エーガー(ヘプ) [チェコ]
現在夏のチェコ旅行記継続中。いつ終わるんでしょ。
今日のデュッセルドルフはどんより曇り、気温は最高17℃(体感としてはそんなにあった気がしない)、最低8℃。日の出は7時18分。日没はまだ19時33分だが、朝は真っ暗だし夜10時頃まで明るかった夏を思い出すと、あーくらいよ~と心もどんより。
さて、ここはチェコのドイツ国境の町、ヘプ(Cheb)のヘプ城。ドイツ語ではエーガー(Eger)城。
ヘプ城は12世紀後半に建てられた古いロマネスク様式の城。と言っても、ほとんど廃墟。
こんな橋を渡って中に入ると・・・
要塞だったんだなあ、と実感。
黒い塔に昇ってみると、やっぱりここもオレンジ色の屋根。
この教会はつい最近塔を建て増しして高くしたようだ。
この建物は礼拝堂だったような・・・
ちょっと昔のこだまを思い出す。
こんな素敵な家もある一方で・・・
やっぱりこういう団地も。
かなり望遠で撮ったここ、たぶんドイツ。
古い城砦の雰囲気がいい感じだった。
ドイツ国境まで来たけど、まだ旅は終わりじゃない。もうしばらくチェコの話におつきあいを。
↑この地図、マイナスを何度か(5~6回)クリックすると、白い線が見えてくる。それがドイツとの国境。車で10分くらい。
今日のデュッセルドルフはどんより曇り、気温は最高17℃(体感としてはそんなにあった気がしない)、最低8℃。日の出は7時18分。日没はまだ19時33分だが、朝は真っ暗だし夜10時頃まで明るかった夏を思い出すと、あーくらいよ~と心もどんより。
さて、ここはチェコのドイツ国境の町、ヘプ(Cheb)のヘプ城。ドイツ語ではエーガー(Eger)城。
ヘプ城は12世紀後半に建てられた古いロマネスク様式の城。と言っても、ほとんど廃墟。
こんな橋を渡って中に入ると・・・
要塞だったんだなあ、と実感。
黒い塔に昇ってみると、やっぱりここもオレンジ色の屋根。
この教会はつい最近塔を建て増しして高くしたようだ。
この建物は礼拝堂だったような・・・
ちょっと昔のこだまを思い出す。
こんな素敵な家もある一方で・・・
やっぱりこういう団地も。
かなり望遠で撮ったここ、たぶんドイツ。
古い城砦の雰囲気がいい感じだった。
ドイツ国境まで来たけど、まだ旅は終わりじゃない。もうしばらくチェコの話におつきあいを。
↑この地図、マイナスを何度か(5~6回)クリックすると、白い線が見えてくる。それがドイツとの国境。車で10分くらい。
マリエンバート [チェコ]
8月初め頃の旅行記を9月後半になってもまだ続けているとは・・・なんだかもう記憶の彼方。
旅行の最後は、ドイツ国境近くのチェコの温泉地に寄った。温泉地としてはカールスバート(これはドイツ語の呼び方、チェコ語ではカルロヴィ・ヴァリという)がなんと言っても有名だけど、チェコ人の同僚がそこを全く勧めないので、別のところへ。まずはマリエンバート。
マリエンバートというのもドイツ語の呼び方。なにしろこの温泉保養地を作ったのは神聖ローマ帝国やハプスブルクだし、今でもドイツ人のクアがお得意様だから、町の名前としてもドイツ語がしっかり根付いていて、チェコ語のマリアーンスケー・ラーズニェなんて聞いてもドイツ人にはピンと来ないが、マリエンバートと言えば誰でも知っている。
これはコロナーダという建物で、温泉の源泉があるところ。
この建物、綺麗ですねえ。
源泉は、こちら。
ここの温泉は、お風呂に入る温泉ではない。これを飲むのである。温泉を飲みながらいくつもある源泉から源泉へ散歩するのがクア、すなわち湯治のやり方。
日本の温泉のイメージとずいぶん違うでしょ。
ウィーンみたいな建物が並ぶけど・・・
不景気みたいで壊れたまま空き家になっているところも。
建物の造りが分かって面白いけど、勿体ないですねえ。
めぎたちは、マリエンバートには泊まらず、昼食休憩しただけ。お洒落なこのレストランへ。
内側から見ると、こう。
めぎだけビール♪
お昼はエスカルゴ♪
このあと、宿泊予定の温泉保養地へ。その話はまた明日。
旅行の最後は、ドイツ国境近くのチェコの温泉地に寄った。温泉地としてはカールスバート(これはドイツ語の呼び方、チェコ語ではカルロヴィ・ヴァリという)がなんと言っても有名だけど、チェコ人の同僚がそこを全く勧めないので、別のところへ。まずはマリエンバート。
マリエンバートというのもドイツ語の呼び方。なにしろこの温泉保養地を作ったのは神聖ローマ帝国やハプスブルクだし、今でもドイツ人のクアがお得意様だから、町の名前としてもドイツ語がしっかり根付いていて、チェコ語のマリアーンスケー・ラーズニェなんて聞いてもドイツ人にはピンと来ないが、マリエンバートと言えば誰でも知っている。
これはコロナーダという建物で、温泉の源泉があるところ。
この建物、綺麗ですねえ。
源泉は、こちら。
ここの温泉は、お風呂に入る温泉ではない。これを飲むのである。温泉を飲みながらいくつもある源泉から源泉へ散歩するのがクア、すなわち湯治のやり方。
日本の温泉のイメージとずいぶん違うでしょ。
ウィーンみたいな建物が並ぶけど・・・
不景気みたいで壊れたまま空き家になっているところも。
