SSブログ

最後の晩餐 [ドイツ各地]

2日おきに連載してきた2022年5月に訪れたドイツ・ニーダーザクセン州のダンネンベルク周辺の話は本日最終回。

2日目の夜はレストランへ。
DSC_2651_001.JPG


なかなか趣のある建物ね。
DSC_2652_001.JPG


18時半に行ったのだが、壁際と窓際の席はもう埋まっていた。
DSC_2653_001.JPG


かなり盛況の感じ。こんな田舎街なのに。どこにこんなに人がいたんだろう…
DSC_2654_001.JPG


まずはビールで乾杯♪
DSC_2655_001.JPG


バーみたいな感じでもあるところね。
DSC_2658_001.JPG


ワンちゃんたち、頑張ってガマンしてておりこうさんね。
DSC_2659_001.JPG


さて、まずは前菜。めぎはエスカルゴのバター焼き。巻貝みたいで美味しい。友人の奥さんの方は牛タルタル。うちのドイツ人と友人の旦那さんの方は、前菜盛り合わせの大皿を半分こ。
DSC_2661_001.JPG


それから赤ワインに切り替えて…
DSC_2663_001.JPG


写してないけどうちのドイツ人と友人の奥さんの方はラム肉の料理。友人の旦那さんの方は魚料理だったのだけど赤ワインに付き合ってくれていた。
DSC_2664_001.JPG


めぎのメインは牛タルタル(先日のウィーンの夕食も同じ牛タルタルだが、店によってこんなに感じが違う…ウィーンのはこちらをどうぞ)。これ、前菜用にもメインにも頼める。新鮮な牛の赤身に生卵の黄身を食べるのだが、つまりドイツにも肉を生で食べる料理があるし、生卵が食べられるということである(自分で作る場合はスーパーのではなく信頼できる店のに限るし、ちゃんとしたレストランにはこのメニューがある)。ぐるりと取り囲んでいる5つは、まず左の白いのが玉ねぎのみじん切り、上のボケて写っている赤いのは赤ビートの甘酢漬けのみじん切り、右上はケイパー(日本語でフウチョウボク?という植物の蕾を酢漬けにしたもの)、右下は西洋ワサビ、そして左下はピクルスのみじん切り。これをまぜまぜして食べる。
DSC_2665_001.JPG


最後にデザートのクレームブリュレ。甘さ控えめで美味しかった。
DSC_2666_001.JPG


それから帰宅して、めぎたちのお土産のフランスのグラン・クリュでのんびりと。次はいつどこに一緒に旅行しようか、などとおしゃべりしながら。
DSC_2670_001.JPG


彼らは開業医だがそろそろ世の中で言う定年の年が近づいていて(ドイツの定年は67歳)既に仕事をかなりセーブしていて(まあ彼らは遺産相続して賃貸アパートもやっているわけですでに働く必要もないわけだから)、夏にはカナダ、秋にはタイに行く予定が既にあって、さらに普通の人が休みのときを避けて旅行したいから、自営業のうちのドイツ人はともかく長期休暇の時期が決められている教師のめぎとはなかなか予定が合わないのだが。

そして次の日の朝食後、めぎたちは帰宅。これで友人の家を訪ねたお話はおしまい。
DSC_2521_001.JPG
nice!(29)  コメント(7)