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ゆっくりのんびりオペラに備える [2024年ザルツブルク]

めぎ家は現在ザルツブルクで休暇中。

うちのドイツ人到着後一夜明けて、日曜日午前中は部屋でのんびり。本当はお昼のマチネコンサートのチケットを取ってあったのだが、出演予定の歌手が体調不良で交代になり、そのため聞きたかった曲が差し替えになり、めぎたちはキャンセル、部屋でラジオ放送を聴くに留めた。
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会場は川向こうでうちのドイツ人にはちょっと遠いし、無理せず夜のオペラに備える方が良いね、という意図も。30℃を越す暑さも避けられるし。チケットは手数料15%で音楽祭公式転売サイトで無事に売れ、それも有り難かった。放送を聴いた限りでは非常に良いコンサートで、特にめぎの知らなかったモーツァルト17歳のときの音楽劇「エジプト王のターモス」が音楽的に既に完璧なモーツァルトで素晴らしく、歌手の声はちょっと強すぎて好きじゃなかったけどこの超難しい曲を難なく歌い切る技術が卓越してて、誰かがめぎたちの代わりにライブを楽しんでくれてよかった。

日曜日は外のレストランも混むので、部屋でブランチ。土曜日の朝のうちにめぎがマルクトで仕入れておいたものを豪勢に並べる。ちょっと買いすぎたが、一週間あるし、食べ切れなかったら持ち帰れるし。
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この日の夜のオペラは、文学としては世界的にものすごく有名なドストエフスキーの「白痴」で、でもオペラとしてはものすごくマイナーなまだほとんど上演されたことのない作品である。しかも3時間半もある現代曲なのに、チケットは完売、プルミエにはカーテンコールが15分も続いたとか。演奏も演出も絶賛されてて、とても楽しみ。
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