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ネッカー川 [ドイツ南西の旅]

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現在10月末の南西ドイツへの旅行記を連載中。

まず最初に向かったところはネッカー川。
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ネッカー川沿いの古城ホテルに泊まることにしていたので、その近くの有名な町ハイデルベルクにちらっと寄ることにした。母も妹もハイデルベルクにはまだ来たことがないということだったので、それじゃやっぱり一度は見なきゃね、と急遽予定を付け加えたのだ。

可愛い町ね~
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ロマンチックなラブラブカップルもこの町に似合うわね♪
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そこにはこんな橋が架かっている。
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アジア系の観光客が非常に多かった。
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橋からは右上の方に・・・
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こんな立派な城跡が見える。
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ちょっと寄っただけだけど、あそこにはやっぱり行っておかなきゃね。ということで、移動開始。
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こんな通りをまっすぐ抜けると・・・
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市庁舎前の広場に出る。
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人がいっぱい!この日は10月末にしては驚くほど穏やかな明るい一日で、外でビール飲んでいる人もたくさんいた。
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ハトさん、あまり止まらないであげてね。
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立派な紋章ねえ。
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その市庁舎の向かいには立派な教会が。
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この町をゆっくり見たらそれはそれで魅力満載なのだけど、今日のメインは古城ホテル。だから、さくっと素通りして、目的地へ。
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といっても結構傾斜がきつそうだし、古城ホテルに備えて体力も温存したかったので、ここの突き当たりにある駅から・・・
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ケーブルカーに乗ることにした。ほんのちょっとの距離に一人4ユーロって高過ぎじゃないのと思ったけど、あとの経過を振り返ると、やはりここで体力温存しておいて良かったわ。
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続きは明日。
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ハイデルベルクを見下ろす [ドイツ南西の旅]

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現在10月末の旅行記を連載中。昨日のネッカー川からケーブルカーで上に上がると、こんな景色が眼下に広がる!
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さっきまでいた橋。素敵ね~
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数日前のナツパパさんのご指摘通り、ドイツの川は谷間を流れていることが多い。ネッカー川もネッカーの谷間を流れていく。ハイデルベルクはその河口辺り。向こうに流れていってラインに合流する。向こうは平地が続いて見えるけど、これまたラインの大きな谷間であり、ライン河畔の両側にはなだらかな山脈が続く。場所によってはシュヴァルツヴァルトやライン河くだりの名所のローレライの岩場のように谷間が狭いが、この辺りはちょっと平地が広い部分。
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地図で見てみると分かりやすいかな・・・少しマイナスしていくと、左側に太いライン河が見えてくる。そのライン河を中心にして上下にスクロールすると、ライン河畔の地形がよく分かる。




川の方ばかりに目が向いちゃうけれど、実はその後ろ側も素敵な景色。
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こんな綺麗な街並みの残るハイデルベルクだが、それは、戦争中にアメリカがあえてハイデルベルクをほとんど空襲しなかったから。マーク・トウェインが1878年に著書『ヨーロッパ放浪記』でハイデルベルク城について記述していたため、アメリカでは美しい町として有名で、空襲を避けたらしいのだ。でも、ドイツには同じように、いやもしかしたらもっと美しかった町がいくつもあったのに、ことごとく空襲されてたくさんの重要文化財が焼失した・・・ハイデルベルクだけが、たまたまアメリカで有名だったためにその被災を免れたというわけだ。だから、ハイデルベルク出身以外のドイツ人の多くはハイデルベルクに結構ねじれた妬みの感情を持っている。(ドイツ人が一般に嫌う)アメリカに助けられた町、という嘲笑さえも耳にする。なにしろ、戦後もハイデルベルクはアメリカ人観光客が押し寄せて栄え、近くには今もアメリカ軍基地が置かれているからだ。

