ビールとガチョウ [食べ物・飲み物]
今日はしばらく前の話だが、外食したお話を。写真は全てスマホ撮影。
11月のある日、うちのドイツ人の従妹とその息子とうちのドイツ人と一緒に外食。下の写真の奥の物で分かるように、ビール醸造所のレストランへ。

クリスマスの飾りつけがあった。

ビール醸造所なのでもちろんビールで乾杯。めぎたちは従妹たちより早く着いたので、先にビールを頂いた。

これはお通しとして出てきた黒パン。もうみんなが撮って食べ始めてから撮ったので分かりにくいが、パセリの飾りのついた白いシャーベットみたいなのはガチョウの脂。これをバター代わりにつけて食べるのだ。

ドイツの食事はゆっくりである。2時間制限とかも無いので、予約席はその気になれば閉店まで座っていてもいい。ビール3杯目ぐらいの頃にメイン料理が運ばれてきた。

めぎ以外の3人は↑ガチョウの胸肉。

実はこの日、ガチョウを食べに行くという集いだったのだが、めぎは仕事の都合がつくかどうかわからなかったので「行かない」と言ってあった。で、都合がついて当日参加したわけだが、限定料理なので予約していないとガチョウは無いということで、めぎはアラカルトの中から鹿肉のグーラッシュを選んだ。白い丸いのはジャガイモ団子で、半分になって赤いソースがかかっている白いものは焼きリンゴだった。この鹿肉は柔らかく、こんな黒っぽいソースだけど味はまろやかで塩気も程よく、とても美味しかった。

ドイツ人たちが毎年ガチョウを食べる集いをし、レストランもそのために予約を受け付けることからも分かるように、食としてはあまり評判の良くないドイツだけど、季節限定の食べ物というのはそれなりに存在し、ドイツ人たちはそれに結構目の色を変えて真剣に食べる。どこのレストランのガチョウが美味しいかというのはよく話題にもなる。でも、本当に美味しいのって…ガチョウの場合、外側の皮がパリッとしてて、中はピンク色で、ジューシーで、肉が柔らかくて、ガチョウの味が抜けてなくてぎゅっとしまっていて、野性的な味だけど臭くない…というのにはなかなか巡り合えない…うちでうちのドイツ人がローストしてくれたのが一番美味しいかも。
食べ終わってからもまたビールを新しく頼み、おしゃべりに花が咲いているところでめぎは蒸留酒を。うちのドイツ人と半分こして飲んだ。

あとの3人には焼きリンゴのデザートがついていた。めぎはうちのドイツ人のを半分こ。

お勘定の時のビールの数。3人で18杯。めぎとうちのドイツ人と従妹は4杯ずつで、6杯は従妹の息子。その他に書かれているのはエスプレッソが2杯(従妹とその息子)と、蒸留酒が2杯(従妹とめぎ)。

で、お勘定そのものは、4等分してチップ込みで一人55ユーロ。めぎの鹿肉は大満足の美味しさだったが、ガチョウはイマイチだったらしい。4人で食事するというイベントとしては楽しくてよかったが、料理としては55ユーロってどうなの、という結果だった。同じようなガチョウ料理の集い、今までも何度かやっているが、コロナ前は35~40ユーロだった。ホント、インフレだわね。
11月のある日、うちのドイツ人の従妹とその息子とうちのドイツ人と一緒に外食。下の写真の奥の物で分かるように、ビール醸造所のレストランへ。
クリスマスの飾りつけがあった。
ビール醸造所なのでもちろんビールで乾杯。めぎたちは従妹たちより早く着いたので、先にビールを頂いた。
これはお通しとして出てきた黒パン。もうみんなが撮って食べ始めてから撮ったので分かりにくいが、パセリの飾りのついた白いシャーベットみたいなのはガチョウの脂。これをバター代わりにつけて食べるのだ。
ドイツの食事はゆっくりである。2時間制限とかも無いので、予約席はその気になれば閉店まで座っていてもいい。ビール3杯目ぐらいの頃にメイン料理が運ばれてきた。
めぎ以外の3人は↑ガチョウの胸肉。
実はこの日、ガチョウを食べに行くという集いだったのだが、めぎは仕事の都合がつくかどうかわからなかったので「行かない」と言ってあった。で、都合がついて当日参加したわけだが、限定料理なので予約していないとガチョウは無いということで、めぎはアラカルトの中から鹿肉のグーラッシュを選んだ。白い丸いのはジャガイモ団子で、半分になって赤いソースがかかっている白いものは焼きリンゴだった。この鹿肉は柔らかく、こんな黒っぽいソースだけど味はまろやかで塩気も程よく、とても美味しかった。
ドイツ人たちが毎年ガチョウを食べる集いをし、レストランもそのために予約を受け付けることからも分かるように、食としてはあまり評判の良くないドイツだけど、季節限定の食べ物というのはそれなりに存在し、ドイツ人たちはそれに結構目の色を変えて真剣に食べる。どこのレストランのガチョウが美味しいかというのはよく話題にもなる。でも、本当に美味しいのって…ガチョウの場合、外側の皮がパリッとしてて、中はピンク色で、ジューシーで、肉が柔らかくて、ガチョウの味が抜けてなくてぎゅっとしまっていて、野性的な味だけど臭くない…というのにはなかなか巡り合えない…うちでうちのドイツ人がローストしてくれたのが一番美味しいかも。
食べ終わってからもまたビールを新しく頼み、おしゃべりに花が咲いているところでめぎは蒸留酒を。うちのドイツ人と半分こして飲んだ。
あとの3人には焼きリンゴのデザートがついていた。めぎはうちのドイツ人のを半分こ。
お勘定の時のビールの数。3人で18杯。めぎとうちのドイツ人と従妹は4杯ずつで、6杯は従妹の息子。その他に書かれているのはエスプレッソが2杯(従妹とその息子)と、蒸留酒が2杯(従妹とめぎ)。
で、お勘定そのものは、4等分してチップ込みで一人55ユーロ。めぎの鹿肉は大満足の美味しさだったが、ガチョウはイマイチだったらしい。4人で食事するというイベントとしては楽しくてよかったが、料理としては55ユーロってどうなの、という結果だった。同じようなガチョウ料理の集い、今までも何度かやっているが、コロナ前は35~40ユーロだった。ホント、インフレだわね。