ザルツブルクの眺めと位置関係 [ザルツブルク 2016年夏]
現在、2016年夏のザルツブルクの話を連載中。3年連続で訪れたザルツブルクの2年目のこと。
昨日ご紹介した崖の上のレストランから・・・

ザルツブルクの素晴らしい眺めを愉しんだ。

これはコレーギエン教会。大学広場前にあって、1年目にはここでの音楽祭のコンサートに何度か通った。

これは城塞。城塞と行っても王様がいたのではなく、主は司教。ザルツブルクは大司教が領主として治める教会国家だったのだ。あそこも人がいっぱいだわね~あそこで食事することもできるが、めぎはあそこに座ったことはまだ無い。城の見学は1年目にしたし、毎年眺めを撮りに何度か登ってはいるけどね。

その城塞の手前には聖ペーター教会。城塞のある崖の麓にあって、崖の中にカタコンベも作られている。カタコンベは1年目に一人で、3年目にうちのドイツ人を案内して見学した。めぎはこの聖ペーター教会がザルツブルクの教会の中では一番好きで、何度も何度も何度も撮影に訪れている。3年目はここでの音楽祭のコンサートも鑑賞。演目はモーツァルトのハ短調ミサで、なんとも素晴らしかった。

崖の麓の奥には3つの教会の尖塔が並び、これがめぎのお気に入り。左の白いのが大聖堂の一部で、真ん中奥の赤いのがあのサウンドオブミュージックのマリアのいたノンベルク修道院で、右手前のはフランツィスカーナー教会。

狭いところに教会が目白押し。どれもカトリック系。

視線をちょっと左に移すと、ザルツァッハ川の向こうに新市街。ミラベル宮殿とか中央駅とかがあるところ。

川に掛かる橋はいくつもあるのだが、これはそのうちの1つで、いつも人でいっぱい。渡ると左手にカラヤンの生家、右手にホテル・ザッハー。

さて、2つ上の写真で右に写っている川向うの右の山の中腹の黄色い建物のあたりから写したのがこちら。ちょうど手前の木の陰に隠れているところに城塞があり、右端のところにレストランがある。今日の写真の2枚目で遠くに写っている城塞が、実はめぎのいるレストランから地続きの崖の上にあることがわかる。滞在中は何度かこのレストランの場所から城塞まで崖の上の道を歩いて写真を撮っていた。

↑上のトリミング。ここは城壁のあるところで、その城壁の一部を利用してユースのようなホテルがあって、そのレストランにいたというわけ。下へ伸びている細長いのが何だったかは結局わからずじまい。麓にある教会はゲトライデガッセの突き当りのブラジウス教会。

地図はこちら。
撮影: D600 + 20mm(F1.8)/ 70-300mm(F4.5-5.6)
昨日ご紹介した崖の上のレストランから・・・

ザルツブルクの素晴らしい眺めを愉しんだ。

これはコレーギエン教会。大学広場前にあって、1年目にはここでの音楽祭のコンサートに何度か通った。

これは城塞。城塞と行っても王様がいたのではなく、主は司教。ザルツブルクは大司教が領主として治める教会国家だったのだ。あそこも人がいっぱいだわね~あそこで食事することもできるが、めぎはあそこに座ったことはまだ無い。城の見学は1年目にしたし、毎年眺めを撮りに何度か登ってはいるけどね。

その城塞の手前には聖ペーター教会。城塞のある崖の麓にあって、崖の中にカタコンベも作られている。カタコンベは1年目に一人で、3年目にうちのドイツ人を案内して見学した。めぎはこの聖ペーター教会がザルツブルクの教会の中では一番好きで、何度も何度も何度も撮影に訪れている。3年目はここでの音楽祭のコンサートも鑑賞。演目はモーツァルトのハ短調ミサで、なんとも素晴らしかった。

崖の麓の奥には3つの教会の尖塔が並び、これがめぎのお気に入り。左の白いのが大聖堂の一部で、真ん中奥の赤いのがあのサウンドオブミュージックのマリアのいたノンベルク修道院で、右手前のはフランツィスカーナー教会。

狭いところに教会が目白押し。どれもカトリック系。

視線をちょっと左に移すと、ザルツァッハ川の向こうに新市街。ミラベル宮殿とか中央駅とかがあるところ。

川に掛かる橋はいくつもあるのだが、これはそのうちの1つで、いつも人でいっぱい。渡ると左手にカラヤンの生家、右手にホテル・ザッハー。

さて、2つ上の写真で右に写っている川向うの右の山の中腹の黄色い建物のあたりから写したのがこちら。ちょうど手前の木の陰に隠れているところに城塞があり、右端のところにレストランがある。今日の写真の2枚目で遠くに写っている城塞が、実はめぎのいるレストランから地続きの崖の上にあることがわかる。滞在中は何度かこのレストランの場所から城塞まで崖の上の道を歩いて写真を撮っていた。

