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ランス大聖堂の中に入る [2021年秋 ドイツ南西部とフランス北東部]

現在、2021年秋のフランス北東部の旅の話を連載中。

ランス大聖堂の中に入ると、まず側廊の光と影が美しく目に入った。
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振り返ってバラ窓を見る。バラ窓だけでなく上と下の間にもステンドグラスがあるし、壁にはたくさんの像があるし、シャンデリアもあるし、これ一つ一つに注目していたら数日かかっても撮影が終わらなそうだ。
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前を見ると奥も果てしない。
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ここだけでも天井をどのぐらい入れるか、もっと床を入れるか、床ギリギリから見上げて撮るかなど、キリがない…
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天井も面白いし…
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後ろも気になるし…
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側廊の後ろもあるし、進まない…
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ここランス大聖堂は、代々のフランス国王が戴冠式を受けたところ。816年のルイ1世から例えばルイ14世、ルイ16世(マリー・アントワネットの夫)、そして1825年の最後の国王シャルル10世に至るまで、ずらりと名前が書かれてあった。
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ところで、これはその近くで掃除をしていた人を写したもの。いつも思うが、掃除をする人はたいてい有色だ。めぎの学校の掃除夫さんたちもほとんどがそう(そうでなければ東欧系)。そしていつも思うのだが、めぎだって有色なのだ。この紙一重の現実を毎日毎日感じている。そういう機会が毎日あるか否かが、ヨーロッパ暮らしと日本で暮らす事の最も大きな違いの一つではないかと思う。
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神様(神様がいるとして)はこの現実をどう見ているのかな…
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