SSブログ

アドヴェントの準備 [文化の違い]

再び冷えてきたデュッセルドルフ。こんな風に青空が広がると、冷える。
DSC_0795_001.JPG


11月30日、スーパーの前にはクリスマスツリー用の本物のモミの木が並んでいた。160~175㎝のが一本16.99ユーロ。1ユーロ160円で計算すると、約2700円。普通はスーパーで買ったりしないで教会の前に設けられるツリー売り場に行く人が多いのだが、そっちの方が高めかも。ちなみにツリー用のモミの木はお花と同様に畑で栽培されている。
DSC_0805_001.JPG


よく、1ユーロって実際は100円ぐらいの価値なのではと言われるが、どうかなぁ…この本物のモミの木には5000円ぐらい出してもいいんじゃなのかなという気もするし。ちなみに、その昔はツリーの木って8マルクぐらいだったのだが、8マルクは4ユーロだったので、物価は2002年の4倍になっている。最近の日本とドイツのいろんなものの価格を比較すると、今の1ユーロって200円ぐらいじゃないのかなと言う気がする。

めぎ家は今年ツリーを飾らない予定。買おうにもうちのドイツ人には重すぎるし、めぎにも重すぎるので。でも、アドヴェント(キリスト誕生までの4週間)恒例のアドヴェントリースは用意。この本物のモミの枝のリース、マルクト市場の花屋スタンドで8ユーロだった。最もシンプルでオーソドックスなモミの枝だけのリース。
DSC_0788_001.JPG


それに蝋燭やらなにやら飾りつけをするのだが、出来合いのリースを買うと35ユーロ以上するので、めぎはいつも土台のみ買って飾りつけは自分でする。蝋燭は11月中旬に購入済みで、飾りは毎年同じもの。代わり映えしないんだけど、それを飾るのはいつも楽しい。
DSC_0857_001.JPG


毎年同じことの繰り返しだが、クリスマス前の12月って仕事が忙し過ぎて、このアドヴェント期間を心から味わうことができないのがとても残念。早く引退してのんびりクリスマスマーケットを歩いたりココアでも入れて蝋燭を灯して本を読んだりなどしたいものである。
DSC_0797_001.JPG
nice!(33)  コメント(9)