真を撮るという感じだった。
宿にチェックインしてちょっと一休みし、そろそろ大聖堂に行きましょ。
メッスに来たのは大聖堂を見たかったから。でも大聖堂を見るには結構体力がいるので(いろんな意味で圧倒的な建物なので)、まずは街をちょっと歩いて街の雰囲気になじみ、次にチェックインして一休みしたというわけだ。
外もゴージャスなのだが…
中が素晴らしい。
この大聖堂はサンテティエンヌ大聖堂と言って、13世紀から16世紀にかけて建てられたというもの。ネオゴシックとかじゃなくて、本物のゴシック建築。まずはその大きさに圧倒される。だって、ここも全体のほんの一部。
大きな大聖堂と言えばドイツなら例えばケルン大聖堂だが、建設されたのはほとんど19世紀のことで、メッスの大聖堂よりずっと新しい。16世紀までにここまで大きく建てられる技術があったとは、本当に凄いな。ところでサンテティエンヌ大聖堂を訳すと、というか言い換えると聖シュテファン大聖堂で、つまりウィーンの聖シュテファン大聖堂と同じ名前ってことだわね。それにしてもサンテティエンヌって言われるとなんだか女の人のような気がするけど男の名前で、スペインだとエステバンで、英語だとスティーブンで、いやはや。
ここはシャガールのステンドグラスのあるところ。
なんかもっと大きく写したいなあと思って…
めぎ一人一度宿に戻って、望遠ズームを取ってきた。
APS-CセンサーのD5600にフルサイズ用の70-200mmF4をつけて、35㎜換算300㎜までの望遠になる。色々ハッキリ見えてうれしい。
シャガールも素晴らしいが…
古いステンドグラスも一枚一枚素晴らしくて、どれを撮ったらいいかわからないほど。
天気がいいので窓から光も入り、目に入るものがすべて美しくて、一歩進むとまた写真を撮り、上を見たり振り返ったりしてはまた写真を撮るという感じだった。
いくら撮っても撮り足りない気分 [南西ドイツと北東フランス 2019年秋]
現在、10月中旬の秋の旅の話を連載中。
ここはフランス北東部のロレーヌ地方のメッスのサンテティエンヌ大聖堂。そのホンのホンの一部分。
望遠レンズでステンドグラスの普通見ないような部分まで一枚一枚確認して写したりしたら、一週間以上かかりそうな規模。
ほとんど誰も気に留めないようなガラスの隅々まで、誰かが丹精込めて作ったはずなのよね。
ものすごくたくさん写真を撮ったのだが、ホンの一部のみここに載せることにする。
どれを載せるか、選んだ基準もかなり適当。だって全部綺麗なんだもの。
広角で写すのも楽しかったが、どこをどう切り取ってよいものやら難しかった。
ステンドグラス以外のものも色々あるしねえ。
この蝋燭のところでも何十枚も撮った。祈る人を入れたり、近くの聖像を入れたり、ステンドグラスを入れたり。これが最も難しかったなあ。もっとF値が小さなレンズやマクロなどが必要だったかも。
中を3周くらいして、全部で1時間半くらい堪能して、精神力を使い果たして終わりにした。
珍しいことに、いつもは教会や大聖堂はめぎよりずっと早く出て行ってしまううちのドイツ人がその1時間半もの間ずっと中にいた(見るペースや興味はめぎとは違うので、それぞれ好きな場所にいて時々会って気が付いたことや是非相手に見てほしいものを話し合うという感じだったのだが、最後に出るときは一緒だったのだ)。彼にもこの大聖堂はいろいろと興味深かったようだ。彼は普段カトリックの教会はごてごて過ぎるし圧迫感を感じて好まないのだが、ここは割とすっきりしていて品が感じられたからかもしれない。見学者は常にそれなりにいたのだが、団体さんはいなくて広い教会内がひっそりとしてて、来る人の多くが静かに祈りをささげていたのが印象的だった。そうそう、こういう観光地ではない教会で写真を撮るとき、一眼レフのカシャッという音が響くのが気になり、シャッター音を無音にできるミラーレスが欲しいなあってちょっと思うようになった。
外もものすごくたくさんの聖像があるし、ガーゴイルもたくさんたくさん撮ったのだが、キリがないので載せるのは2枚だけにしておく。
メッス、来てよかった。
ここはフランス北東部のロレーヌ地方のメッスのサンテティエンヌ大聖堂。そのホンのホンの一部分。
望遠レンズでステンドグラスの普通見ないような部分まで一枚一枚確認して写したりしたら、一週間以上かかりそうな規模。
ほとんど誰も気に留めないようなガラスの隅々まで、誰かが丹精込めて作ったはずなのよね。
ものすごくたくさん写真を撮ったのだが、ホンの一部のみここに載せることにする。
どれを載せるか、選んだ基準もかなり適当。だって全部綺麗なんだもの。
広角で写すのも楽しかったが、どこをどう切り取ってよいものやら難しかった。
ステンドグラス以外のものも色々あるしねえ。
この蝋燭のところでも何十枚も撮った。祈る人を入れたり、近くの聖像を入れたり、ステンドグラスを入れたり。これが最も難しかったなあ。もっとF値が小さなレンズやマクロなどが必要だったかも。
中を3周くらいして、全部で1時間半くらい堪能して、精神力を使い果たして終わりにした。
珍しいことに、いつもは教会や大聖堂はめぎよりずっと早く出て行ってしまううちのドイツ人がその1時間半もの間ずっと中にいた(見るペースや興味はめぎとは違うので、それぞれ好きな場所にいて時々会って気が付いたことや是非相手に見てほしいものを話し合うという感じだったのだが、最後に出るときは一緒だったのだ)。彼にもこの大聖堂はいろいろと興味深かったようだ。彼は普段カトリックの教会はごてごて過ぎるし圧迫感を感じて好まないのだが、ここは割とすっきりしていて品が感じられたからかもしれない。見学者は常にそれなりにいたのだが、団体さんはいなくて広い教会内がひっそりとしてて、来る人の多くが静かに祈りをささげていたのが印象的だった。そうそう、こういう観光地ではない教会で写真を撮るとき、一眼レフのカシャッという音が響くのが気になり、シャッター音を無音にできるミラーレスが欲しいなあってちょっと思うようになった。
外もものすごくたくさんの聖像があるし、ガーゴイルもたくさんたくさん撮ったのだが、キリがないので載せるのは2枚だけにしておく。
メッス、来てよかった。