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2018年夏 北イタリア ブログトップ
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ヴェローナ到着 [2018年夏 北イタリア]

現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。4泊5日のイタリアの旅のうち、今日から2日目のお話を。

トリエステから約300km走ってヴェローナに到着したのは13時頃。まずは高台からの見晴らしを。
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↑水平が取れていないけど。右に立っている塔に縦を合わせて撮ったのだけど、こういうときは向こうの水平に合わせるべきだったのかな。

ヴェローナは煉瓦色の屋根で古い街という雰囲気に満ちていた。
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スマホでもパチリ。ものすごいパンフォーカスで絵画のような仕上がりなのは、3つのレンズで撮った画像をカメラがAI処理しているため。だから一見目を引くアートのような仕上がりだけど、よく見ると不自然なのだ。
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再びデジイチで。
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ズームすると、屋根の上の生活が垣間見えて楽しかった。
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ヴェローナは、妹が今回デュッセルドルフに来る前に2週間イタリア語と歌の研修を受けたところ。つまり彼女的には再び戻ってきたわけで、ホンの1ヶ月ほど前の記憶が蘇り、でももう遠い昔のような気がして、感慨深かったようだった。
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どこを向いても歴史を感じるところだわね~
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それから下へ降りて、川沿いをパチリ。
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趣のある橋があちこちに。そんなに新しすぎない建物と意外と調和している。
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ヴェローナに来たのは、古代ローマ時代の遺跡のアレーナで夏に開かれている野外オペラを見るため。20時45分から夜中の0時までかかる長丁場のオペラなので、このあとめぎたちは宿にチェックインし、ちょっと休憩することに。
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いっぱい寝て復活した妹は、めぎたちの休憩中にどこか見に行ったようだったけどね。

撮影: D600 + 70-200mm(F4), Huawei p20 pro
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ヴェローナでの夕食 [2018年夏 北イタリア]

現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。

ヴェローナ到着後一息ついて、ちょっと早いけど夕食に出かけたのは17時半過ぎ。この日はここからスマホだけを持って出かけた。
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ちょっと作り過ぎの画像ができあがるが、この新しいスマホは旅の思い出の記録として撮るだけなら十分綺麗な写真が撮れると感じる。それどころか、ちょっと写真が上手くなったような錯覚さえ起こさせるほど。今まではスマホで撮った写真では画質に全く満足できず、ブログ用に小さな1インチカメラを必ず持参していたのだが、それがスマホ一つで行けるようになったのだ。すごく画期的なことと言うか、これだからカメラが売れなくなるのだなあと実感した。

レストランは、一ヶ月前に2週間ヴェローナにいた妹のおすすめの店へ。
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なかなかお洒落なワインレストラン。
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こんな店内でもブレずにそこそこいい感じの写真が撮れてしまうスマホ。調子に乗って映り込みなど頑張ってみたけど、欲張りすぎてイマイチになっちゃった。
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ワインレストランなので、飲み物はもちろんワイン。でもこれからオペラなので、グラスワイン。でも2杯、最初はプロセコ、次にフレッシュな白ワインにした。紙袋に入って出てきたパンも美味しい。
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イタリア語をまくしたてるおじさんがおすすめしてくれたものから(何言われているかほとんどわからないまま)めぎが頼んだのは、麦とトマトの冷製リゾットという感じのもの。美味しかった♪
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イタリア語勉強中の妹が早すぎるおじさんのイタリア語に食らいついて頼んだのは、生ハムとモッツァレラ。モッツァレラがフレッシュ♪
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子供の頃に出ていたイタリア語のオペラや歌っていたラテン語の賛美歌や、休暇中に知り合ったイタリア人の子どもたちと喋っていつのまにかイタリア語を覚えたといううちのドイツ人が、わからないなりに理解した分から選んで頼んだのが鴨肉のパスタ。温かいものがあって嬉しい♪ これらを3人で分け合って食べた。
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陽気なおじさん、もうちょっとゆっくり喋ってよ~
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食べ終わった頃から町が賑やかになってきていた。
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このとき19時15分頃。青空が素敵だった。
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撮影: Huawei p20 pro
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ヴェローナの野外オペラ [2018年夏 北イタリア]

