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イタリア・ウンブリア州 ブログトップ
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目を引いたもの [イタリア・ウンブリア州]

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現在、昨年夏のイタリア旅行記を連載中。

今日のテーマはグッビオで見かけたなかなかお洒落な車ちゃんたち。ナンバーがローマっていうのがまたなんともいいわねえ。
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あら、ここにも色違いが。PGはペルージャ県。地元の人の車ね。
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イタリアはこういう小さい車がよく似合う。それに、小さい車の方がずっと便利だ。だって、とっても細い道ばかりなのだもの。
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あ、またまたあの車。ナンバーが違うので別の車だが、やはりPG。
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ここは大通り。そう、これでも大通り。
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車など全くなかった時代に作られた町だから、駐車場など無い。こういう風に駐まっている。
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これ、面白い車ねえ。TOはトリノ。
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前はなかなかカッコイイ。もしかして、トッポリーノ?
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グッビオという町は山の斜面に作られている。それは、戦への備えのためでもあるし、真夏の暑さを回避するためでもあるし、蚊を少しでも回避するためでもある。麓の平らなところには、大きなショッピングセンターがあった・・・あ、ここにもあの車!
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さて、車は以上だが、その他にちょっと気を引いたものといえば、まずはこてこてのお土産やさんや・・・
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地元の人向けのお店や・・・
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ミュージアムじゃなくて・・・
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このマーク。
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↑これ、たばこ屋さんなのだけど、Saliと書かれてる。Saliとは塩のことで、イタリアでは長いこと煙草と塩が国家の専売で、認可されたところでしか売られていなかったのだ。塩は貴重だったのね。古代ローマ軍は塩で給料を払ったというし(だから塩がサラリーの語源)、塩の税金が高くてなかなか庶民には買えず、だからイタリアのパンは塩味抜きなのだとか。今ではスーパーでも塩が売られているけど、今でもスーパーのが海水の塩であるのに対し専売のは岩塩とちょっと高級で、税金の分高いのだとか。ちなみに塩と煙草以外の文字は切手という意味。たばこ屋さんではこの他バスのチケットも売られている。

あ、もう一つ車の写真を発見♪ これも上の可愛い車ちゃんたちと同じメーカーのものね。
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ANはアンコーナ県だって・・・お隣、アドリア海に面した県ね。
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グッビオで泊まったホテル [イタリア・ウンブリア州]

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現在、昨年夏のイタリア旅行記を連載中。

グッビオでホテルを予約するとき、うちのドイツ人が「どこでもいいけど、できるだけ高台にした方が涼しいよ」と言ったのを参考にした。真夏のイタリアはとっても暑いし、ホテルにクーラーがない場合があるのだ。そうして選んだホテルがこちら。
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いや、正確にはホテルはこの裏にあるのだが、↑ここのカフェから中に入って上に上がって裏に出ることもできるのだ。いや、この建物自体にも部屋があるのかも知れない・・・石造りの建物が継ぎ足されたように上に向かって広がっていて、どこからどこまでが一つの建物なのかよく分からない。ホテルのサイトはこちら。建物の前にはこんな広々とした広場があり・・・
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下界に向かって右側にはこんな建物が建っていた。これは執政官宮殿というらしい。
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その向かいには市庁舎が建っていたが写真なし。↓下の写真の右側に半分だけ写っているのが市庁舎。

さて、ホテルの本当の入り口には、この左側の建物の一番右側の四角い入り口から入って石の階段を上がって行く。
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そう、この四角いところ。
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結構急な石段で、エスカレーターもないし、そんなわけだから、大きなスーツケースを持っていたら結構きつそう・・・カフェから入ってボーイさんにチップ渡して持って上がってもらうのがいいかもね。

