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2019年夏 ザルツブルク ブログトップ
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ザルツブルク8月3日 [2019年夏 ザルツブルク]

現在、旅先から旅の話を連載中。

8月3日の朝は曇りだった。これは朝8時半ごろ。うーん、降りそう…
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その後すぐにザーッと降って、結構あっという間にスカッと晴れた。で、9時20分ごろからちょっとお散歩へ。
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影が綺麗♪
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ここでは毎日撮っているのだけど、やっぱり日が差すと印象が全く違うな…
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3日は土曜日で、午前中に市が立つ。あとで買い物して帰らなきゃ。
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ここがめぎがいつも買い物している市の立つ広場。毎日観光客向けのスタンドがあるのだが、土曜日には地元の野菜や肉やチーズのスタンドが立つのだ。パンやお惣菜も美味しくて、ここで数日間分の買い物をするのを楽しみにしていた。雨の後の濡れた地面が日に輝いて綺麗だった。
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買い物すると重くなるからね…と、まずはいつものフランツィスカーナー教会へ。
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ちょうどミサが終わったところを狙ってやってきた…というのは、ミサの時にはライトアップされるから。ミサ中は撮影はご法度だが、終わってから照明が消されるまでのわずかな時間に撮影しようと。
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蝋燭もアッという間に消されていく…これはトリミング。
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この日はD5600にフォクトレンダーの40㎜を付けて換算60㎜での撮影。フォクトレンダーはマニュアルレンズなので、Mモードですべてマニュアルで撮影。こうしてきっちり自分で合わせて撮る方が、オートフォーカスでPモードとかAモードとかよりかえってきっちり撮れているように感じた。

ほんの5分くらいの間に主な照明は消されてしまった。それでもこれはまだ若干ついているときのもの。鉄細工の枠越しに拘って写しているけど、写真としてはやっぱり枠なしの方がすっきりしてるわねえ。
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また別のレンズで来よう。
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8月3日のその後 [2019年夏 ザルツブルク]

現在、旅先から旅の話を連載中。

8月3日の午前中、フランツィスカーナー教会を撮影して外に出たところ。ここは左側に高級ブティック、右側にこのあたりに勤める人の駐車スペースがあって、その間を観光馬車が通っていく。
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あ、足が切れちゃった…
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馬車の後ろから、落とし物を掃除する人がついていく。大変な仕事だなあ…同時に写ったスカーフをした女性は、たぶんロマ(いわゆるジプシー)だと思う。ザルツブルクにはかなり多い。
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その道をしばらく行って左に曲がってここを通ると市の立っている広場に出る。こちらのお手々つないだお二人は、音楽祭の11時からのコンサートの前に市場へちょっとつまみに行くのではないかと思う。
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めぎはこの日、昼間には何も予定を入れず、部屋でのんびりすることにしていた。で、買い物をして部屋に戻ると、下の部屋の人たちがバルコニーで豪華なブランチをしていた。下はベッドルームが2つと大きなリビングのある部屋で、よく家族連れが休暇を過ごしている。この人たちは昼間もバルコニーでよく本を読みながら日光浴をしていた。
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さて、この日の音楽祭は19時半からのオーケストラのコンサート。これは休憩中に撮ったもの。
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人々はそんなに豪華な身なりではない…それは、このコンサートが若手指揮者のコンクールで昨年優勝した人のデビューコンサートだから。オケはORFラジオ交響楽団というオーストリアの放送局のオケ。チケットも他と比べてお安め。
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でもねえ、ウィーンフィルや何やらと同じこの場所を使うわけだしね。
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こんなところでデビューコンサートができるなんて、指揮者としては感動的なんだろうな。
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今年の滞在では、ザルツブルク音楽祭のもう一つの顔…若手育成・発掘プログラムをいくつか見て回っていて、この日のもその一つ。Gabor Kaliというこの指揮者、めぎはあまり好みではなかったが(大振りしているのに音が盛り上がらず、まだオケから深みを引き出せていないという気がしたが、それはまだまだ若手だからなのかもしれない)、聴衆には非常に好感を持たれていて拍手喝采だった。これだけスタンディングオベーションで温かい拍手をもらえたら、大いに自信になったことだろうな。
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8月3日の話はこれでおしまい。
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ザルツブルク8月4日 [2019年夏 ザルツブルク]

現在、旅先から旅の話を連載中。

今日は8月4日の話をするが、この日はスマホでしか撮影していない。というのは、一日中音楽祭で忙しいからだ。まずこれはめぎの朝食。オレンジジュースは買い置きがおしまいで、ちょっと少なめ。コーヒーは宿にあるエスプレッソマシーンので、ハム類は肉屋さんで好きなのを好きな量切り売りしてもらったもの。ハムのない葉っぱの下にはクリームチーズが隠れている。朝昼はだいたいこんな食生活。あとは果物をつまんだり。
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日曜日のこの日、まずは11時にオーケストラのコンサート。オケはバイエルン放送局交響楽団。
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民族衣装が目に付く。このあたりの人が来ているのね。
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昼のコンサートなのでそれほどゴージャスではないが、皆さんお洒落。
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この日のプログラムはチケットを買った当時の予定と全く変わった。まず指揮者。もともとはMariss Jansonsだったのだが、健康上の理由でYannick Nezet-Seguinに交代したというお知らせが来たのは一か月くらい前だったと思う。Jansonsの指揮が見たかっためぎはちょっと残念だったが、まあ仕方がない。次に、前日だったかにまたメールが来て、バイオリン奏者のLisa Batiashviliがやはり健康上の理由でGil Shahamに交代したとのこと。これに関してはめぎはまあどっちでもいいが、バイオリニストを見たくて(その演奏を聞きたくて)チケットを買った人はがっかりよね…

