ザルツブルク8日目

現在リアルタイムで2022年夏のザルツブルクの話を連載中。

7日目の補足だが、うちのドイツ人が16時15分ごろ無事に着き、その後はちょっと散歩してめぎが買っておいたものなどで宿で夕食として早く就寝。そして8日目の朝を迎えた。8日目はとてもいい天気。



朝8時前には散歩に出かけたのだが、その話は割愛。山に登って景色を見て、ゆっくり街へ下ってきてカフェで朝食を楽しみ、それから音楽祭のマチネーコンサートに行ってハイドンとモーツァルトの宗教音楽を聴き、宿に戻ってきてお昼をつまみながらあれこれおしゃべりし、のんびりと過ごした。

で、午後のおやつのお時間になって、近くのカフェでケーキを買ってきた。



↑ケーキが3つあるのは、うちのドイツ人が従妹を連れてきたから。彼女の仕事の都合で週末のたった2泊だけだけど、めぎたちの休暇に興味津々だった従妹を招待したのだ。

この日の夕食は外へ。



ちょっと早め、5時半過ぎにこちらへ。このスマホ、逆光に弱い。



あ、一本枯れかけている…



食べているうちにどんどん満席になっていった。



まずはビール。ここ、ビアガーデンなので。めぎと従妹さんは濁ったのを。うちのドイツ人はクリアなのを。



そうそう、ドイツもだけど、ここオーストリアでもビールはキンキンに冷えてはいない。樽は地下室にあるので結構冷たいが（ぬるくはないが）、日本風のキンキンという感じでは全くない。自宅でビールを飲む人は普通瓶を箱で買うのだが（缶の人ももちろんいるがビール愛好家は瓶で買う）、その保管場所は冷蔵庫ではなく地下室で、多くの人がその地下室から取ってきてそのまま飲む。ドイツの地下室はかなり涼しいので、十分冷えている。冷蔵庫でキンキンに冷やすとビールそのものの味が損なわれるという考え方もある。日本のビールは味よりのど越しを大切にしているし、あの蒸し暑さなのでキンキンに冷やすのが美味しいが、ドイツは暑くてもたいていはカラッとしているし、暑い時期が短くて冬の寒い時期の方がずーっと長いわけで、ビールの味はその期間に美味しく飲めるようにできていて、かなり濃くて深みがあるというか、ワインのようにあれこれ薀蓄ができるほど種類も豊富。地下室の無い人は冷蔵庫に入れるけどね。

美味しビールを味わっているうちに料理がやってきた。



めぎはツビーベルロストブラーテンという料理。めぎの好物で、食欲のある時はこれを食べる。これ、美味しくて麵以外完食した。麵も美味しかったけど、量が多くて。



食べている途中でビールお代わり。



それから最後にザルツブルガーノッケルンという名物菓子を。甘いメレンゲを泡立ててほんのちょこっとだけ焼き色を付けたようなもの。大きくて甘いので、3人で分けて食べた。それだけ食べるととても甘いが、温かいベリーソースの酸味と一緒だと程よく調和され、熱々の出来立てで美味しかった。



食後、散歩に出かけた。



19時半ごろ。



同じところで金曜日には軍隊の音楽隊のパレードをしていたのだが、日曜日のこの日はとても静かだった。そんなに人もいないし。



そして宿の近くに戻ってきて…



再びビールで乾杯。



そしてその日は早く就寝。というのは従妹さんが次の日の朝6時ごろの飛行機でデュッセルドルフに帰るので、朝4時半に宿を出るから。ほんの2泊の滞在だったが、色々おしゃべりしてザルツブルクのハイライトを紹介できて、とてもよかった。彼女がいなくなって、この記事を書いているのは9日目の朝8時過ぎだが、この日からうちのドイツ人と二人の休暇が始まったところ。