↑上のトリミング。ここは城壁のあるところで、その城壁の一部を利用してユースのようなホテルがあって、そのレストランにいたというわけ。下へ伸びている細長いのが何だったかは結局わからずじまい。麓にある教会はゲトライデガッセの突き当りのブラジウス教会。

地図はこちら。
撮影: D600 + 20mm(F1.8)/ 70-300mm(F4.5-5.6)
古い城壁から現代美術館まで [ザルツブルク 2016年夏]
現在、2016年夏のザルツブルクの話を連載中。3年連続で通ったザルツブルクの2年目のお話。
崖の上のレストランを後にし、古い城壁沿いを歩く。

散歩道がきれいに整えられているところだが、人通りは少ない。

めぎはここが気に入って、3年目には早朝に何度か訪れた。夜明け時にここからザルツブルクを見下ろした景色を写したくて。

この日、とても暑かったのだけど、8月初旬のザルツブルクは何となく秋がちらほら。

それからちょっと林の中を突っ切ると・・・

程なくこんな建物のところに出る。ザルツブルクの現代美術館。ここで食事をしたことのある人はきっと多いんじゃないかしら。ガイドブックや数あるインターネットのブログなどでもお薦めとして載っているようだし。

ここからの眺めも素晴らしい。昨日までご紹介した場所と微妙に角度が変わるのも楽しい。残念ながら日が陰ってしまったけど。この場所からの景色も気に入って、3年目には夕方からブルーアワーにかけてここでのんびり撮影した。

こんな風に、何度も訪れるとリサーチとなってデータを蓄積し、次回に備えることができる。それが、めぎが何度もザルツブルクを訪れている理由の一つ。気に入った街をとことん撮り尽くしたい、前回よりいい写真を撮りたい、次回はこの時間帯でこの角度でこういう光を待ってこういう人を入れて・・・等々と。いつかは秋や冬にも訪れて、音楽祭のときじゃない街を見たいし、季節の移り変わりも体験したいな。ここはドイツ語圏でめぎには非常に滞在しやすい場所なので、多分定年退職してよぼよぼのおばあさんになっても、体力と財力の続く限り定期的に訪れてあれこれ撮って歩くんじゃないかな。
これは3年目の2017年に一昨日ご紹介した城塞から撮ったものだが、一昨日ご紹介したレストランと、今日ご紹介した現代美術館が見える。

上のトリミング。崖の上の2つの建物の左側の黄色っぽいところがめぎたちが食べたレストランのあるところ、右側の白いのが現代美術館。

そうそう、崖に沿って上まで作られていた細長い筒のようなものは、エレベーターかなとめぎたちも思っていたのだけど、作りが垂直ではないし、乗り場が見つからないので、たぶん崖の上のユースのような宿の荷物を運ぶ施設ではないかと思う。または、その麓の辺りに滝壺のようなところがあるので、もしかしたら崖の上から滝のように水を下ろしているのかもしれない(その場合はどうしてあんなふうに囲わなければならないのか理由が不明だけど)。そのあたりを明らかにするのも将来の楽しみである。
撮影: D600 + 20mm(F1.8)
♪ おまけ ♪
2日目の夜に見たのはコシ・ファン・トゥッテ。あのフェルゼンライトシューレでの公演である。

幕間のとき、あのカール・ベーム・ザールに降りてみた。着物の人がいた!

ザルツブルク音楽祭でモーツァルトのオペラを見るのは格別だ。それもフェルゼンライトシューレでの公演となると、どんなふうにこの舞台を使うのかも見もの。今回のはかなり古典的で特にどうしてもこの舞台を使わなければならない理由があまり感じられなかったが、歌のレベルは素晴らしかった。長い公演だけど、最後までとても楽しめた。

撮影: Xperia Z1
崖の上のレストランを後にし、古い城壁沿いを歩く。

散歩道がきれいに整えられているところだが、人通りは少ない。

めぎはここが気に入って、3年目には早朝に何度か訪れた。夜明け時にここからザルツブルクを見下ろした景色を写したくて。

この日、とても暑かったのだけど、8月初旬のザルツブルクは何となく秋がちらほら。

それからちょっと林の中を突っ切ると・・・

程なくこんな建物のところに出る。ザルツブルクの現代美術館。ここで食事をしたことのある人はきっと多いんじゃないかしら。ガイドブックや数あるインターネットのブログなどでもお薦めとして載っているようだし。

