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ミュンヘンのビアガーデン [2024年7月 ミュンヘン]

今日はつい先日、2024年7月中旬のミュンヘンでのお話を。

あそこのビール、自分も飲みに行こうかな。
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うちのドイツ人がそう言い出したのは5月中旬のこと。めぎがミュンヘンのオペラに行くときに、どこに泊まるかという話をしていた時だ。

め:前に泊まったあのホテルに泊まるつもりだよ、ほら、8年ぐらい前にアンゲリカ(うちのドイツ人の父親の奥さん)と一緒に泊まったところ。(その話はこちらから全10記事。2016年のことだ。)
ド:ああ、あのときはホテルの隣のビアガーデンに毎晩行ったね~
め:あそこのビール美味しかったねぇ。
ド:今回もあそこ行くの?
め:そうだね、あそこが結局一番美味しかったし、行くの簡単だし、そうしようかな。

こんなやり取りの後にそう言ったのだ。

もう歩けるようになっていたとは言え、まだあちこち痛がっていた頃だったので、夏にはまだどこにも行けないかも知れないなと思っていた。一人で留守番はできるようになりそうだから、めぎ一人での旅を計画していたのだった。それが、行こうかな、ですと!?

それで、まずはめぎが見に行くオペラのチケットをもう一人分ほぼギリギリセーフで予約した。次に、ホテルもとりあえずめぎのとってあった1人部屋の予約はそのままにして、2人部屋を追加で予約した。前日までキャンセル可能な予約だったから、まあその頃には行けるか否か分かって、どちらかをキャンセルできるだろう。オペラの方はキャンセルできないけど、買っておかないと売り切れちゃうし、公式チケット転売サイトがあって、万が一の場合は人気の演目だし良い席だから売れるんじゃないかな。

その一方で、長いこと電車のチケットは取らなかった。めぎのザルツブルク往復は早々に取ったのだが、うちのドイツ人がミュンヘンに来られるかどうかは、様子見の日々が続いた。チケットを取ったのは、7月になってからだ。へえ、本当に行くつもりなのね、行けると思えるようになったのね。ミュンヘンまで乗換のない、あまり早過ぎず、でも着くのもあまり遅すぎない、無理のない時刻の電車を選んだ。ホテルの1人部屋をキャンセルしたのは7月15日になってから。

で、既に書いたように、めぎが予めうちのドイツ人の荷物を全て持ってザルツブルクまで行き(たった2泊なので着替えはほとんど無いが、オペラのためにスーツ一式を持って行くので結構な量となる)、2日後そこからミュンヘンに戻り、そこへうちのドイツ人は一人で6時間かけて電車に乗ってやってきた。やったね~よく頑張ったね~と駅で喜びの再会。闘病で一気に歳取ったうちのドイツ人の顔は、初めての一人旅をやり遂げた少年のように輝いていた。凄い人混みの中、人にぶつからないようにめぎがガードしながらゆっくり歩いて駅の外に出て、タクシーに乗ってミュンヘン大学の近くにあるホテルへ。まずは一休みが必要かなと思っていたけれど、どこも痛くないし喉が渇いたしお腹も空いたからもう行こうというので、ビアガーデンへ。
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今回は写真より動画をたくさん撮った。スマホで撮った適当なものだが、思い出をまとめてみようと思う。まずはこの居酒屋の様子から。ちなみにめぎたちはいつも小さいサイズのビールを頼むことにしている。バイエルンの大きなジョッキでは飲み切れないかも知れないし、半分ぐらい飲んだ頃にはビールがぬるくなってしまう。小さいのならグイっと飲み切って冷たい2杯目を楽しめるのだ。



居酒屋のホームページはこちら。場所はこちら。



ビールは変わらずとっても美味しくて次の日の昼にも行ったのだけど…
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一つだけ、カイザーシュマルンというデザートだけは、以前とガラリと変わって(たぶん)既製品を温めただけの物になっていた。ここが世界で一番美味しいね、とアンゲリカと3人で感動しながら食べた思い出のカイザーシュマルンは、アンゲリカとともに消えてしまったのね。アプリコットの蒸留酒は美味しかったけどね。
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ちなみに以前のカイザーシュマルンはこんなのだった。その話はこちら
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今回のミュンヘンの話は時系列ではなくテーマごとに動画をまとめようと思っている。続きはまたそのうちに。
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