セダン城

今日からまた、2日おきに2021年秋のフランス北東部の旅のお話を。

旅の3日目、セダンというフランスとベルギーの国境の町に来ているのだが、夕方5時近く、その日の宿にやってきた。



セダン城と言えば良いのか、要塞と言えばよいのか。見学もできるようだが、めぎたちが着いた時間にはもう終わっていた。



こちらのWikipediaによると、11世紀にはここに既に教会が建てられ、修道院があり、15世紀に城が建設されたようだ。こんな田舎だが、城は7階建てで一番高い壁で27mもあり、敷地は35000㎡もあって、こういう要塞としてはヨーロッパでも最大級とのこと。第1次大戦の頃、ドイツに抵抗して捕虜となった民間人たちをここに収容し、かなり亡くなったらしい。街の活性化のためにここをホテルとし、観光地化しようとしているようだ。



色々継ぎ足して建てられた感じも。



あそこは1856年制。



案内板もあった。



場所はこちら。



高台に立っているので、まわりが見下ろせないかな、とちょっと坂道を登ってみた。人がほとんどいない…それは、恐らくはコロナの所為でもあるし（この頃は多少落ち着いていたのだが）、17時過ぎで時間的にもう観光客には遅い所為でもあるし、この辺りが観光的には全くメジャーではない所為もあると思う。



街はあっちではなくて、めぎの背中側にある。



つづく。