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ザルツブルク大聖堂のあれこれ [2022年夏 ザルツブルク音楽祭とザルツブルク]

現在数日おきに、2022年夏のザルツブルクの話を連載中。

ここはザルツブルク大聖堂。レジデンツ広場側から撮影。白いところがファサードで入り口のあるところ。黒っぽいところが大聖堂そのものの外側。
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その朝、郵便局に切手を買いに行って葉書を投函した後(そうそう、先日の切手の話へのコメントへのお返事だが、まずドイツには日本やアジアやアメリカによくあるコンビニはない。キオスクと呼ばれるタバコと新聞雑誌と飲料水が売られている小さなお店で、ドイツの場合は切手や絵葉書も売られていたりDHLなどの小包の手配もできるようになっているのだが、ザルツブルクはそうではなかった。ドイツでは郵便局が減ってキオスクや文房具店にその業務の窓口を設けるようになっているのだが、お隣オーストリアは違うようだ)、ドーム広場にやってきた。

ファサードがそびえたつ。
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場所はこちら。



数年前は早朝なら大聖堂に無料で入れたのだが…つまり大聖堂は無料で、昼間も寄付をすればよかっただけなのだが…今は有料となっていてチケットを買う仕組みになっていた。
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たいした金額でもないのだが(6~7ユーロだったように記憶している)、気がそがれて中に入るのをやめた。

で、後日、大聖堂のコンサートの予約無料チケットで中に入った。家族や親戚知人ばかりが見に来ているコンサート。でも、レベルは結構高かった。
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モーツァルトが弾いたことがあるパイプオルガンもあるそうだが、どれなのか未確認。いくつかのオルガンがコンサートで使われていたので、もしかしたら同じ音色を聞いたのかもしれない。
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豪華よね~スマホでしか撮影できなかったのが残念だけど、まあちゃんとしたカメラを持って行ってもめぎの腕ではたかが知れているのでこれで満足。
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というか、教会を写すのは好きなのだが、教会は使ってこそ意義がある場所なので、コンサートだけど使われている時間にその場に臨席していろんなことを感じることができた。

さて、大聖堂の外のドーム広場には、ぎっしりと座席。
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夏の音楽祭の期間中は、ここは野外劇イェーダーマンの会場となる。ザルツブルク「音楽祭」とは言うが、こけら落としは野外劇であり、今も複数の演劇が上演されるイベントでもある。今年このイェーダーマンの初日を見た話は既に書いたが、ちょっとその野外劇のことを記しておこうと思う。

今年のイェーダーマンの主役は去年に引き続き、ラース・アイディンガーというドイツの俳優で、これまでの歴代のイェーダーマンとはちょっと異色だった。どこがどうと説明するのは難しいのだが、今まではギトギト汚い遊びにふける色男気取りのおやじだったのが、洗練された哲学風になったというか…そして、演出もかなり今までと異なり、神も悪魔も女性であり、ヒロイン役もまたこれまでの色仕掛けのエロチック風ではなく短髪でボーイッシュな雰囲気で、話題を呼んでいた。
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普通イェーダーマンの主役とヒロインは数年、ひょっとすると10年ぐらい担当するので、イェーダーマンもヒロインも2年で降板というのはかなりイレギュラー。でも、人気が無いからというわけではなく、チケットは全て完売。理由としてラース・アイディンガーは、まだ10代前半の娘がこれ以上パパ無しの夏休みを送ることが無いように、というのを挙げていたが、さて。とにかくそんなわけで、初日を見ることができたのは幸運だった。ここから3枚は以前にも挙げた写真。
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めぎは天気にも恵まれ、ここで暑すぎもせず寒くなることも無く楽しく最後まで観劇できた。
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今年のイェーダーマンは天気にも恵まれた、とそう言えば書かれていたなぁ…雨の予報の場合はここではなく祝祭大劇場の方で上演されるのだが、その数はほんの数回だったらしい。
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ドーム広場はこうして座席で塞がっていて、後ろ側に回っても大聖堂のファサード全体を写すことはできない。広場の真ん中にある像もこんな状態。
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昔のイェーダーマンの写真があった。その頃をちょっと覗いてみたいわね。
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