野外ミュージアムに行く

今日は秋休みの2週目の平日に半日出かけたときのお話を。

天気予報とうちのドイツ人の仕事の予定とにらめっこしてこの日に行くと決めたその日、残念ながら天気予報が外れて曇りがちだったけど、予定決行。



そこはデュッセルドルフから車で30分ぐらい、公共交通機関だったらトラムとバスを乗り継いで1時間ぐらいのMuseum Insel Hombroich（ホンブロイヒ島ミュージアム）という場所。1987年にセザンヌをモデルにして自然を生かした野外ミュージアムが作られたところで、敷地は21ヘクタール。



ホームページはこちら（英語版）。場所はこちら。



実はここ、一年前、うちのドイツ人が秋休みの数日前に腰を痛めてミラノに行く予定をキャンセルしたとき、申し訳ないから秋休みの後半にせめてここへ行こう、と言っていたところ。そのときはその腰の痛みがぎっくり腰の所為だと思っていたので、2週間の秋休みの後半には良くなるだろう、歩いた方が治りもいいというし、と考えていたのだった。でも、実は腰椎骨折で、2週間で治るはずもなかったのはもうみなさまご存じの通り。



今年の秋休みの後半に入って、ここに行けたらいいね、とめぎが口にしたとき、うちのドイツ人の最初の反応は、まだ無理だよ、だった。でも、敷地の全部を歩く必要もないし、カフェハウスで休んで待っててもいいし、と考え直し、お天気もいい予報だったので思い切ってやってきたのだ。



ここは初めてではない。20年前から10年前までにかけて数回来たことがあったのだけど、その後すっかりご無沙汰してて、久しぶり。20年前はここの入場料がかなり高いと感じていたのだが、今15ユーロで、そんなに高いという気がしない。当時いくらだったんだろう…めぎはどれだけ貧乏だったんだろう…（敷地の外にさらに砲台跡などがある地域もあって、そちらも含む入場料は25ユーロ。）



数日晴れが続いた後だったので道もぬかるんでなく、うちのドイツ人も滑る心配なく歩けた。心配なところではゆっくりゆっくり手を繋いで、お互いゆっくり見たいもののところでは長く立ち止まって休みながら。



おかげで、めぎもかなり撮影を楽しめた。この日はものすごく久しぶりにZ6とZ50の2台持ち。フルサイズのZ6には105㎜マクロレンズをつけて、APS-CのZ50には24㎜F1.7単焦点をつけて。



今日の写真は全てZ6と105㎜マクロレンズでの撮影。さわさわという音が素敵だったのだけど、音は写真では伝わらないのよねぇ…



紅葉を見つけると、つい嬉しくてパチリ。ドイツではなかなか赤い色ってないんだもの。



ここではたくさん写真撮ったので、旅行記みたいに一週間おきぐらいにしばらく続けるつもり。