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Frohe Weihnachten [文化の違い]

今日はクリスマスイブ。ドイツ語ではイブのことをHeiligabend(ハイリヒアーベント)というのだが、訳すと「聖夜」。キリスト誕生を待つ長いアドヴェントが終わり、やっとクリスマスを迎える。
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今日の写真は、先日クリスマスマーケットからの帰り、通りがかりの聖マクシミリアン教会の中で撮ったもの。だから、祭壇の前にはアドヴェントリースがつり下がっていた。
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場所はこちら。



このとき木曜日の19時ちょっと前で、教会には誰もいない。開いていて入れるのだが、照明も落とされている。厳粛な、でもおどろおどろしいような、不気味な聖なる空間。
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キリスト誕生は夜中。そこからがクリスマス。Frohe Weihnachten(フローエ・ヴァイナハテン)(ドイツ語で、メリー・クリスマス)。(↓これは上の写真のトリミングだが、フルサイズとは言えこんなに薄暗い場所で撮った写真がこんなに綺麗に写っているなんて、ホント今時のカメラって凄い。今時と言っても、Z6はもう2世代前のカメラなのだ。Z6IIIって、どのぐらい凄いんだろう。)
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実はこのとき、誰かがパイプオルガンの練習中だった。他に誰もいない薄暗い教会で、めぎたちはそのオルガンの圧倒的な音に聞き入りながら、聖と魔がせめぎ合っているような雰囲気を味わった。
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今晩にはここは聖夜用に衣替えし、リースが消えてツリーが飾られていることだろう。聖家族の模型もお目見えすることだろう。クリスマスの到来を祝う人がいっぱいのミサも華やかで素敵だけど、このときの冷たく不気味な雰囲気もぞくぞくするほど素敵。
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この教会は、今年の1月~2月にめぎが何度か訪れて、うちのドイツ人が再び起きて動けるようになるのかと涙した場所。この日、うちのドイツ人とここに来ることができ、感無量。これがめぎにとって今年一番のプレゼント。
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