マヨルカ1日目 ④5泊した村 [マヨルカ島]
まず、ちょっとニュースを。3月3日の昼2時頃、デュッセルドルフのすぐそばのケルンで大変なことが起きた。この歴史資料館が・・・
突然こんな風に。
ノーベル賞作家の遺稿や中世の文献など貴重な資料がこの瓦礫の下に。
この建物の下では地下鉄工事が行われていたとか。崩壊前にギシギシ音がして歴史資料館の人たちは避難していて無事だったそうなのだが、隣の建物にいた人たちが数人巻き添えになって行方不明。なんてこと。
以上の写真はライニッシェ・ポスト紙から拝借。
さて、気を取り直してマヨルカ島へ!めぎたちは、いよいよ泊まる予定の村にやってきた・・・
村の名前は、Banyalbufar(バンヤルブファール)。アラビア語に由来し、海辺の小さなワイン棚、という意味だとか。この段々畑が昔々は葡萄畑だったらしい。人口600人に満たない小さな村。
海にまで降りていけるかな・・・
うううう、まだ崖の上だわ。
波を見ていると時間を忘れちゃう。
ああ、どこか、降りられるところはないかしら・・・
ここの絶壁は、この島が石灰岩でできていることがよくわかる。
この石灰岩の上にこうして石垣を築いているらしい。
ずーーーっと上まで!
この時点で3時半頃。とりあえず一度ホテルにいって、チェックインしてからもう一度歩いて海までの道を探してみることにした。
泊まったホテルは8室しかない小さな民宿のようなところ。
シンプルな部屋と小さな窓からの眺め。
一応バスタブがあってトイレの隣にはビデもあった(ドアの陰)。
オーナーの女性は、朝食は9時からね、10時からでもいいわよ、と。さすがスペインだわ~
荷物と車を置いて出かけたのは4時過ぎ。ちょうどシエスタの時間帯で、街の中は閑散としていた。
そんなシエスタの時間に開いていたレストランはドイツ系スペイン人の経営。ここでちょっとナツメヤシの実をベーコンでくるんで焼いたものをつまんで腹ごしらえをして・・・
もう一度海へ!
マヨルカ1日目 ⑤小さな村の暮らし [マヨルカ島]
マヨルカ島旅行記は未だ第一日目。なにしろこの日に500枚以上も写真撮っちゃったものですから・・・おほほ。
世の中がシエスタから起き出した頃、めぎたちは夕刻の光を楽しみに散歩。
こんな段々畑の中に・・・
バンヤルブファールという村の名前の通り、葡萄畑が。
その他、いろいろ♪
ローズマリーの香りがむんむん。
・・・ここは??
お墓でした・・・お邪魔しました・・・
めぎはどこで眠ることになるのかな。
ここで眠っている人たちは、いつもこの景色を見て生きていたのね。
ここら辺のおうちはこうやって造られているんだ~
ふと向こうを見ると、海へ向かって階段が!
めぎの真下も海につながっていそう。行ってみましょ。
マヨルカ1日目 ⑥ようやく海へ [マヨルカ島]
地中海の海に触れるまでなんと時間がかかることでしょ。この道を行けばきっと!
うんうん、下までつながってるわ。
だんだん海面が近くなってきた♪
見上げるとすごい石灰岩。
そんなところにも花が。
あ、どうやらあの階段までぐるっと回って行けそう♪
わーい、海!
いくら見ても見飽きないめぎ。下手するとここで100枚くらい撮ってしまいそう。
鳥さんと同じ景色を見ていることが嬉しい♪
とうとうここまで来ました!
滑って落ちないように気をつけなくちゃ。
無事に辿り着きました~
わーい海だ海だ♪
太陽の光と陰。
ここはもう夜へ。
滝にうたれ、波に洗われ、今蒼い闇に入っていくこの石たちがなんだかとっても愛おしくなって、思い出に一つ拾って帰った。