それはさておき、いい天気に恵まれて良かったな。
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お気に入りのカバーをつけたiPhoneで写真を撮る妹。彼女はカメラを持参せず、ずっとiPhoneのみ。iPhoneってカメラの性能がずいぶんいいのね。
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このハイデルベルクの古城は17世紀から18世紀にかけて戦争などで炎上し、廃墟となった。その後ドイツロマン派の懐古主義によって再建しないまま残されたため、今でも廃墟のまま。
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こうして見ると様式が全然違って、時代を経て建て増しされたこともよく分かるわね~
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あ、日時計だわ♪
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このときの時刻はこちら。
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天秤と剣を持った像。ここで裁きも行っていたのかな。
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この古城の建物の中で一番有名なのが、このワイン樽。階段を上がって2階から見下ろすこともできるこの大樽、長い間に乾燥してちょっと縮んだとはいえ、219,000リットルも入るんですって。
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さて、そろそろここをお暇しないと、古城ホテルでゆっくりする時間がなくなっちゃうわ。
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帰りはこんな急な坂道を下る。これを徒歩で上っていたら、きっと今頃はへろへろで古城ホテルで散策する時間も体力もなかったかも知れないな。一人4ユーロのケーブルカー、ぼったくりだけど使って良かった。
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空にはこんな鳥が旋回していた。かなりトリミング。
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ハイデルベルクにはこうしてちらっと寄っただけだが、夏のタリン旅行でこういう古都にはおなかいっぱいだっためぎたちはもう十分という気分。もともと、休暇には町ではなく田舎に行って何もないところでゆっくりのんびりしたい・・・と思うめぎ家。かたや母たちは日本からはるばるやってきて、有名なハイデルベルクをほんの2時間弱ハイライトだけ駆け足で見せられて、欲求不満だったかも。でも、あくまで古城ホテルに行きがてら、ちょっと寄りましょうか、という程度の意識だっためぎは、古城ホテルでゆっくり時間を取りたくて、ここはさくっとお仕舞いに。旅というのはどこにどういうハイライトを持ってくるか、構成が難しい・・・そして、そのプランがどの人にも喜ばれるということはまずもって不可能だとつくづく感じる。だって、何にもっと時間をかけたいかは、人によって全く違うんだもの。
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こうしてめぎたちはハイデルベルクをあとにした。続きは古城ホテルとなるわけだが、めぎは所用により今週末また出かけるので、これから数日間はまたもや「めぎはいまここ」になる予定。この続きは所用から戻ってきてから。
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古城ホテル [ドイツ南西の旅]

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今日から気分を変えて、10月末の母と妹との旅行記の続きを始めようと思う。今思えばとってもとっても貴重な時間だったし、せっかくたくさん写真を撮ったので、その時間のことを書き留めておきたい。年内にどこまで終わるか微妙だけど、ぼちぼちと。

10月28日、ハイデルベルクにちらっと寄ったあと、その日の宿泊先へ。その道は古城街道と呼ばれているそうで、確かに走っているとこんな古城が次から次へと現れる。
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右に左に廃墟やヴィラのようなのやホテルや美術館として使われているらしいのが次々と現れるので、とても全ては写せなかった。またいつか、この辺りをゆっくりと訪ねて一つ一つ見に行ってみたいなあ。
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こうしてネッカー河畔の古城街道を走ること約一時間。本日の宿が見えてきた。
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そこへ向かおうと思ったら、踏切がなって・・・
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おびただしい数のアウディが運ばれていった。
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そういえばこの近くにアウディの工場があるものね。

踏切を越えてこんな道を上っていくと・・・
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古城ホテルが♪
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めぎがチェックインするのを待っている母と妹。
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塔の一つを使っているという部屋は、こんなところ。まず入り口のドアを開けると荷物を置く台とコートなどを掛ける場所があり、その奥にバスルームのドアがあって、そこから小さな階段を上がると・・・
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こんな部屋になっている。
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一応ソファーも。コンパクトにうまく作ってあるわねえ。
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夕方の光があるうちに、周りを散策いたしましょ。
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廃墟の部分も見学できるのだけど、それは次の日に。
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こんな植物が壁の隙間から。可愛いね。
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明日はこの先の景色をご紹介。
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