しかし、このGil Shahamの演奏は素晴らしかった。曲はプロコフィエフのバイオリンコンチェルト第2番で、小編成のオケとの演奏だが、こんなに音色を弾き分けられるのね~と感動。使っているバイオリンは1699年のストラディバリとのこと。そして、バイエルン放送局交響楽団のコンサートマスターさんとアンコールで二重奏してくれて、それもまた素晴らしかった…ソリストと対等に演奏できるこのコンサートマスターさん、すごい。もちろん有名どころの楽団員はソロ活動もしているとは言え、でもでもすごい。
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それからYannick Nezet-Seguinとバイエルン放送局交響楽団の演奏もよかった。シベリウスの交響曲1番は、めぎはシベリウスがあまり好きじゃないけどホントよかったし、リヒャルト・シュトラウスのオペら「ばらの騎士」のスイートが本当に素晴らしかった。今年の3月にウィーンで見た「ばらの騎士」のシーンが目に蘇ってきたわ…
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ちなみにこのチケットは80ユーロ。上から5ランク目、下から3ランク目のチケット。

2時間半くらいでコンサートは終了し、いったん宿でゆっくりしてから今度は17時に再び外へ。このゲトライデガッセはほんといつも人でいっぱい。
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この時見たのは若手オペラ歌手のマイスタークラスの公開レッスン。コンサートが終わった時にチケットショップによって、無料の整理券をもらってあった。先生はオペラ歌手で今回音楽祭でもオペラに出るAnne Sofie von Otterという人。リハーサルの合間にレッスンをして、この公開レッスンの準備をしてあったらしい。生徒さんたちは24~29歳の男女6名で、もうこのままオペラに出られそうな上手な方々だったが、この本職のオペラ歌手さんにかかっては微に入り細に入り、または大きな視点であれこれとアドバイスし、うわわそう来ましたか…なるほどねえ、さすがだなあ、と失礼ながら感心し、それをまたその場で呑み込んでいく生徒さんたちは素晴らしかったし、その中でも本当にずば抜けてできる人とそうではない人との差もはっきりわかって興味深かった。なるほど、オペラの歌い手さんたちはこういう風に曲を解釈してこういう風に声で表現していくわけね、ととても参考になった。そして、特筆すべきは、みんなどの国籍だろうと(フランス・イギリス・カナダ・スペイン・ポーランド・アメリカだった)英語はもちろんドイツ語もフランス語もイタリア語もある程度できるということである。先生自身もドイツ語で話していたと思ったら急に英語、今度はフランス語、イタリア語、と七変化。で、歌詞をしっかり解釈してその響きとメロディーで表現していくので、発音指導がとても厳しかった。先日の子供たちへのオペラキャンプでも思ったが、やっぱり言語がねえ…イタリア語やドイツ語やフランス語の曲をすべて原曲の言語で自由自在に指導できる先生なんて、いないものね。めぎだって、ドイツ語しかできないしなあ。しかもオペラの背景にある文化(ギリシャ・ローマ・ゲルマン神話や歴史・宗教・民族など)に精通している先生となると、音楽だけやってた人にはなかなか無理だしねえ。

これは終わったところで、もう生徒の歌い手さんは舞台にいないが、先生とピアノ伴奏者。
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このマイスタークラスが19時15分ごろ終わって、速攻で宿に戻ってシャワー浴びてちょっとパンをつまんで着替えてこの日の最後の予定、20時半からのピアノコンサートへ。
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あ、あの男の人はイドメネオ(モーツァルトのオペラ)の演出家だわ…彼もこのコンサートを見に来ていた。
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ピアニストはIgor Levitで、演目はベートーベンの「6つのバガテル」と「ディアベリ変奏曲」と、Ronald Stevenson編曲のマーラーの「交響曲第10番アダージョ」。見かけが非常に地味なピアニストだが、音が繊細でピアニッシモが素晴らしかった。ピアニストは撮っていない。
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こんな景色のこの席は30ユーロ。ピアノが真下に見えて非常に良かった。
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これは休憩中に撮影。
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皆さん大満足のようだった。
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こうして長丁場の日曜日が無事に終わった。こんなにいっぺんに聞くと飽和状態になるが、これを乗り切るために事前に数日間思いっきりのんびりしていたのだ。見たい聞きたいという欲求が溜まって、最後まで新鮮に見ることができた。そしてちょっと豪華に夜の乾杯。オーストリアワインの炭酸割。
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これで8月4日のお話はおしまい。
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