2024年ザルツブルク~7月編~ [2024年ザルツブルク]
今日はつい先日、7月中旬のザルツブルクのお話を。
今回の旅では動画を撮ることにほぼ専念していた。その割には…という出来だが、まだ動画入門者ということで。モーツァルトの生家まではAPS-CのZ50で撮った動画で、祝祭劇場から最後まではスマホ撮影。つまり色合いも画質も撮ったデータ形式も違うのを組み合わせてある。今日の動画は音楽祭初日の一日をまとめたもの。こんな風に一日が過ぎるのね、と見てほしい。
ザルツブルクの地元の新聞によると、音楽祭を訪れる観客は、一人当たり一日に414ユーロ使うのだという。その内訳は、宿と食事に215ユーロ、買い物86ユーロ、見学53ユーロ、個人的な雑費53ユーロ、交通費45ユーロなのだそう。平均5~6日滞在するとのことだから、一人当たり2500ユーロぐらいかけているということだ。
ちなみに動画の中に朝食シーンが出てくるが、これ全部で30ユーロ。1ユーロ168円で計算すると5千円。凄く高い。滞在中毎日は外に食べに行かないからまあいいんだけど、ここで日々を過ごしていると金銭感覚が崩れてくることは確かだ。
この一人一日の平均支出414ユーロの中に音楽祭のチケット代は入っておらず、チケットは一人当たり全滞在中に平均495ユーロ払っているそうだ。それって、平均的な値段のチケットを買うと考えると、オペラ1つとコンサート3つぐらいかな。ちなみに最も高いチケットは2024年の場合オペラの第1カテゴリー465ユーロ、一番安いのは立見席10ユーロ、座る席で一番安いのは15ユーロ(一部無料のコンサートもある)。めぎは年の初めに予約注文し、それも10%引きだったかのまとめ注文もしてできるだけ支出を抑えて、14泊中15公演見る予定である。高くても100ユーロ代のを、いくつかは30ユーロとかのチケットを買っているとはいえ、全部でそれなりの金額になる。だから、新しいカメラが欲しいなあと思っても手が出ない。ちなみに音楽祭の観客の71%は常連客だそう。うん、常連になる気持ち、分かるわぁ…旅行前は、凄くお金かかるなあ、かけ過ぎだなあ、カメラもレンズも欲しいよなぁって思うのだが、行ってしまうと、いや、これにお金をかけるのが一番正しいのだ、このためにまた一年頑張って仕事しよう、カメラ買わなくてもいい、もう私ここにしか来られなくてもいい、と思わせる媚薬のようなところだ。
音楽祭の終わりに公式オンラインサイトに出るレポート報告によると、2023年は全日程43日間に15カ所の会場でオペラ34公演、コンサート86公演、その他講演会など全178公演+青少年のプログラム34公演を行い、チケットの98.8%が売れ、79か国(そのうち40が非ヨーロッパ国)からの24万人以上が来場したそうだ。
新聞によると、音楽祭による経済効果はオーストリア全体で2億5千万ユーロ(420億円)で、そのうちの1億9900万ユーロ(約334億円)がザルツブルクに残るのだとか。音楽祭が始まればシーズンが始まる、と言われるほどで、ザルツブルクは音楽祭様様。その様子がこちらの記事になっている。ドイツ語ができる方は是非。アイス屋さんがめぎの宿のオーナーで、音楽祭と直接関係なくても間接的な利益があり、音楽祭は町全体のエンジンのようなものだ、と話していると書かれている。ビデオの中でも、毎年音楽祭のゲストは大きな利益をうちにもたらしていて、もちろん駐車場や交通の問題などネガティブな面もあるが、音楽祭のおかげで残りの11か月の利益を得ているんだから、と言っている。
まあこのゲトライデガッセと言う通りは最近マクドナルドが撤退するなどテナント料の高騰で空き店舗もちらほら多くなってきているのが問題になっているのだが、アイス屋さんのオーナーはこの建物の持ち主でテナント料もかからないし、音楽祭会場に徒歩3分程度の場所なのに感動的に良心的な値段のアパルトメントで夏中予約いっぱいだし(めぎの泊まる部屋は普通に借りると一泊280ユーロするが、その3分の1~2分の1程度の広さのアパルトメントでも一泊380~430ユーロぐらいするのが相場なのだ)、アイスも大繁盛してて、本当に夏に儲けて後は暇して暮らすという感じなのだろうと思う。そんな普段のザルツブルクにもいつか行ってみたいな。
さて、めぎたちがよく訪ねていたお肉屋さんが去年の夏に急に閉店しててショックだった話を以前書いたが、別の経営者でほぼ同じ雰囲気で復活していた。好きだったものも継続して置かれてて、ああよかった…
この7月の時はたった2泊だしまた来るので、持っていったカメラとレンズはZ50と24㎜単焦点のみ。これなど座ったカフェの席から見える景色を撮っているので、何なのって感じだけど。思い切ってお手軽ズームを使った方がいいかも知れないな。
7月の時に見に行った公演の話はまたそのうちに。また行くのは8月になってから。もうちょっとうちでのんびりの日が続く。
