さらに秋が進む [小さな出来事]
今日の写真は11月3日のこと。快晴だった一日。
数日前にも同じような写真をアップしたが、その時よりさらに秋が進んだと感じるめぎ家バルコニー。
快晴だと冷える。冷えると快晴、とも言えるかな。この日の朝の気温は2℃だった。いよいよ寒い時期が始まったのね。
でも、お昼過ぎのバルコニーは日が射せばそれなりに温かい。
でも、半袖で座れるほどではないと思うのだが…テンション高いから暑いのかな。この方々はairbnbにお泊り中で、バルコニーで寛いで話が弾んでいる。それが中庭に響きまくっているのだが、旅行者というのはテンションが高くこのシチュエーションに少なからず酔っているので、そんなことには全く気がつかない…
旅先の街に住むように過ごせるairbnbは便利で、めぎたちもairbnbではなくbooking.comを通して似たような民泊を利用したことがあるけれど、近隣の住民たちにとっては迷惑なことも実はあるのだと気づかされる。まあ昼間の話し声だからいいのだが、日曜日の静かな時間を大事にしていた人にとってはね。周り中のバルコニーでみんなが話している夏ならさておき、シーンとした中でこちらに話の内容まで聞こえるトーンの高さで話に夢中になられると、ね…
まあ誰しも旅行するわけだし、誰しも話に夢中になればトーンが高くなるわけだし、自分も若いときはあちこちでお年寄りに煩いなあって思われてたのだろうけど。
おしゃべりしていた二人は、15時にはどこかに出かけたのかもうバルコニーにはいなかった。いつもの静けさが戻る。
めぎは平日うちにいないからあまり気にならないのだけど、うちのドイツ人は自宅で仕事をしているので、外から聞こえる話声や犬の鳴き声がかなり気に障るらしい。聞こえないように窓を閉め切ると、換気が重要なドイツ人には空気がよどんで辛いし、そもそもどうして住民の方がそんな苦労をしなきゃいけないのだ、という議論になってしまう。
ところで、デュッセルドルフでは数年来家賃が高騰している。めぎ家近くの33㎡のワンルームが現在700ユーロぐらい(1ユーロ165円で計算すると約11万5千円)。東京みたいに20㎡以下のワンルームマンションなど普通無いので比べにくいが、ざっと見て換算するとほぼ同じぐらいだ。めぎがデュッセルドルフに移り住んだ20年以上前は、東京の家賃の半分で2倍の広さに住めるような感じだったのだが、今は同じになったということ。
人口も増え続けている。デュッセルドルフは人々の気質がオープンでインターナショナルなエンタテイメントも多く、パリやブリュッセルに出るのにも車でも電車でも凄く楽でさらに空港も近くヨーロッパ中にすぐに飛べることから企業も多く、従って仕事も多く、人々が移り住んでくるのだ。賃貸住宅への需要が増す一方で、供給が不足している。それなのに多くの部屋は普通の賃貸をやめてairbnb化していき、ますます賃貸が少なくなり、ますます高騰化する。
最近、小さめの賃貸に引っ越そうと考える人がめぎのまわりに何人かいるのだが、みんな二の足を踏んでいる。年金になったら今の家賃はキツイから小さいところに、とか、子どもも巣立って部屋が多すぎるからこぢんまりと、とか考えたのに、小さいところでも今の家賃よりずっと高い、便利な場所にはそもそも賃貸が見つからない、という状況なのだ。ドイツの家主たちは長年住んでいる人たちの家賃をそうべら棒に上げたりしないので、引越さなければそこそこの場所や広さの賃貸に今の相場では破格で住み続けていられるのだが(めぎ家の家賃も相場の半分ぐらい)、新しく借りるとなるとそうはいかない。
普通の会社勤めなら一応給料もインフレに合わせて上がってはいるものの、家賃も食べ物も、休暇先のホテル代も飛行機代も軒並み上がっているので、今後がちょっと心配ねぇ…
フクシアが蕾を膨らませてきている。咲くかな。どうかな。
この日、昼は14℃ぐらいまで上がり、17時2分には日が暮れた。暗くなってきたなぁ…冬至まであと7週間、こんな晴れた日が多ければいいな。