とにかくその階段を上り、右側にもう少し道なりに上がっていくと、ホテルの入り口。インターホンを押して開けてもらう仕組み。
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中に入ると小さなお庭があって・・・
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その向こうにフロントがあった。
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その建物のすぐそばから見上げた景色。
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上にも庭があるみたい。
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ちなみに日傘の右側、一段上のバルコニーがあるところの下の小さい窓がある部分がめぎたちの部屋だった。
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ジュニアスイートの部屋には大小全部で4つの窓があったが、基本的にほとんど締め切ってカーテンをしたままで過ごした。
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それは、窓を開けると熱気が部屋に入ってきてしまうから。雨戸を閉め、カーテンをすることで、部屋の中の涼しさを保てるのだ。部屋にはクーラーもあったが、クーラーを効かせすぎずにそこそこ涼しく快適に過ごした。最も暑くなる11時頃から夕方4時頃まではお昼寝をするのが正しい。
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このホテルの朝食は、下に降りてあのカフェで。
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結構立派なバイキングだが・・・
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イタリアの朝食はこんな高級ホテルでもあまり美味しくはない。なにしろパンは塩抜きだし、ジュースは変な香料入りでフレッシュじゃないし、美味しいのはゆで卵と果物くらい。その果物も缶詰系が多かった。コーヒーだけは、お好みに入れてくれて、お代わりも作ってくれて、とっても美味しかった。
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部屋からの眺め [イタリア・ウンブリア州]

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現在、昨年夏のイタリア旅行記を連載中。

昨日の朝食の件、そう、イタリアは美食の国なのに、お昼や晩の食事はどこもとても美味しいのに、朝食だけはどうもイマイチなのだ・・・めぎが今までイタリアを旅したのはたったの3回で、それで言い切ることはできないが、安いホテルでも高級なホテルでも等しく朝食はまずかった。あんなに美味しい生ハムのある国なのに、朝食ではそれがバイキングに並ばないし、ホテルに朝食ルームがなくて近所のカフェで朝食をとる形のホテルが多いのだけど、パンとハムは全く美味しくない。ジュースも美味しくない。ローマの安ホテルに至っては、コーヒーさえまずかった。どうしてなのかしらね。

さて、ホテルの部屋からは、比較的過ごしやすい気温になる早朝と夕方のみ窓を開けて外を眺めることができた。これは朝。町の大半が山の陰になって、まだ日が当たっていない。町はうまく作られているなあ。
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麓に近い辺りはもう朝日が射している。
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高台のこの辺りはまだ陰に。これはめぎたちの部屋からすぐ近くのおうち。言葉を交わせるほどお近く。
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涼しい時間にお仕事中。
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屋根を見ていると面白くて何枚も撮影してしまった。
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そうこうしているうちにここにも日が射すようになっていた。
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ああ、今日も暑くなりそうね。
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それからめぎたちは散歩に出かけたのだが、お昼には暑くて部屋に引き上げ、買ってきたお総菜を部屋の中でつまみ、ワインも飲んで昼寝をし、夕方になってからもう一度出かけるという日々を過ごした。窓をちょっとだけ開けて光を入れて昼食中。
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ワイングラスじゃなくて雰囲気はないけど、このデザートワインはとても美味しかった。
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イタリアの果物も、太陽いっぱい浴びていて甘い。
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せっかくイタリアに来て買ってきたお総菜で食事したり昼寝したりなんて、勿体ないと思われるかも・・・これがやっぱりヨーロッパ暮らしの良さというか、またいつでも来られるという気安さというか、これが特別ではなくなった現実というか。食事に関しては、お金も湯水のようにある訳じゃないし、現地の食事はレストランだけじゃ味わえないし、という言い訳もあるが、昼寝に関しては、これはやっぱり旅行というより休暇なのだ、というしかないかな。

そしてまた夕方に。
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もうお仕事してないわ。
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太陽の光と石が素晴らしい色を演出。
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ふと下を見ると・・・
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猫ちゃんが2匹。
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あ、こっち向いてくれた♡
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向こうにはワンちゃんたちが登場。
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いったい何匹いるのかしら・・・大きなおうちなのね。
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