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オーストリアのブルゲンラント地方 [2022年春 ウィーン~シュプロン]

現在2日おきに、2022年4月のオーストリア・ハンガリー旅行の話を連載中。ここまでウィーンの話をしてきたが、今日から国境付近へ。

ウィーンを出るとそこには長閑な田舎の風景が続く。めぎたちはまずウィーンの南東に広がるブルゲンラント地方のイルミッツという村を訪れた。
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こんなのが走っているところ。
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そこはワイン農家が軒を連ねているところで、めぎたちは5年前にたまたまここを通りかかってワイン農家がやっている民宿を適当に見つけて泊まってみてとても楽しかった&ワインが美味しかったので、当初は再びそこを訪ねようと計画していた(この辺りの話はこちらから入って一つ前の記事とそのもう一つ前の記事に書いてある)。しかしその宿にメールを書いてもうんともすんとも返事が来なくて、仕方がないのでその村の同じ名前の別のワイン農家に「ワインを買いに行きたい」とメールを送ってみたらすぐに返事が来たので、そこにワインを買うためだけに寄ってみることにしたのだった。
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チューリップかな?
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可愛いおうち。
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中は広々としていた。
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以前に泊まったところは名前は同じだけど、かなり遠い(ほとんどもう関係のない)親戚だということだった。でも、その人たちは健在のようで良かった。メールに返事が無いのは、もうその人たちとは縁がなかったのだ、そして新たな縁につながるための布石だったのだと思うことにしよう。
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というのも、ここの人たち(兄妹または姉弟とお母さん)がとても素朴で感じのいい人たちで、話が弾んだから。心が温かくなる素敵な時間だった。自分たちでできる範囲の畑で手間暇かけて作ったワインを心を込めて売っています、という感じだった。
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ここに来る前にめぎたちはホームページのワインリストでほしいワインを予め3種類挙げてあり、箱で買う予定にしていた。そのうちの一つは数が足りなくて、めぎたちに売れるかどうかはその日の夜にならなければ分からない(つまり先に買い付けた人がいて、その人が何本買うかがその日の夜になればわかる)ということで、残りの2種類とその場でいいなと思ったのを数種類組み合わせて全部で2箱+1本(計13本)買って、あとはスマホに連絡待ちということにした。用がこのときで済まなかったのは残念だが、このあと2泊する予定のところからそんなに距離が無いので、もしまたご縁があれば次の日か帰宅する際かのどちらかにもう一度寄ることにしよう、と。そんな二度手間をかけてもいいと即決できるようないい雰囲気だったのだ。
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村の場所はこちら。この人たちの店はGoogle Mapで表示されてこない。同じ名前のショップやレストラン、休暇用のアパルトメントなどはMapに出てくるのだが、どれも別の人たちだ。ホームページはこちら。ドイツ語のみ。



そこからこんな田舎道をハンガリーへ向かった。
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