現在、夏の北イタリア旅行記を連載中。

夕食後出かけた先は・・・
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ヴェローナの街のど真ん中にあるシンボル、古代ローマ円形劇場。これはその階段から外を見下ろしたところ。
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中はこんなところ。
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コロッセオのようなのがほぼ原型をとどめて残っていて、その遺跡を会場として毎年夏の3ヶ月間ほど野外オペラをするということで、それはそれは雰囲気抜群。オペラファンには有名なところで、妹がヴェローナに行くと聞いたときからちょっと行ってみたいなあと思っていた。妹にはふたたび同じ街に戻る形になって申し訳なかったけど、せっかくだから3人でこの野外オペラを見ることにしたのだった。うちのドイツ人の亡くなった父親の奥さん(父親と同様、オペラ歌手だった)が、一度は見てみることをおすすめするわ、と言ってたし。妹は一人で滞在していた2週間の間に別の演目を2つすでに見に行ったとのこと。

オペラが始まるのは20時45分からなのだが、1時間前には着いて場所取りを。下の方の土間席や階段席は指定席だが、めぎたちは安い上の方の石段自由席のチケットを取ったから。見る価値はあるけどまあサーカスのようなものだから安い席で十分よ~でも早めに行って前の方に座るといいわよ、と父親の奥さんに言われ、一人25ユーロくらいの自由席にしたのだった。ちなみに座席指定の方は60~190ユーロ程度。
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そんなわけで、1時間以上少しずつ暮れゆく空を楽しんだ。
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ここでの話はモブログにしている(こちら)。今日の写真はこのモブログで載せたのとかぶらないようにしてあるので、場所の雰囲気はリンク先でもどうぞ。
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やっと、もうすぐ開始のドラが鳴った。
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見たのはアイーダで、オペラは2回の休憩を入れて3時間ちょっと。終わったのは0時過ぎ。
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サーカスなどという言葉を聞いていたので遊び気分で見に行ったのだが、たしかにサーカス的な要素満載だったとは言え、それは野外というこの場にふさわしく、大掛かりな演出や派手な色合いが目に楽しく、好印象。肝心の歌声に関しては、意外と良いわね~意外と上手いわね~いやいや、ずいぶん上手いわね~結構良いわね~~という感じだった。ラダメスとアイーダの歌は結構心にぐっとくるほどの旨さだった。こうやって大衆に気軽にオペラを楽しんでもらえて、ヴェルディも喜んでいるんじゃないかな。というか、ヴェルディってこうやって気軽に楽しむものなのね、というのがめぎの得た収穫だった。この気軽さが夏の野外劇の核なのだろう。

オケはちょっとミスが多かったな~アイーダの有名なフレーズが台無しだったし。歌い手さんたちの出来に追いついていないという感じ。そういう意味ではバレエも振り付けが陳腐で、もっと良い振り付けだったらこのオペラの質がもっと高まるのになあとうちのドイツ人が残念がっていた。良くも悪くも歌中心で、次が多分セットと照明と衣装で、バレエは余興だしオケは歌の伴奏という感じ。そういう予算配分なんだろうな。
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なにはさておき、終演後、3時間見きった~楽しかった~~とそれぞれ満足して出てきためぎたち。こんなふうにぞろぞろと外へ。
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アレーナの周りはまだまだ飲食できるようだった。
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めぎたちは宿に向かってこんな素敵な夜の通りを歩き・・・
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途中のバールでビールで乾杯。あ、妹はビールじゃないけど。
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これは・・・ミュンヘンのビールだった!
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撮影: Huawei p20 pro
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