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5月末のめぎ家の食事 [食べ物・飲み物]

ザルツブルクから帰ってきてすぐ、めぎは芍薬を買った。
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↑この日のワインはあの2010年のグラン・クリュ。数年前にフランス北部のセダンという町の古城ホテルに泊まった時に飲んでとても美味しかったので、ワインセラーから直接箱で取り寄せたワインだ。そのワインセラーはホームページはあるもののオンライン注文はやってなくて、電話か手紙(メールではない)しか受け付けないとのことで、うちのドイツ人がフランス語で手紙を書いて注文した話はずっと前に書いた。あまりに美味しいので去年追加注文し、とっておきの時に飲むようにしている。先日恩師がうちに来た際にもお出しした。それからこのワイングラスは、うちのドイツ人の父親の奥さんからのずっと以前のクリスマスプレゼント。彼女が亡くなってからもう1年以上経った。こういう本当に貴重なワインに凄く合う。せっかく持っているんだもの、使わなきゃね。
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この日、どうしてとっておきグラスで高いワインを用意したのかと言うと、ガチョウのローストを作ったから。冬に食べようと11月中に買っておいて冷凍しておいたのだが、ずっとうちのドイツ人が作れなくなってそのままだった。やっとそこそこ料理ができるようになり、このところちょっと寒いのでオーブン料理もいいねと言うことになり、冬の料理を作ることにしたのだ。こういう料理には赤ワインがよく合う。ちょっとクリスマスの香り。
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これはその数日後。
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芍薬がちゃんと咲いてくれて嬉しい。
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この日は素朴なポテトスープ。ドイツのポテトスープはポタージュではない。香味野菜(根セロリやニンジンなど)とジャガイモを茹でてそのまま潰したハーブの香りの高いスープ。そして、茹でたウィンナーを入れるのがドイツ風。お皿の直径ぐらいある長いウィンナーを切って入れるかそのままかはその家庭によると思うが、めぎ家では食べやすいので切っている。これ、ウィンナー1本分。ホントに長いのだ。
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↑これ、恩師がデュッセルドルフに3泊している間にお出ししようという予定だったのだが、めぎの仕事の帰りの時間が遅いことを考量してくださって夕食は2回だけでと1回は辞退されたため、取りやめたメニュー。1回はホワイトアスパラ、もう1回はホワイトアスパラのスープと牛レバー団子のスープ煮だった話は既に書いた。

デザートは粗挽き穀物粉を牛乳で甘く煮て作ったグリースブライにココアを入れたものと、ルバーブ。白いカエルの卵みたいな粒粒はサゴヤシ。これも恩師にお出ししたもの。恩師にはココアを入れないバージョンで。
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恩師が来るのは半年も前から準備して楽しみにしていたのに、もう終わっちゃったのね…
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5月は雨が多くて、バルコニーにも座れずに終わった。
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植物たちは生き生きとしているけどね。
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そしてあのアオガラ、時々様子を見に来ている。雛たちが巣立った後シジュウカラが巣箱を狙ってきていたのだが、アオガラが追っ払ってしまった。もう一回子育てするのだろうか?
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