今回の旅では動画を撮ることにほぼ専念していた。その割には…という出来だが、まだ動画入門者ということで。モーツァルトの生家まではAPS-CのZ50で撮った動画で、祝祭劇場から最後まではスマホ撮影。つまり色合いも画質も撮ったデータ形式も違うのを組み合わせてある。今日の動画は音楽祭初日の一日をまとめたもの。こんな風に一日が過ぎるのね、と見てほしい。
ザルツブルクの地元の新聞によると、音楽祭を訪れる観客は、一人当たり一日に414ユーロ使うのだという。その内訳は、宿と食事に215ユーロ、買い物86ユーロ、見学53ユーロ、個人的な雑費53ユーロ、交通費45ユーロなのだそう。平均5~6日滞在するとのことだから、一人当たり2500ユーロぐらいかけているということだ。
ちなみに動画の中に朝食シーンが出てくるが、これ全部で30ユーロ。1ユーロ168円で計算すると5千円。凄く高い。滞在中毎日は外に食べに行かないからまあいいんだけど、ここで日々を過ごしていると金銭感覚が崩れてくることは確かだ。
この一人一日の平均支出414ユーロの中に音楽祭のチケット代は入っておらず、チケットは一人当たり全滞在中に平均495ユーロ払っているそうだ。それって、平均的な値段のチケットを買うと考えると、オペラ1つとコンサート3つぐらいかな。ちなみに最も高いチケットは2024年の場合オペラの第1カテゴリー465ユーロ、一番安いのは立見席10ユーロ、座る席で一番安いのは15ユーロ(一部無料のコンサートもある)。めぎは年の初めに予約注文し、それも10%引きだったかのまとめ注文もしてできるだけ支出を抑えて、14泊中15公演見る予定である。高くても100ユーロ代のを、いくつかは30ユーロとかのチケットを買っているとはいえ、全部でそれなりの金額になる。だから、新しいカメラが欲しいなあと思っても手が出ない。ちなみに音楽祭の観客の71%は常連客だそう。うん、常連になる気持ち、分かるわぁ…旅行前は、凄くお金かかるなあ、かけ過ぎだなあ、カメラもレンズも欲しいよなぁって思うのだが、行ってしまうと、いや、これにお金をかけるのが一番正しいのだ、このためにまた一年頑張って仕事しよう、カメラ買わなくてもいい、もう私ここにしか来られなくてもいい、と思わせる媚薬のようなところだ。
音楽祭の終わりに公式オンラインサイトに出るレポート報告によると、2023年は全日程43日間に15カ所の会場でオペラ34公演、コンサート86公演、その他講演会など全178公演+青少年のプログラム34公演を行い、チケットの98.8%が売れ、79か国(そのうち40が非ヨーロッパ国)からの24万人以上が来場したそうだ。
新聞によると、音楽祭による経済効果はオーストリア全体で2億5千万ユーロ(420億円)で、そのうちの1億9900万ユーロ(約334億円)がザルツブルクに残るのだとか。音楽祭が始まればシーズンが始まる、と言われるほどで、ザルツブルクは音楽祭様様。その様子がこちらの記事になっている。ドイツ語ができる方は是非。アイス屋さんがめぎの宿のオーナーで、音楽祭と直接関係なくても間接的な利益があり、音楽祭は町全体のエンジンのようなものだ、と話していると書かれている。ビデオの中でも、毎年音楽祭のゲストは大きな利益をうちにもたらしていて、もちろん駐車場や交通の問題などネガティブな面もあるが、音楽祭のおかげで残りの11か月の利益を得ているんだから、と言っている。
まあこのゲトライデガッセと言う通りは最近マクドナルドが撤退するなどテナント料の高騰で空き店舗もちらほら多くなってきているのが問題になっているのだが、アイス屋さんのオーナーはこの建物の持ち主でテナント料もかからないし、音楽祭会場に徒歩3分程度の場所なのに感動的に良心的な値段のアパルトメントで夏中予約いっぱいだし(めぎの泊まる部屋は普通に借りると一泊280ユーロするが、その3分の1~2分の1程度の広さのアパルトメントでも一泊380~430ユーロぐらいするのが相場なのだ)、アイスも大繁盛してて、本当に夏に儲けて後は暇して暮らすという感じなのだろうと思う。そんな普段のザルツブルクにもいつか行ってみたいな。
さて、めぎたちがよく訪ねていたお肉屋さんが去年の夏に急に閉店しててショックだった話を以前書いたが、別の経営者でほぼ同じ雰囲気で復活していた。好きだったものも継続して置かれてて、ああよかった…
この7月の時はたった2泊だしまた来るので、持っていったカメラとレンズはZ50と24㎜単焦点のみ。これなど座ったカフェの席から見える景色を撮っているので、何なのって感じだけど。思い切ってお手軽ズームを使った方がいいかも知れないな。
7月の時に見に行った公演の話はまたそのうちに。また行くのは8月になってから。もうちょっとうちでのんびりの日が続く。