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ザルツブルク4日目の朝 [2024年5月 ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭]

今日からまたぼちぼちと2024年5月のザルツブルクでのお話を。

恩師夫妻とご一緒したザルツブルク滞在も4日目の朝。2日目の朝に買った芍薬がここまで開いてきていた。朝7時半頃、部屋でエスプレッソを飲みながら撮影。
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連日オペラの後、めぎのアパルトメントで真夜中近くまでおしゃべり。この前日もいっぱい飲んでいっぱい語り合った。最近の日本の音楽家たちのこととか、日本のクラシック界のこととか。実際に聞いたこともないのに日本で紹介される雑誌の批評をそのまま自分の意見としている人が多いとか、応援することと本当にいいかどうかは別だということとか。同じ日本人だから、同じ故郷の出身だからということで「いい」と思ってしまいがちなこととか。海外の何々で活躍しましたというのを売りにして、そのレベルだと勘違いさせる商法のこととか。
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3人で空けたワイン。先生ご夫妻にはオーストリアのワインを味わっていただいた。
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1日目は到着して夕食、2日目は大聖堂のオルガンコンサートとザルツブルク音楽祭の昼のコンサートと夜のオペラ・ガラ、3日目は昼のコンサートと夜のオペラ、そして4日目のこの日はまた昼のコンサートと夜のオペラ・ガラの予定である。この日の夜は外のレストランで食べる予定で、その次の日にめぎは帰宅するため、もう買い物には行かない。散歩にも行かず、この日の予定に備えて部屋でゆっくりした。これはめぎのアパルトメントのリビング。夜の撮影の写真だけど。
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改装したばかりの部屋で、どこもかしこも新品。8年前にここのオーナーがめぎのために買ってくれた炊飯器が写っている。めぎはザルツブルクに普通2週間ぐらい滞在するので、1~2回分のお米を持参する。今回の4泊5日にも1回分持ってきて、この前日恩師夫妻にお出しした。
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最近ヨーロッパの宿の値段はものすごく上がっていて、ザルツブルクの場合アパルトメントも今や高級ホテル並み。小さな部屋でも一泊300ユーロから。その中で、ここのオーナーはその半額ではないが3分の2ぐらいの値段でずっと大きな部屋に泊まることができ、かなり良心的だ。しかし空いていることがほぼ無いけど。めぎのような固定客が一年前から2週間とかの単位で押さえてしまうのでね…夏は固定客同士でも結構な争いなのだ。場所はこちら。と言ってもGoogle Mapに出てくるホームページのリンクに飛ぶと全然違うところが出てくるし、この宿は自分のホームページを持っていない。オーナーは固定客以外はBooking.comのみで運用しているようだ。



昼のコンサートについては、非常に印象的なコンサートで長い記事になるので別記事にしようと思う。
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