建物の造りが分かって面白いけど、勿体ないですねえ。
めぎたちは、マリエンバートには泊まらず、昼食休憩しただけ。お洒落なこのレストランへ。
内側から見ると、こう。
めぎだけビール♪
お昼はエスカルゴ♪
このあと、宿泊予定の温泉保養地へ。その話はまた明日。
フランツェンスバート [チェコ]
マリエンバートを後にして、めぎたちはチェコ人の同僚お勧めのフランツェンスバートという温泉保養地へ。
マリエンバートと似ているが、こじんまり。
フランツェンスバートというのは、ハプスブルク家フランツ2世=オーストリア帝国フランツ1世にちなんでつけられた名前。フランツ1世はこの方。
有名なフランツ・ヨーゼフ1世はこちら。上記のフランツ1世とは別人。
ここが源泉。
こちらです♪
この温泉水、恐ろしく美味しくない。
湯治客用の専用カップで飲んでいる人もいたけれど、自分の水筒やマグカップを持って歩いている人が多かった。しかし、これ、水筒いっぱい飲むなんて・・・ありえない。正確には温泉水ではなく鉱泉と言うくらいだから、鉱物の味。鉄がいっぱい。にがいような血のような。または、汗のような。とにかく、いくら身体にいいと言われても、まったく飲めたものじゃない。うちのドイツ人は一口で挫折、めぎは三口で。
この温泉水は、そのまま肌をさらすには成分が強すぎ、肌にも悪いとか。だから、温泉に入りたくても、お風呂がない。プールがあるだけ。
プールは水着着用かスッポンポンで混浴。
その他、炭酸水や泥につかる温泉療法もあるが、セラピストの指示に従って何分間入って何分間休む、というプログラム制。そのお風呂はいかにも治療用のバスタブって感じで、鄙びた温泉にゆっくり浸かる、という雰囲気ではない。そういうプログラムを毎日こなしつつ綺麗な景色(建物や公園)の中を散歩して鉱泉を飲むことが、クアに来た人たちが行う療法。
鉱泉を飲みながら湯治をする人たちは、2~6週間、こういう部屋に泊まる。
これで二人で一泊47ユーロ。一人当たり、今の為替レートで換算すると約3800円くらいか。でも、生活感覚的に換算すると一人当たり一泊2500円程度。たぶん、お値段的には中間くらい。もっと安いペンションもあるし、もっと高い高級ホテルもある。
レセプションにおじいちゃんが座ってて、庶民的な雰囲気だったけど、建物はなかなかデラックス。
ここに2泊して、25ユーロくらいで全身マッサージしてもらったりしてゆっくり過ごした。プールみたいなジャグジー風呂もついていたけど、あんまり温泉って感じじゃなかった。ゆっくり熱いお湯の温泉に入れたらもっとよかったのだけど。
↑マイナスを何度かクリックすると、白い国境線が見えてくる。この辺りの国境は、ものすごく入り組んでいる。ドイツのようなチェコ領。チェコかも知れなかったドイツ領。国境っていろんなことを考えさせられる。
マリエンバートと似ているが、こじんまり。
フランツェンスバートというのは、ハプスブルク家フランツ2世=オーストリア帝国フランツ1世にちなんでつけられた名前。フランツ1世はこの方。
有名なフランツ・ヨーゼフ1世はこちら。上記のフランツ1世とは別人。
ここが源泉。
こちらです♪
この温泉水、恐ろしく美味しくない。
湯治客用の専用カップで飲んでいる人もいたけれど、自分の水筒やマグカップを持って歩いている人が多かった。しかし、これ、水筒いっぱい飲むなんて・・・ありえない。正確には温泉水ではなく鉱泉と言うくらいだから、鉱物の味。鉄がいっぱい。にがいような血のような。または、汗のような。とにかく、いくら身体にいいと言われても、まったく飲めたものじゃない。うちのドイツ人は一口で挫折、めぎは三口で。
この温泉水は、そのまま肌をさらすには成分が強すぎ、肌にも悪いとか。だから、温泉に入りたくても、お風呂がない。プールがあるだけ。
プールは水着着用かスッポンポンで混浴。
その他、炭酸水や泥につかる温泉療法もあるが、セラピストの指示に従って何分間入って何分間休む、というプログラム制。そのお風呂はいかにも治療用のバスタブって感じで、鄙びた温泉にゆっくり浸かる、という雰囲気ではない。そういうプログラムを毎日こなしつつ綺麗な景色(建物や公園)の中を散歩して鉱泉を飲むことが、クアに来た人たちが行う療法。
鉱泉を飲みながら湯治をする人たちは、2~6週間、こういう部屋に泊まる。
これで二人で一泊47ユーロ。一人当たり、今の為替レートで換算すると約3800円くらいか。でも、生活感覚的に換算すると一人当たり一泊2500円程度。たぶん、お値段的には中間くらい。もっと安いペンションもあるし、もっと高い高級ホテルもある。
レセプションにおじいちゃんが座ってて、庶民的な雰囲気だったけど、建物はなかなかデラックス。
ここに2泊して、25ユーロくらいで全身マッサージしてもらったりしてゆっくり過ごした。プールみたいなジャグジー風呂もついていたけど、あんまり温泉って感じじゃなかった。ゆっくり熱いお湯の温泉に入れたらもっとよかったのだけど。
↑マイナスを何度かクリックすると、白い国境線が見えてくる。この辺りの国境は、ものすごく入り組んでいる。ドイツのようなチェコ領。チェコかも知れなかったドイツ領。国境っていろんなことを考えさせられる。