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クリスマスの家族の集い その2 [文化の違い]

今日は12月25日の家族の集いのお話の後半を。
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新年明けたのにまだクリスマスの話ですかという感じだが、家族の集いという意味でドイツのクリスマスは日本のお正月と同じ。
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うちのドイツ人と従妹が二人でキッチンに立って用意してくれた前菜が完成。早く食べたいみんなをなだめて急いで記念撮影し、もう一枚撮ることも許されず早速賞味。これ、美味しかった~(お見せしないけど、一枚だけ撮った集合写真も上手く写っててよかった…)
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前菜を味わってから料理チームの二人は再びキッチンでメインの仕上げ。どうもありがとう…
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今回のメインディッシュは仔牛肉。普通シュニッツェルにするお肉を、ソテーとしたようだ。上に載っているバルサミコを使ったソースが美味しかった。
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メインディッシュを食べる前はみんな熱々を早く食べたくて全員での記念撮影をする暇も与えられず、こんなのをめぎが撮って終了。
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さて、絵に描いたような温かい家族の団欒を夢見るクリスマスなので、そうはいかず失望することも多いイベントでもあるわけだが、ご多分に漏れずやっぱり叔母がまた反外国人を口にし出し、変な新聞記事の朗読をし始めたので、従妹の息子は我慢できず席を立って行ってしまったし、うちのドイツ人もちょっと声を荒く叔母を叱って席を立ち、さらに従妹までそんな面白くない新聞記事を読むなんて!と言って席を立って3人でバルコニーに行ってしまったので、外国人のめぎと叔母だけがリビングに残るという羽目に。叔母が反外国人なのは犯罪が多くなるからなのだが、それにめぎはカウントされていないので気まずいわけではない。一生懸命なあまりすっかり意固地になっている叔母が可哀想で、めぎがしばらく一人で相手した。
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しばらく時間を置き、バルコニーで文句を言い合ってすっきりした3人が戻って来てデザートの用意をし、機嫌を直した叔母とみんなでうちのドイツ人が作ってきたティラミスと写してないけどアプリコットの蒸留酒でゆっくりとまた歓談。今、働きながら大学に通っている従妹の息子の話を聞き、今のご時世で未来はどうなるのかというようなことを話し合う…このとき叔母が反外国人を口に出さないよう頑張っていた。
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そして、夜9時半頃まず叔母がホームにタクシーで戻り、その後10時半頃従妹の息子も近くに住む幼馴染の家に遊びに行き、11時半ごろめぎたちもお暇し、クリスマスの家族の集いは無事に終了。こんな集いも叔母が存命だからこそで、この貴重な時間をめぎは本当に楽しませてもらっている。
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