ここからの眺めも素晴らしい。昨日までご紹介した場所と微妙に角度が変わるのも楽しい。残念ながら日が陰ってしまったけど。この場所からの景色も気に入って、3年目には夕方からブルーアワーにかけてここでのんびり撮影した。

こんな風に、何度も訪れるとリサーチとなってデータを蓄積し、次回に備えることができる。それが、めぎが何度もザルツブルクを訪れている理由の一つ。気に入った街をとことん撮り尽くしたい、前回よりいい写真を撮りたい、次回はこの時間帯でこの角度でこういう光を待ってこういう人を入れて・・・等々と。いつかは秋や冬にも訪れて、音楽祭のときじゃない街を見たいし、季節の移り変わりも体験したいな。ここはドイツ語圏でめぎには非常に滞在しやすい場所なので、多分定年退職してよぼよぼのおばあさんになっても、体力と財力の続く限り定期的に訪れてあれこれ撮って歩くんじゃないかな。
これは3年目の2017年に一昨日ご紹介した城塞から撮ったものだが、一昨日ご紹介したレストランと、今日ご紹介した現代美術館が見える。

上のトリミング。崖の上の2つの建物の左側の黄色っぽいところがめぎたちが食べたレストランのあるところ、右側の白いのが現代美術館。

そうそう、崖に沿って上まで作られていた細長い筒のようなものは、エレベーターかなとめぎたちも思っていたのだけど、作りが垂直ではないし、乗り場が見つからないので、たぶん崖の上のユースのような宿の荷物を運ぶ施設ではないかと思う。または、その麓の辺りに滝壺のようなところがあるので、もしかしたら崖の上から滝のように水を下ろしているのかもしれない(その場合はどうしてあんなふうに囲わなければならないのか理由が不明だけど)。そのあたりを明らかにするのも将来の楽しみである。
撮影: D600 + 20mm(F1.8)
♪ おまけ ♪
2日目の夜に見たのはコシ・ファン・トゥッテ。あのフェルゼンライトシューレでの公演である。

幕間のとき、あのカール・ベーム・ザールに降りてみた。着物の人がいた!

ザルツブルク音楽祭でモーツァルトのオペラを見るのは格別だ。それもフェルゼンライトシューレでの公演となると、どんなふうにこの舞台を使うのかも見もの。今回のはかなり古典的で特にどうしてもこの舞台を使わなければならない理由があまり感じられなかったが、歌のレベルは素晴らしかった。長い公演だけど、最後までとても楽しめた。

撮影: Xperia Z1
川向うへ [ザルツブルク 2016年夏]
今日からまた2016年夏のザルツブルクのお話を。
ザルツブルク3日目の朝。

2日目の朝は(ここには書かなかったけど)めぎお気に入りのカフェで卵料理などの朝食を食べた。ちょっとお高めだったので、3日目の朝はパン屋さんへ。

で、簡単にクロワッサンとメランジェ(オーストリアのカフェオレ)で朝食に。各国語でおはようと書かれたこのナプキンは朝専用なのかな。

この頃、夏でもブーツ(というのかしら?)が流行っていて、素足にハイヒールのサンダルを見たいうちのドイツ人が残念がっていた。

朝食後、ザルツァッハ川を渡って向こう岸へ。

有名な旧市街が見える側ではなく、反対側を写してみた。

この橋の上は昼ごろから観光客でいっぱいになるのだが、10時頃のこの時はまだ普通に歩ける感じだった。

渡り切るとそこにはカラヤンの生家。

川沿いでは若者たちがサイクリング出発のキスの真最中。まあそれはこちらでは若者だけに限らないのだけどね。

つづく
撮影: D600 + 20mm(F1.8)
ザルツブルク3日目の朝。

2日目の朝は(ここには書かなかったけど)めぎお気に入りのカフェで卵料理などの朝食を食べた。ちょっとお高めだったので、3日目の朝はパン屋さんへ。

で、簡単にクロワッサンとメランジェ(オーストリアのカフェオレ)で朝食に。各国語でおはようと書かれたこのナプキンは朝専用なのかな。

この頃、夏でもブーツ(というのかしら?)が流行っていて、素足にハイヒールのサンダルを見たいうちのドイツ人が残念がっていた。

朝食後、ザルツァッハ川を渡って向こう岸へ。

有名な旧市街が見える側ではなく、反対側を写してみた。

この橋の上は昼ごろから観光客でいっぱいになるのだが、10時頃のこの時はまだ普通に歩ける感じだった。

渡り切るとそこにはカラヤンの生家。

川沿いでは若者たちがサイクリング出発のキスの真最中。まあそれはこちらでは若者だけに限らないのだけどね。

つづく
撮影: D600 + 20mm(F1.8)