壁の色 [めぎ家改装中]

めぎ家改装は現在3分の1くらい終わったところ。

上の写真は、壁紙を貼り終わり、これから天井の本塗りと壁紙の色塗りが始まるところ。天井は白を2度塗りし、いよいよ壁の色塗り。色は自分で作る。真っ白い色に以前の色の残りを入れ、黄色、オレンジ、赤、黒を足し・・・






それからこうして機械でブーンと混ぜる。

パラパラマンガ風にしてみましたが、いかがでしょ?

こうして出来上がった色を試し塗り。

思ったより緑っぽいけど、これもなかなかいいね~と決定し、一日掛けて壁全体、次の日に天井との際の部分を丁寧に仕上げて出来上がり。

それと同時に配線工事も。


開けた穴をギプスで塞ぎ、それが固まったら壁紙を貼って色塗りする。そういうちょっとした今後の工事のため、壁紙の色は大量に作っておく。だって、もう二度と同じ色は作れないものね・・・
そして、部屋の雰囲気を見て家具の設置場所など考えるためにソファーを開けました!

このソファー、簡単に140×200のベッドになる。これで来客にも万全。


さて、まだまだ終わっておりません・・・改装は次の段階へ。

続きはまたそのうちに。
ドアと家具 [めぎ家改装中]

11月から全ての週末を捧げて取り組んできためぎ家の改装は、大仕事がだいたい終わり、そろそろ終わりが見えてきた。これまでの改装のお話はカテゴリーの「めぎ家改装中」をどうぞ。
終わりが見えてきた、と思ったところからの作業が意外と長いし大変。細かいことで四苦八苦。うちのドイツ人は、2時間でできると思ったことに2日かかるとぼやいている。まずはドア。

地下室に放置されていたドアの大きさは、長さが3センチほど足りなかった。それで、細長い板をくっつけることにしたのだが・・・

ドアの下面は平らじゃなかった。

それで、空いているところへなにやらSpachtel(パテ)というのを塗り込み・・・

表面をヤスリがけして・・・

白い色を塗ってとりあえずドアらしく。

あと2~3回くらい色を塗り重ねないとダメですねえ。
次に、IKEAのIVARシリーズの本棚を塗装。

背が高くていいですねえ。


一度塗ってヤスリがけしてまた塗ってニス塗って。それなりに手も時間もかかるのだが、最近のデュッセルドルフは一日中晴れている日が少なく、なかなかはかどらなかった。
色を塗ると、結構格好良くなったでしょ。

これを組み立てるのは簡単なのだけど、うちは床が歪んでたり壁が90度じゃなかったりするので斜めになったりしてなかなか大変。地震はないけど壁に固定する作業も。
ここには事典や辞書、写真集や画集、そして音楽関係の専門書や古いレコードが並ぶ予定。めぎのとうちのドイツ人のをそれぞれ別の棚にするか、ジャンルで分けて二人のを一緒に並べるか、これから並べてみながら議論する予定。

それから、ソファーの前に置く机作り。もともとうちのドイツ人が仕事机として使っていたガラスのテーブルを再利用。大きすぎるのでガラスを職人さんにお願いして小さく切ってもらい、脚はうちのドイツ人が自分で低く調整。


こういう細かい、でも非常に技術を要する作業がまだまだ目白押し。

できあがりはこんな感じになる。もともとは並列に並べるものを十字に組み合わせるよう、真ん中に切り込みを入れた。きちんと測って切っても完璧には安定していない。これから微妙な仕上げの作業が必要。

第3アドヴェントを過ぎ、クリスマスまであと10日間ほど。うちのドイツ人は一人で頑張っております!と言うのは、めぎは論述式の試験の採点と成績つけに追われて手伝う時間も精神的余裕も全然ないのです・・・同時に普通に授業もしなきゃならないってこと、当たり前ですけどなかなか大変なんです~
♪ 今日のアドヴェントカレンダー ♪
今日は昔懐かしレコードをどうぞ。みんなをクリックしてレコードの上に載せ続けてくださいね。途中でサボるのがいますが、すぐにクリックしてレコードの上へ。みんな一緒じゃないと正しくレコードがかかりません。曲の最後まで何秒(何分?)かかるかが勝負です♪ めぎは29秒でした。
改装の仕上げ [めぎ家改装中]

本日はみなさまお待ちかねの改装作業のお話♪ はじまりはじまり~!
無事にクリスマスを迎えるために、最後の改装作業、必死だった。

まず、この電話やネットのための設備と温水暖房の角のために・・・


板を買ってきて、穴を開けたりくっつけたりして・・・


棚が出来上がり♪

早速クリッペを移動♪

それからこのドアの仕上げと・・・

枠の仕上げと・・・

敷居作り。


ようやく完成!!

取っ手もつけたし、長さもバッチリ♪


めぎの部屋からバルコニーが見えるようになるなんて、夢のよう♪♪

それから絨毯を敷いたり壁に絵を掛けたり。そして、これが最後の作業になるはずだった・・・絵を掛けるために打ったこの細い釘が・・・

なんと~なんとぉ~~~温水暖房の配管を直撃!!!!!水がしみ出てきたぁ~~~~~!!!!!

この事故が起きたのは23日の6時頃。あまりにも二人で取り乱したので写真がないのだが、釘の所から水がしみ出し、それをタオルで抑えたら壁と壁紙の間に水ぶくれのように水が貯まり、このまま壁紙が全てダメになるんじゃないかと絶望的な気分になっためぎ。さすがのうちのドイツ人も金属の配管の穴を防ぐ術は知らず(溶接の設備なんかはさすがに持ってないもんね)、ドイツ中がクリスマス休暇に入って28日まで万事休すかと思ったが、一縷の望みをかけて一階の隣人に電話したら、なんと彼が修理できると言う。彼の指示に従って、まずは温水暖房の水を抜き、配管が空っぽになったところで彼が登場。上の写真は、水を抜いて多少落ち着いた頃に撮影したもの。
隣人は、まず壁紙を剥がして釘を抜き、壁をがんがん壊し・・・


穴の所にこんなリングをはめ・・・

彼が隣人のアルフ。彼こそ救世主のように見えましたわ~♡

こんなゴムリングで塞ぐのが最も手軽で信頼性も高いのだとか。本当に、持つべきものは良き隣人ですわね・・・

彼の指示に従って一日乾かして、壁を元通りに修理。


糊で貼り付けたのが乾いてから、もう一度壁の色塗りをして、ちょっと上に釘を打って絵を掛けて、ようやく完成。


糊付けが24日の夜、色塗りは25日。25日の昼過ぎにクリスマスツリーの飾り付けにこぎつけた時の安堵感と言ったら・・・

これでとりあえず改装作業はお仕舞い。11月中旬から一ヶ月と少し、ガラスのテーブルの裁断と温水暖房の配管修理以外は全てうちのドイツ人が行った。ソファーとIKEAの本棚以外の費用、つまり、壁紙や糊、板、ペンキ、ヤスリ、機械のレンタル、部品の購入等々は全部で約400ユーロ(=5万2千円くらい)。どうです、この費用で全部自分でできるとしたら、やってみようと思いません?(めぎはできないけどね。)業者に頼んだら、たぶんその10倍はするんじゃないかしら。日本だったら、あの古い規格のドアの修理だけで100万円くらいかかるかも・・・