数日前にも同じような写真をアップしたが、その時よりさらに秋が進んだと感じるめぎ家バルコニー。
快晴だと冷える。冷えると快晴、とも言えるかな。この日の朝の気温は2℃だった。いよいよ寒い時期が始まったのね。
でも、お昼過ぎのバルコニーは日が射せばそれなりに温かい。
でも、半袖で座れるほどではないと思うのだが…テンション高いから暑いのかな。この方々はairbnbにお泊り中で、バルコニーで寛いで話が弾んでいる。それが中庭に響きまくっているのだが、旅行者というのはテンションが高くこのシチュエーションに少なからず酔っているので、そんなことには全く気がつかない…
旅先の街に住むように過ごせるairbnbは便利で、めぎたちもairbnbではなくbooking.comを通して似たような民泊を利用したことがあるけれど、近隣の住民たちにとっては迷惑なことも実はあるのだと気づかされる。まあ昼間の話し声だからいいのだが、日曜日の静かな時間を大事にしていた人にとってはね。周り中のバルコニーでみんなが話している夏ならさておき、シーンとした中でこちらに話の内容まで聞こえるトーンの高さで話に夢中になられると、ね…
まあ誰しも旅行するわけだし、誰しも話に夢中になればトーンが高くなるわけだし、自分も若いときはあちこちでお年寄りに煩いなあって思われてたのだろうけど。
おしゃべりしていた二人は、15時にはどこかに出かけたのかもうバルコニーにはいなかった。いつもの静けさが戻る。
めぎは平日うちにいないからあまり気にならないのだけど、うちのドイツ人は自宅で仕事をしているので、外から聞こえる話声や犬の鳴き声がかなり気に障るらしい。聞こえないように窓を閉め切ると、換気が重要なドイツ人には空気がよどんで辛いし、そもそもどうして住民の方がそんな苦労をしなきゃいけないのだ、という議論になってしまう。
ところで、デュッセルドルフでは数年来家賃が高騰している。めぎ家近くの33㎡のワンルームが現在700ユーロぐらい(1ユーロ165円で計算すると約11万5千円)。東京みたいに20㎡以下のワンルームマンションなど普通無いので比べにくいが、ざっと見て換算するとほぼ同じぐらいだ。めぎがデュッセルドルフに移り住んだ20年以上前は、東京の家賃の半分で2倍の広さに住めるような感じだったのだが、今は同じになったということ。
人口も増え続けている。デュッセルドルフは人々の気質がオープンでインターナショナルなエンタテイメントも多く、パリやブリュッセルに出るのにも車でも電車でも凄く楽でさらに空港も近くヨーロッパ中にすぐに飛べることから企業も多く、従って仕事も多く、人々が移り住んでくるのだ。賃貸住宅への需要が増す一方で、供給が不足している。それなのに多くの部屋は普通の賃貸をやめてairbnb化していき、ますます賃貸が少なくなり、ますます高騰化する。
最近、小さめの賃貸に引っ越そうと考える人がめぎのまわりに何人かいるのだが、みんな二の足を踏んでいる。年金になったら今の家賃はキツイから小さいところに、とか、子どもも巣立って部屋が多すぎるからこぢんまりと、とか考えたのに、小さいところでも今の家賃よりずっと高い、便利な場所にはそもそも賃貸が見つからない、という状況なのだ。ドイツの家主たちは長年住んでいる人たちの家賃をそうべら棒に上げたりしないので、引越さなければそこそこの場所や広さの賃貸に今の相場では破格で住み続けていられるのだが(めぎ家の家賃も相場の半分ぐらい)、新しく借りるとなるとそうはいかない。
普通の会社勤めなら一応給料もインフレに合わせて上がってはいるものの、家賃も食べ物も、休暇先のホテル代も飛行機代も軒並み上がっているので、今後がちょっと心配ねぇ…
フクシアが蕾を膨らませてきている。咲くかな。どうかな。
この日、昼は14℃ぐらいまで上がり、17時2分には日が暮れた。暗くなってきたなぁ…冬至まであと7週間、こんな晴れた日が多ければいいな。