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聖ニコラウスの日 [文化の違い]

昨日12月6日は、聖ニコラウスの日。
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聖ニコラウスと言うのはサンタクロースの前身で、一年良い子だった子どものブーツにお菓子を、悪い子だった子どものブーツには石炭を入れていくという伝説の聖者。日本のクリスマスのお菓子のブーツはこの伝説から来ている。それがアメリカでベッドに靴下を下げておけばサンタクロースがプレゼントを入れて行ってくれるという風に変身していったのだ。今はドイツにもサンタクロースが来るが、それはアメリカから逆輸入したもの。つまり、ドイツには6日と24日の両方にプレゼントがあるということで、世の中のお父さんお母さんたちは大変だなぁ…

ともかくブーツにお菓子を入れていくということで、めぎ家にもニコラウスがやってきた。これはうちのドイツ人の靴にめぎニコラウスが置いて行った聖ニコラウスチョコレートで…
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これはめぎの靴にうちのドイツ人ニコラウスが置いてくれたらしいチョコレート。
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中はこちら。
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そんな聖ニコラウス、もともとはドイツでもフィンランドでもなく、今のトルコ、当時ローマ帝国のギリシャ語圏にあったリュキア地方のミラの司教だった人。もともとの伝説では、貧しい父親が持参金がないため結婚できずにいる3人の娘を娼婦にしようとしたところ、大金持ちだったニコラウスが3夜連続で金塊を投げ入れて救ったというもの。その他にもいろいろ伝説があるが、プレゼントをくれる由来はこの伝説にあるようだ。
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↑このミニニコラウスたちは、職場で配られたもの。ちょっと嬉しい。
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